店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

店主中古車屋に行く

2009-06-18 21:13:30 | Weblog
 先日店主は、某中古車店に行った(ここで「新し物好きのくせにエコカーを買わないなんて」というツッコミはナシである。)
 この店はまあ、ここらへんでは最大手らしく、保有台数も多めである。
 敷地も広く、ギチギチに停めてあるというより、広めの駐車場のようなカンジで中までゆっくり見ることができるので、とても見やすい店である。
 店の人もすぐには寄ってこない。べったりマークされてつきまとわれることがないので、その点気楽でもある。
 車種も400万円超の高級車から、商業用軽トラまでいろいろある。
 まずはゆっくりぶらぶら歩いてみる。

 ①車高を下げたり改造してないスカイラインは、まず…ない。
 ②スポーツ系の車は、たいがい車高が下がっていて、見るからに族車仕様だ。
 ③ピンクやパステルブルーといったかわいい色の軽は高い。
 ④白以外の色の軽トラがほとんどない

 別に軽トラを買うわけじゃないけど、軽トラはたいてい白だ。
 農村の緑には、清清しい白が似合うのか???

 そんなことを考えながら、ぶらぶらと歩く。
 平成一年式、白のサンルーフつきソアラ・・・値段は「店のものにきいてください」と書いてある。
 おいらの心の中に住む魔物が、
「それおもしろそうじゃん・・・ソアラなんだよ、ソアラ」
 と囁く。
 あのバブルの残影をひきずる美しい純白のボディ、ここらへんの海岸でやってたら日焼けするだけであんま意味のないようなサンルーフ・・・。
 いったい、いくらなんだろう・・・そしてこの車の正体は???
 まさか走り出したとたん、バリバリいってエンストとかじゃないよな?
 思わず店員をつかまえてききそうになる衝動を、おいらはかろうじて抑えた。
 少しは、大人になったもんである。(どこが??)

 しばらく見ているうちに、おいらは敷地の一角にとめてあった、ある車に気がついた。
 適度にボロくて、適度に古い某アメ車である。
 「これなら以外に安いかもね」
 ミエっぱりなおいらは、外車好きである。
 たとえそれが燃費が悪かろうと、おいらの金なんだからいいじゃん、とか考えてしまうのがおいらのバカなところなんだが、外車のあの国産車にないゆったりとした車内と、狼の性能のアンバランスがおいらをミョーに惹きつけるのだ。
 愚かと言いたければ言え、どうせ一度しかない人生なんだからおもしろい車に乗らなきゃ・・・。
 ナンバーは他県のもの、内装は・・・あれ・・・ちょっと高級アメ車にしては車内が・・・なんか車内に書類みたいなモノが・・・。
「ぶち君、これどうよ?」
 おいらは隣にいたぶち君にきいてみた。
 ぶち君はあきれたかのように、
「●●ちゃん(おいらの本名)、それは他のお客さんの車だってば」
 そうだった・・・ここは展示場と駐車場が一緒で、展示車の中に自分の車を停めるようになっているのだった。

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しげり)
2009-06-19 16:32:36
車を持っていないこともあり、よくわからんのですが
平成1年式の車ってまだ売り物になるのか…。
返信する
Unknown (さがみや)
2009-06-25 20:42:44
 十分売り物でよん。
 そのあと、某外車の中古車の雑誌を買ったのですが・・・そこにはおいらの誕生日同然の車とか、おいらが中学生の頃にたぶんそこらへんの路上を走ってたかもしんない車とかいろいろありました。
 まあ、クラシックカーではありませんが、レトロが好きな方もいるということで・・・。
返信する
Unknown (しげり)
2009-07-01 16:42:08
昔の車の方が好みだから、私もレトロ好きなのかもしれないわ。
ソアラの件を知人に話してみた。
「あのころ憧れたけど、買えなかったんだよ。今なら買えるな」と言っていました。
こういう人も買うのかも。
返信する

コメントを投稿