店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

秋の夜長に読むのは

2018-11-20 19:45:16 | 小説・読んだ本
 いちおう毎年、秋になると長めの小説に取り組んでます。
 「三国志」「史記」などにはじまり、よく読んだのは「平家物語」など歴史ものかな?
 でも、「歴女」とかいうヘンなカテゴリーには入りたくないので、世界文学とか、誰かの全集とか、とにかく長い物を読んでました。
 で、今年はいろいろ家のこともあるので、あんまり真剣な読書テーマを考えなくて、「スマホ落とした・・・」の2作を読みました。
 悲劇ととる喜劇ととるかは読む人しだいだけど。
 なかなか「イヤミス」感も強いので、ぬるい「ハッピーエンド」が好きな人にはオススメしません。  

やはり職人さんはスゴイのだ。

2018-11-20 19:43:16 | Weblog
 大江戸のれん会?で全国を回っている勅使河原さんの鍋を使ってます。
 いつも東京関係の催事で、実演しながら鍋、網、おたまなどを販売されてます。
 今回購入したのは、おでん用の大きな鍋です。
 ウチの「大量煮込み系料理」はこの鍋なくしてはありえません。
 ホーローと違い、こびりつきなどの手入れがしやすいし、アルミ系と違いキズ、へこみにも強いし重宝しています。
 銅鍋関係、網類も種類が豊富で充実しています。
 いつもおじちゃんがコツコツ鍋を作る過程を見ながら、今回はどんなものがあるのだろうかと、売り場を品定めするのが楽しみです。
 催事に来たときに、取っ手なども修理してくれるので、本当にありがたいです。
 このキメ細かいアフターケアも、さすが職人さんですね。
 なんでも安くとか、なんでも使い捨てというのはおいらの性に合わないので、大切に使い倒したいです。
 

家はあるが家なき子に・・・

2018-11-14 08:28:16 | 熊本地震
 家に帰ってきたのは、午後になってからだ。
 昨日は真っ暗で何も見えず、あたりの様子がわからなかったけれど、やはり家屋へのダメージはひどくて、一部の家屋が倒れかかっている。
 家も、倒れてはいなかったが土台から20cmぐらいズレて傾きかかっている。
 これでは、もう住めないだろう。
 そしてネコたちは、一体どうなっているのか?

 しばらく家の前にいたら、隣の家のご主人がやってきた。
 昨日駐車場に逃げた人たちのほとんどがもう、体育館の避難所にいるので、そこへ行ったほうがいいという話になった。
 それなら、避難所に行こうということになり、夫に荷物を取ってきてもらった。
 といっても、まだ余震もひどく、ときどきグラグラとかなり強い揺れの余震が何度も起こっているので、そんなにあれこれ持ち出せるはずもなく、私のスマホと仕事のバッグ、それとわずかな身の回り品だけである。
 よく、「なんてせ持ち出せなかったの」「もったいない」などと、現実をわかってないこと言う輩がいるが、傾いた家の中にいること自体が危険だし、こんなときはモノを動かしただけで、新たな倒壊を生んでしまうこともある。
 欲をかいたらいけないのだ。
 ネコたちは、とりあえず無事にいるようだ。
 いち早く危険を察知したらしく、メスの二匹はもう家から脱出したらしい。
 当日二階の夫の部屋にいた、ズコとバビも無事だった。
 このあとは、どうするか・・・。
 エサをやりに来ながら、助けるしかないだろう。
 

 

歩いても歩いても

2018-11-14 07:59:29 | 熊本地震
 治療が終わって不愉快なまま、またバスを待った。
 やっとバスが来たかと思ったら、今度は乗ったバスがいきなり、町へ入る手前で、
「ここから先へは行けませんので、ここで降りてください」
 と停車した。
 もちろん、乗っているときはなんの説明もなかった。
 町は唯一の交通機関のバス会社から見放されてしまったのだ。
 一体道路は、町はどうなっているんだろう?
バスも通れないほどに、ひどいことになっているのか?

 しかたなく、ズキズキ痛む足を引きずってバス通りを歩いた。
 他の車両はどんどん町に向かって走り、渋滞になるほどの車の多さである。
 バス停にして10個ぐらいの距離をひたすらに歩く。
 幸い、隣を夫が歩いてくれているから、話しながら歩くと少し気が紛れた。
 町の中に入っても、車の多さは変わらない。
 いつもよりお客を載せたタクシーが多いのは、すでにマスコミの取材がはじまっているからなのか・・・。
 この時点ではまだ、車道も歩道も通れたし、ガレキなどの障害物もあまりなかった。
 ところどころ倒壊した家があり、石なども落ちているが、なんとか歩いていけた。
 しかし・・・家は遠い。

 なんで車の量が多いのか?
こんなに混雑するのは、町の花火大会のときぐらいだ。
 しかも、町から外へ出る流れだけでなく、町へとやってくる車両がものすごい。
 びっしり並んだ車の中には、もちろんタクシーの空車なんていないから、またひたすらに歩いた。
こんなひどい目にあわせて・・・今に見てろよ
 そう思いながら。


病院から出てみた

2018-11-14 07:39:39 | 熊本地震
 翌朝、病院から出てみると、すっきりした晴れの天気だった。
「皮膚科の専門医で診察を受けてください」とのことなので、ひとまず皮膚科の医者を探したが、近場の医者は避難しているのか不在だった。
 そうこうするうちにお腹がすいてくる。
 病院近くのコンビニが営業していたので、そこでお弁当を買い、あたりを散策した。
 病院の近辺は、あまり地震の被害がないようで、静かなものである。
 でも公園やベンチがないから、ウロウロとあたりを探していると・・・。
 バス停近くのお弁当屋さんが、窓から顔を出して
「ここ、使っていいですよ」
 と、自分のお店の前にある椅子を提供してくれた。
 私たちが持ってるお弁当は、他の店のものなのに・・・。
 ずっと痛い足を引きずって歩いたあとで、この親切がありがたくて、涙が出そうになった。

 家には、バスを乗り継がなくては帰れない。
 とりあえず、水前寺方面まで出て、そこからまた益城方面行きのバスに乗らなくてはいけないのだ。
 バスのダイヤも乱れているのか、バスはなかなか来なかった。
 窓の外の景色を見ていると、水前寺方面は倒れているいる家もなく、道路もいつもどうり混雑とているが、救急車などの音も聞こえてこなかった。
 昨日の夜の大混乱を思い出すと、別世界の別の町のようである。
 ウチの町だけが・・・なんであんなことに・・・。(このときはまだ他の市町村の被害がよくわかっていなかったので、特にそう思ってしまったのである)
ウチの町に何が起こっているのだ。

 水前寺方面に着くと、そこでやっと開いている病院を見つけて治療してもらった。
・・・それはいいが、突然のことだったので保険証も家に置いたままなので困った。
しかもその病院の受付の若い女がものすごいバカで、状況を説明しても、パニックになっているのか「保険証がない場合は全額負担です」をくりかえすだけだった。ちゃんと後での対処のしかたがあるはずなのに(怒)

店主温泉に行く43

2018-11-14 07:21:03 | 温泉
 今回は以前に紹介した小国の「豊礼の湯」のリニューアル版です。
 地震からこちら、ここも少しずつ変化しているようです。
 以前から、家族風呂が増え、「露天」「ヒノキ」などができたのですが、これは普通の家族風呂の画像です。

 露天じゃないけれど、雄大な山の風景が窓から見えます。
 地震の前までは、地熱を使って卵などの蒸し料理ができる「土管」も、コンクリート土管むき出しだったのですが、今はレンガっぽいオシャレな造りになり、3台増えて混雑も少し解消したようです。
 独特の水色っぽい濁った湯は相変わらず、保温力が強いです。
 まだ途中道路は、熊本方面からだと菊池ルートか、ミルクロード経由でしか行けませんが、雪が降らないうちに行ってみるといいと思います。

 

ゲージの中のだいもん

2018-11-13 07:27:01 | ネコ


 ワクチン注射に行ったときのだいもん君です。
 さすがに、「のわ~ん」と鳴かずにじっとしています。

 動物病院に行くとき、一番大騒ぎするのは、「ずん」です。
 普段はほとんど鳴かないのに、大騒ぎのうえしがみつくわで大変です。
 ゲージに入れるのが大変なのは、女の子なのに「きゃびぃ」で、水入れや椅子をひっくりかえし、カーテンレールの上からオ仕入れまで、家中逃げ回ってなかなかつかまりません。
 もうすぐ、そんなきゃびぃも注射です。
 今年はどんな大立ち回りをするんですかね。

益城町のマンホール

2018-11-12 19:09:17 | Weblog
 今日自宅に戻ったときに見てみました。
 いちおう、ウチの近くの道路は地震のこともあり、比較的新しいものだと思いますが。
 よくある、単なる網目模様に町のマーク入りのものでした。
 たぶん、地震のこともあり、派手派手なものを作ったりすると、「義援金の無駄遣い」とか叩かれるからかもしれません。それなら、地味でもいいじゃんか。
 で、これはお隣の菊陽町のものです。

 肥後六花に、確か菊もあったと思います。
 菊陽町には、名産の人参のキャラ、「キャロッピー君」があったのですが、そういうのではありませんでした。
 もしかして、ご当地マンホールとは、それぞれの市町村の観光スポットとかそういう場所にしかないものなんですかね?
 仕事先とか、また見てきます。