最近のNHK「日曜討論」が毎週のように例の安全保障法案のことをとりあげています。今日は特に、それを専門としている評論家4人による討論なので、内容が整理されていて勉強になります。
先ほどから議論を聞いていると、法案賛成派の二人は何の根拠もなく「必要だ」と言い立てるのみ、せいぜいが政府の見解や国会答弁を繰り返し、安倍首相と同じく、無関係な例え話を持ち出すくらいが関の山で、反対派の二人は、きちんと根拠を示したうえで、今回の法案の必要性そのものに疑問を呈している。
どちらに理があるか、一目瞭然に思えます。
特に首都大学東京の木村准教授。冷静で的確な発言が素晴らしいです。人として、ぜひ見習いたいと思います。
小泉構造改革の時以来、その時々の問題に対して、政治や報道において、本質的な議論をはぐらかし、反対者の揚げ足取りに終始する底の浅い論法が、この国ではまかり通ってきました。今でも、首相をはじめこの法案に賛成する人間は、嘘やまやかしを繰り返して、自らの主張を押し通そうとしているように見えます。
ここにきて、やっと、まともな議論を目にした気がします。これは賛成派がやり込められているからいいという訳ではなく、話をする際に相手を打ち負かすのを目的にするのではなく、ディベートのルールに従って問題の深化と議論の充実を図ってくださいよということです。法案賛成派も、聞くに値する話をしてくれたらいいんです。相変わらず、無関係な話を持ち出して、議論を雲散霧消させて丸め込もうとする意図が見え隠れします。
せっかくの機会なんだから、本質的な議論をしてください。ほら、ついに司会者からも言われたじゃない、岡本先生。「木村さんが聞いたのは、そのことじゃない」って。
見苦しいよ。
ああ、終わっちゃった。
結局、賛成派は、一番根本的な二つの問題、「この法案に立法必要性があるか」という疑問には、政府見解や与党政府の国会答弁以上の専門家らしい深い見解はまるで示せず、「憲法改正してからやるべき」という、ごくまっとうな指摘には、はぐらかしとスルーを決め込んで、まともに答えもしませんでしたね。
これで、一生懸命「必要な法案だ」って力説されてもねえ…。その必要性を、自分自身が説明できてないじゃない。
やれやれ…。
先ほどから議論を聞いていると、法案賛成派の二人は何の根拠もなく「必要だ」と言い立てるのみ、せいぜいが政府の見解や国会答弁を繰り返し、安倍首相と同じく、無関係な例え話を持ち出すくらいが関の山で、反対派の二人は、きちんと根拠を示したうえで、今回の法案の必要性そのものに疑問を呈している。
どちらに理があるか、一目瞭然に思えます。
特に首都大学東京の木村准教授。冷静で的確な発言が素晴らしいです。人として、ぜひ見習いたいと思います。
小泉構造改革の時以来、その時々の問題に対して、政治や報道において、本質的な議論をはぐらかし、反対者の揚げ足取りに終始する底の浅い論法が、この国ではまかり通ってきました。今でも、首相をはじめこの法案に賛成する人間は、嘘やまやかしを繰り返して、自らの主張を押し通そうとしているように見えます。
ここにきて、やっと、まともな議論を目にした気がします。これは賛成派がやり込められているからいいという訳ではなく、話をする際に相手を打ち負かすのを目的にするのではなく、ディベートのルールに従って問題の深化と議論の充実を図ってくださいよということです。法案賛成派も、聞くに値する話をしてくれたらいいんです。相変わらず、無関係な話を持ち出して、議論を雲散霧消させて丸め込もうとする意図が見え隠れします。
せっかくの機会なんだから、本質的な議論をしてください。ほら、ついに司会者からも言われたじゃない、岡本先生。「木村さんが聞いたのは、そのことじゃない」って。
見苦しいよ。
ああ、終わっちゃった。
結局、賛成派は、一番根本的な二つの問題、「この法案に立法必要性があるか」という疑問には、政府見解や与党政府の国会答弁以上の専門家らしい深い見解はまるで示せず、「憲法改正してからやるべき」という、ごくまっとうな指摘には、はぐらかしとスルーを決め込んで、まともに答えもしませんでしたね。
これで、一生懸命「必要な法案だ」って力説されてもねえ…。その必要性を、自分自身が説明できてないじゃない。
やれやれ…。