いつだったか、誰かが「性バカ説」というのを提唱したことがあった。
人間は「性善説」「性悪説」というように善悪でとらえるものでなく、最初からバカなのだと。
おいらも、この考えに同意しているんだけど・・・まぁ、百田先生がお怒りになり、ため息をつくのも無理ない。
百田先生は、しごくまっとうな良識あるお人なのである。だからバカが蔓延るのが許せないのだろう。
この本は、最新版「バカカタログ」である。
今更バカについてどうこう言ってもはじまらないのかもしれないけれど、最新バカを反面教師にしてください。若い人も年輪を重ねた方も。
バカをげらげら笑っていられるうちは、あなたの心にも「余裕」があります。
そして、この「余裕」がなくなってしまうと、人はバカに走ります。
「コロナで世界の人が困っている、こんなご時世に心の余裕なんて・・・」
そんなセコい発想をしてはいけません。
ウソでも、見栄でもいいから、バカを非難ではなく、笑いましょう。
それが余裕ですよ。