店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

店主、水を汲みに行く

2007-08-20 14:37:50 | Weblog
 昨日は阿蘇にいくつかある水源地のひとつに行ってきた。
 阿蘇の水源地は、冷たい水の流れのせいでどこも涼しい。
 このクソ暑い時期には観光客が押し寄せてくる。
 水源地は観光バスがばんばんとまるような大きなところから、街の小道の目立たないところにあって車では入れないような小さなところまでいろいろあるけれど、いちおう今回は
「白水水源」
 というところに行ってきた。
 ここはまあ、入場料アリ、レストラン売店アリのすっかり観光地である。
 この暑さに関して人がもくろむことはたいがい同じらしく、けっこうな人である。
 あまり人が多いと熱気で温度があがるんじゃないかと思ったが、お盆も終わったので、ピークは過ぎたみたいだ。
 川のように流れる水に入ると、う~ん、冷たい。
 足首のあたりがキンキンと痛くなってくる冷たさだ。
 もうちょっと深ければ水風呂がわりにつかっていたいが、それでもすぐに水から出ないと全身が冷えそうだ。
 ここは水を汲んで持ち帰れるので、もちろん水も汲んできた。

 帰りは「亀のパン」でパンを買い、どんどこ湯につかってきた。
 全体的に涼しくてくもり日だったので、家にいてゆだっているよりは、はるかにいい休日だった。

店主実家に帰る⑤

2007-08-18 18:15:31 | Weblog
 こんなわけで競馬を無事終えて東京に戻り、翌日にはこっちに戻ってきた。
 盛岡の商店街の中にある地域物産館みたいなお店で、冷麺もゲットした。
 もっとおいしかったのは、何か有名なお菓子の「割れ」の袋だった。
 ゴマ味、クリーム味、イチゴ味のクリーム入りクッキーの割れたやつを袋につめたのだったが、これのイチゴ味の、そこはかとないつぶつぶ感と、しつこくない甘さがよかった。
 そしてこれはおいらがあっというまに食った。

 家に帰ると、早速「お買い物」の箱が届いていた。
 ぶち君が呆れるような、ロデオの服の山と、「高松宮日記」全巻の袋と、「カラカラ」の新しいタオル・・・。
 しょうもないことをしている。
 

店主、実家に帰る④

2007-08-18 17:58:40 | Weblog
 さて、岩手競馬だ。
 前に行ったときは秋で、紅葉の山並みを眺めながら競馬ができたのだが、今回は新緑と花の季節、ハナミズキをはじめいろんな花が、場内に咲いている。
 おいらの行った競馬場の中では、一番風景の美しい競馬場ともいえる。
 敷地をゆったりとり、あちこちに遊べるスペースがあるせいか、家族連れが多い。
 これも殺伐とした南関東や、地元のおじさんのたまり場の荒尾あたりと比べると、違う雰囲気だ。
 お金をかけて競馬場をキレイにし、次世代の競馬ファンも取り込めそうな家族連れ志向なのに、このままつぶれていくのは、もったいない気がする。
 敷地も広いことだし、ショッピングセンターを誘致したり、何か「競馬のほかに(世代別に)もうひとつ」があればいいのに、と思う。
 客を呼ぶことからはじめないと、馬券は売れない。
 売り方も玄人の方向けに「ひとりの人からごっそり」ではなくて、「広く薄くいただく」。こうするしか、ギャンブルは生き残っていけないのだろう。
 またこんなことを書くと、
「そんなのわかってる」
「地方自治体はもう何もできない」
 とかいうツッコミがくるんだろうけどね。
 で、かんじんの馬券はというと、両日とも最初のレースを当ててそれで遊ぶといういつものやり方で的中したので、最初の日は夕食がうなぎ、次の日はおみやげ代が浮いた。

 このうなぎ屋というのもなかなかよかった。
 表は、ちょっとした小料理屋ふうで、やたら間口がひろくてガラスから食ってるところがまる見えとかじゃくなくて、落ち着いて食事ができる。
 突き出しに出たエンドウ、トマトのサラダもおいしい。
 別にソースにこったり、もとの野菜が何かわかんないほどごたごた盛り付けしてあるものではなく、サラッとゆでたエンドウと、キンキンに冷やしたきれいに切った(ここがミソだ、トマトはキレイに切れてないとなんかまずく感じる)トマトを出してくれる。
 まあ、ちょっとしたことなんだけど、
「新鮮な野菜を使って、それをシンプルだけどおいしく食べる」
 ための心づかいなのだろう。
 もちろん、うなぎのほうもおいしい。
 (悪いがこっちのほうにある大手の店は、タレがダメなのだ、しつこく甘すぎて。アレではちょっと後味が悪く、うなぎイコールしつこい感倍増だ。)
 騒がしくなく淡々とした店の中で、すっきりしたタレのうなぎを味わっていると、まだまだおいらも生きていていいような気になった。

  
 
 

店主、カラオケに行く

2007-08-18 13:26:50 | Weblog
 最近はぶち君と月に1、2回カラオケに行く。
 歌う曲は本人の自由にして、だいたいふたりで50曲ぐらい歌うのであるが、ものを食う間以外はほとんど歌っているかもしれない。
 最近のカラオケは、
「そんなもの本当に歌えるのか」
 というような曲までふんだんにある。
 よい例がクィーンの「ブライトン・ロック」である。
 ロジャーとフレディの2役をひとりでこなすのは、とてもしんどい・・・というかしんどいを通りこして、
「なんでおいらがこんなことをしなきゃいけないんだ」
 とさえ思える。
(じゃあやるな、というツッコミはナシだ。)
 それも人は、ロジャーとフレディのマネをしたくなる。
 歌を歌うのは、日常と違うものを楽しみたいからだ。
 それが非日常だからおいらは歌い続ける。
 たとえクィーンファンから殴られそうな点数だとしても。

 最近ぶち君がハマっているのが、秋川雅史氏の「いい日旅立ち」である。
 この曲は百恵・谷村バージョンをおもいっきり引き伸ばして、ひたすら秋川氏の卓越したクラシック系の歌唱力のためにアレンジされた、ねばりすぎた納豆のような曲である。
 カラオケ画面に出る消費カロリーも、今まで歌ったなかではいちばん高い。
 10キロカロリーの後半ぐらい。
 本来は川のようにさらさらと流れていく曲なのだが、ひたすらダラダラと引き延ばしているので、途中の部分だけをとりだしてきいているとまるで長唄か雅楽みたいだ。
 ♪今日から~旅に出る~♪
 この部分だけとっても、本来の何倍の時間がかかることやら。
 つい、
「いつ旅に出るんだよ、早くしろよ」
 とツッコミたくなるのだか。
 たぶんスナックとかでみんなの前で歌ったら、10人中4人はイライラして悪酔いし、3人は寝てしまい、あとの人は帰りたくなるかもしれない。
 これは完全に「コンサートホールで秋川氏に酔う歌」なのだ。
 素人が歌ってはいけない。
 ときどきぶち君は、
「なんでこんなに、(曲の)あちこち伸ばしたりするんだろう、疲れるのに」
 とぼやきつつ歌っているが、そんな歌につきあっているおいらも、軍歌とかを歌ったりするのでおあいこかもしれない。

 

店主むかつく

2007-08-18 12:03:58 | Weblog
 先日某店で仕事をしそていると、地元の和菓子屋のおやじが、売り場にやってきた。
 そいつは売れなくてヒマならしくて、しょっちゅう売り場を白衣姿でウロウロしていて、あちこちで立ち話をしている。
 うるさいデパートならその「うろついて立ち話」だけで注意されるのだが、おやじは注意されないのをいいことに、こんなことを言っていた。
「そんなに声だして客引きばかりしてると、呉服の仕事なんてできないよ」
 ハアァァァァ?
 いつおいらが呉服の仕事なんてしたいって言ったよ。
 こいつは商売に失敗して呉服屋から菓子屋に転業したらしい。
 そしてひとしきり呉服の仕事の薀蓄をたれて帰っていった。
 呉服の売り方で食品を売れるかっていうと、それには無理があるっていうのに。
 
 食料品は声出して売らなければ活気がなくてダメである。
 活気=新鮮さでもあるのだ。
 見るとおやじの売り場は、ただお客が来るのを待っているだけである。
 似た業者のライバル店がすぐそばにあって、そっちは販売の女性が自分からお客様に声をかけて活気があるからみなそっちへ流れていってしまう。
 それを認めたくないらしい。
 しかも中にいる店員(おやしの身内らしい)が売れなくてイライラするのか、明らかに客に見えるところでぶんむくれて顔を引きつらせて立っている。
 そんな顔をして立っている人のところの商品を、お客様は買いたいと思うだろうか?
 バカじゃねえのかこいつら。
 まわりから学べよ。

 「売れないから当り散らす」それだけなんだろうな。
 でもそれは、商売人のすることじゃない。
 こんな程度の低い輩が、けっこういる。
 

店主、溶けるかも。

2007-08-16 18:07:09 | Weblog
 やっと休みに入った。
 今までちょっと体調が悪くてほとんど食欲がなく、昼はうどんやミニクリームパンで済ませていたのに、休みに入ってから腹が減ること。
 昨日の夜から今日の2時までカラオケにいたが、その後で急にカレーが食いたくなり、今日はブランチで「天草大王チキンカレー」をげしげし食う元気さだ。
 あちこちで異常高温だかで日本中がゆだっているのだが。
 
確かに昼ごろに街に出ると、誰も歩いていない。
 図書館に行ってみると、まあそこは冷房がきいているので人はいるが。
 そして図書館のわきの川で、海パンをはいて水浴びしている厨房を発見した。
 厨房はひとりで川に入り、水の中で遊んでいる。
 普通その川は、町ならどこにでもあるようなあまりキレイじゃない小さい川なので、入るヤツもいないんだけどね。
 全身ずぶ濡れで嬉々としてひとりで遊んでいるそいつを見ていたら、おいらも川に飛び込みたくなってきたが。とりあえず世間の目があるのでやめておいた。

 この暑さで、まだ横浜にいたら、夜の気化熱でおいらは発狂していたかもしれない。
 こっちはまだ夜は気化熱があまりないせいか少しは小マシで、夜になるともぞもぞと動き出したくなる。
 最近はぶち君と深夜カラオケに行く。
 だいたい50曲ぐらい歌ってくるのだが、そのぐらい歌うとエネルギーを使うので終わるとハラが減る。
 深夜の2時に、
「ぶち君、カレー食いに行かない?」
 と言って笑われたので、家に帰って天草大王カレーを食っているわけだ。

 

店主、生きている

2007-08-02 15:32:01 | Weblog
 やっと休みになったが、今年はチン事件だらけだった。
 バラしたいのもやまやまだが、まだ今日は家の片づけが終わらないのでまだ後日にする。
 本日も台風が接近しているらしい。
 やっと避難所から戻ったばかりの人もいるのに、またも山のほうは大変なことになるのだろうか。
 市内はまだ今のところ、軽い雨である。
 ヌコどもも今日は机の下のすきまや、靴箱の下に隠れているが、うろつく余裕もないほど暑いらしい。