店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

なんだかなぁ・その1

2006-01-31 22:19:50 | Weblog
 先日、地元のSプラザという店に行った。
 店の入口近くに、バレンタインの飾りつけがしてある。
 見たところ「向いに某デパートで売れた商品によく似た商品を仕入れた(もしくは飾った)」
カンジがミエミエ。
 自分のところらしいもので勝負しないのか?バカじゃん。
 バイヤーとスタッフのセンスを思わず疑いたくなった。
 実家の近くの同じSプラザも、なんかずいぶん前から「安っぽい海外コスメの店」みたいになって、コスメ以外の雑貨がなんとなく貧弱になったので、定期的に見に行くのをやめてしまった。
 なんか・・・ババアのたわごとみたいだか、昔はこの店に行くと「他の店にはないおもしろい輸入雑貨」がいっぱいあって、お店にワクワク感があふれて、見るのも買うのも楽しかったのに。
 この2店だけなのかもしれないが、なんとなく商品の全体量を少なくして「厳選した商品による高級感」を出そうとしているのかもしれないが、おいら的には昔のポップな雰囲気のほうがずっと良かったと思う。
 断っておくが昔の思い出話を語りたいんじゃない。
 それだけ、この店が好きだったということを言いたいんだ。
 高級なのはデパートにまかせておけばいいワケだし。
 地元の店も何度か通ってみて、そのたびに全体に漂う「なんとなく売れ筋しか仕入れてないようなうす味な雰囲気」にがっかりした。
 これだったら某ショッピングセンターに入ってるビレッジバンガードのふざけた雰囲気のほうがよかったかも、とさえ思った。
 マスコミに踊らされたトレンドだけ追っかけてるような平凡なセンスのヒトたちには、もう昔の楽しかった店を作ることなんて・・・できないんだろうな。
 別においらが行かなくなったって、イナカ者と平凡なヒトは、世の中にいっぱいあふれているから売れ続けるだろうし。

 

さて今日は

2006-01-26 23:41:11 | Weblog
 来月半月ぶんの仕事が決まった。
 休みは今のところ3日しかない。
 その休みにも原稿を書くのがおいらである。
 
 来月の後半、実家に帰ろうかと画策している。
 実はこの一年、実家には帰っていない。
「薄情な」
 とか言われそうだが、帰ろうと思うと仕事が入ったりするので、なかなか予定がつかめないのだ。
 (そのかわり毎月、山のように実家に食料を送っているのだが。)
 実家にいるクロ(猫)に会いたい。
 
 そういえばギャンブルレーサーがとうとう終わってしまった。
 いちファンとしてこのマンガを読み続けてきたおいらだが、このマンガをひとことで例えるなら
「スーパーで売っているおつまみのかわきもの珍味のつめあわせ」
 みたいな味だった。
 どう見ても国産じゃないようなピーナツとか、サキイカとか、あられとかが小袋に盛り合わせで入っている袋、あんなカンジである。
 関は、そして田中氏はおいらにいろんなショボイけどゆかいな人生の味を教えてくれた。
 競輪マンガというマイナージャンルだったせいで、大ヒットもアニメ化もしなかったけれど、おいらはたぶんこのマンガを一生ブックオフには売り飛ばさないだろうと思う。
 最後のコミックスが出た時点で、おいらの「ギャンブルレーサーのページ」もお礼の言葉で終わる・・・かもしんない。
 
 
 

一体何が・・・

2006-01-26 00:30:01 | Weblog
 とある20年ほど前の知り合いが、詐欺で逮捕されたもよう。
 しかも2回も。
 もうすでにだいぶ前の事件なのだが、今頃になって知ったおいらは驚いた。
 他の知人も、この件に関して何も言ってこないところをみると、彼と疎遠になっているとはいえ、このことを何も知らないのだろうか。
 同性同名の別人であって欲しい。
(本当に別人だったら大変失礼・・・すいませんが)
 しかし、調べるうちにますます本人じゃねえのかって疑惑が深まっていく。
(おいらの勘違いだったら本当にごめん)
 もし本人だとしたら、歳月の中で何が彼をそうさせたのか。
 おいらはやじ馬な性格なので、ついこの「何が」というのがとても気になってしまう。「人間は変わるもの」と流してしまえないで心のどこかにひっかかる。
 人間が心の襞の中にためこんだものが、とても気になるのだ。
 それはおいらがものを書く人間だからかもしれない。
 それとも単にやじ馬なだけなのかもしれない。
 まあ、その「何が」をおいらが知ったとて、なんの得にもならないんだが。

 そしておいら的にはこれも、歳月の残酷さを感じる事件だ。
 人が老いてシワが増え、髪の毛が薄くなり、容貌が衰えていくのと同じように歳月は人間の心まで蝕んでいくものだから。
 かく言うおいらも歳月に心を蝕まれていないとは言えないしね。
 学生時代のこととなると急に純粋ぶって「あのころのキミはどうしたんだ」なんて言うつもりもないけれど・・・。
 でも被害者のことを考えると一言言いたくなる。
 「どうせ名をあげるなら、他人のモノをかすめるんじゃなくて、もちっと別のほうに頭使えよ」
 確かに騙されるほうにもスキがあるんだろうよ。
 でもって、騙した結果得るものが「金」かい・・・こんなことを書いてるとえんえん虚しい「詐欺論」になってしまいそうだからやめておく。
 これも自分が年を取って、もう二度と昔には戻れないということをまたもや神様に(神様ってこの言い方、あんまし好きじゃないけど、他にいい文句が浮ばない)突きつけられただけなのかもしれない。
 突きつけられて、おいらはまた昨日も鬱になった。
 
 

やっと復調

2006-01-23 12:18:33 | Weblog
 しばらくカゼが抜けず、夜は早く寝ていたのでごぶさたです。
 しかしこのカゼはしつこく、セキ・ノドの痛みがえんえん10日も続き、先日やっと医者に行っておさまりました。
 もちろん下の事件以来温泉にも行ってないばかりか、体が温まるとセキがものすごいことになるので酒も飲んでいません。
 会社の新年会も欠席し、何が楽しくて16日も連続で働いていたのやら。
 しかし、この間にも珍事件は続出・・・。
 DQN新人も入社してきました。(40近い人なのに、かなりDQN度が高い)
 さて、ぼつぼつにいろいろ書きます。

エンジン全開???

2006-01-09 22:25:29 | Weblog
 日曜日ぶち君といつものとうり風呂に行った。
 しかし、いつも行きつけの2つとも、ものすごく駐車場が混雑していて、いかにも人大杉状態らしいので、おいらたちは、もうひとつの隠れたいきつけの某温泉ドームに向かった。
 その途中ぶち君がいつもと違う道を行ってたら、新しくまた温泉ができているのに気がついたので、そこに入ろうかと思い一本道なのでどこかでUターンするつもりで脇道に入った。
 格好のUターン場所と思われる空き地に入ろうとしたら・・・
 ガッ・・・という音がして、そのまま助手席のおいらの側が傾いた。
 そしてズブズブと沈んでいく。
 まずい・・・と思って窓をあけたら、なんとなく湯気が立っている気がする。
 沼か?
 温泉か?
 このユルユルな沈みぐあいは・・・まさか・・・。

 肥溜めに落ちたのかと思ったらそこは側溝だった。
 ヤッホー、ラッキー。
 一生肥溜めにハマルなんて縁がないと思っていたんだぜ。
「こういうところは、ガードレールをつけないといけないのに」
 ぶち君はそう言ってカンカンに怒っている。
 それは正論だ。
 怒れぶち!正義の刃をかざせ!
 じゃなくってさ・・・ちっともラッキーじゃねえよ、車は完全に溝に片輪はまってるぜ。
 おいらたちは車から出てみた。
 しかし、非力なおいらたちにはどうしようもない。
 持ちあげてもエンジンをかけても、どうしようもない。
 例え、年末のギフト商戦で16キロの商品を持って階段のぼったおいらでも、無理だった。
 そうこうするうちに、ぶち君が人を呼ぼうということになって、道の真ん中に立ち手を振った。
 止まってくれた車の一人目は、いかにも非力なおばさんだったので、しかたがない。
 そして二人目の20代らしい、普通っぽい若いカップルのにいちゃんが、
「軽だから、(ぼくが)もちあげればなんとかなりますから、エンジンかけてください」
 と言ってくれた。
 にいちゃんは、がんばって車を持ちあげてくれた。
 そして二回目のトライで車は路上に戻った。

 礼をしようと思ったが、にいちゃんは名前や何かきかれたら、
「よかですよ」
 とさわやかに笑って彼女と立ち去った。
 最初はちょっと性格がキツそうなカオに見えたのに、笑って表情を崩すとすげーいい顔だった。
 彼女も、迷惑そうな顔とかしないで、ずっとにいちゃんの様子を見ていた。
 なんとなく「まずいなら自分も手を貸そうかな」というような、真剣な、思いやりのあるまるで看護婦さんのような顔をして見ていてくれた。

 本当にありがとうよ、にいちゃんたち。
 すげーいい人たちだ。
 こういう人たちがいるなら、若者は少しも腐れてはいないんだぜ。
 (腐れてるのは一部のDQNだけ・・・そういう腐れにはこのにいちゃんたちのツメの垢などを腹いっぱいにぶちこんでやろう)
 おいらはこの恩を忘れないぜ。
 ふたりとも幸せになれよ。
 とこの場を借りておいらは祈っておく。

  
 


39度2分

2006-01-09 21:34:10 | Weblog
 木曜日、もともとカゼ気味だったのが家に帰って熱をはかったらこのとうりである。
 関節も痛いし、だるい。
 でも仕事を休むと、隣にいる通称「催事場のヌシ」という北○というババアがいろいろうるさいので、出勤した。
 このババアは、同じくカゼをひいた人のかわりに来たひとを
「あの人はスーパーあがりだから・・・」とか、いろいろあることないことを言い触らし、他人の仕事を少なくしようとあれこれ画策している。
 その理由は何か・・・自分が他人の仕事を盗ってまで休まず仕事をして、子供もDQNなのでリッチな老後のためにのガッポリ稼ぎたいかららしい。
「主人が言うのよ、オマエが一日仕事を休んだら、一万円の損になるから働け」
「休むと体調がおかしくなるのよね」
 おまえらは、金の亡者か。
 金が欲しい理由はいろいあるだろうが、こんな人間が過労死しても、企業や周囲が責任を問われたらまずいと思う。
 こんなことをあくどいことをしているので北○には、会社からの新年会の回覧が誰からも回されなかったらしい。
「私には、新年会の回覧が来なかったのよね」
 いいかげんに自分の人望のなさに気がつけよ。

元旦・荒尾競馬

2006-01-04 21:42:02 | 競馬
 元旦は例のごとく、荒尾競馬に行きました。
 といっても昼過ぎてからなのですが・・・。
 相変わらず雰囲気はマターリと、澱んだ川の流れのように進行してます。
 荒尾は南関東とかと違って、モニターを見ている人が、あまり熱くないです。
 「そこだ、そこだよっ!」とか「いけっ!」とか叫んでいる人がいるにはいるけれど、なんとなく、誰かが叫ぶこど自体がお約束であったみたいに、決して血走ってなくて、すべてが「なあなあ」状態で進行しているようなカンジです。
 なけなしの金をはたいて買ったヴィトンのバッグの姐ちゃん(でも服はデパートのブランドものでなく、ゆめタウンのやつ・・・例えそうでなくてもブランドじゃなさそうに見えるのは何故??)がウロウロし、その彼氏の茶髪男が馬券がはずれたら、しかたなさそうなカオでなぐさめています。
 なんとなくわびしい・・・。
 でもこれが世の縮図です。たとえ東京でも。
 金のないものはどんなに見栄を張って着飾ろうと、競馬場のなるべく地面に近い席にいるもんです。
 そしておいらです。
 人のウラをかこうと小穴狙いして、見事に轟沈しました。
 ってことで・・・。
 
 

私の犬になれ・・・

2006-01-02 19:59:54 | Weblog
 今年は戌年なので、こんなふざけたタイトルではじまりましたが、皆さん、新年おめでとうございます。
 おいらはすでに40を越えたばあさんなので、あいかわらずぶつくさ言いながら生きています。
 今年は・・・おいらも大病こそしなかったものの、なんかイマイチエンジンののかかりが悪いし、ぶち君が去年いろいろ病気をしたせいもあるので、とりあえず健康管理には気をつけようと思います。
 まあこんなところですね。
 年度はじめの目標ですか?
 ありますよ、でも秘密ですけど。
 口に出すのはカンタンだけどね。