
「旦那さんはアスペルガー」
野波ツナ 著
夫がアスペルガー症候群のマンガ家による、家族の立場から著された本です。
うちの夫婦とは丁度男女が逆だし、アキラさんと妻の障がいのタイプは違うようなので、似たところよりも違う部分の方が多く、意外と普通の本を読むような気持ちで読めました。
でも、読んでいてハッとさせられた箇所も、いくつもありました。
「実際は私の言葉は
アキラさんに
刺さってもいなくて
むなしく通り抜けて
むこう側にいってたんだ…」
(P118)
「アキラさんは
今も昔も
そして
これからもずっと
同じ場所で
『アキラさん』として
一人で立っている…」
(P123)
僕も妻との生活で、正直、色々あります。
一緒に歩いていくのは、一筋縄ではいきません。
でも、僕にとって、妻はかけがえのない大切な存在であることも、間違いありません。
いつまでも隣にいたい。
一緒に笑っていたいです。