新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

当事者の視点から

2013-04-28 22:26:39 | メンタルヘルス


「旦那さんはアスペルガー」
野波ツナ 著

夫がアスペルガー症候群のマンガ家による、家族の立場から著された本です。

うちの夫婦とは丁度男女が逆だし、アキラさんと妻の障がいのタイプは違うようなので、似たところよりも違う部分の方が多く、意外と普通の本を読むような気持ちで読めました。

でも、読んでいてハッとさせられた箇所も、いくつもありました。

「実際は私の言葉は
 アキラさんに
 刺さってもいなくて
 むなしく通り抜けて
 むこう側にいってたんだ…」
 (P118)

「アキラさんは
 今も昔も
 そして
 これからもずっと
 同じ場所で
 『アキラさん』として
 一人で立っている…」
 (P123)

僕も妻との生活で、正直、色々あります。

一緒に歩いていくのは、一筋縄ではいきません。

でも、僕にとって、妻はかけがえのない大切な存在であることも、間違いありません。

いつまでも隣にいたい。

一緒に笑っていたいです。