
マニアックな雑誌を次々と世に送り出すデアゴスティーニが、新たに始めたDVDマガジン。「東宝・新東宝戦争映画DVDコレクション」。
以前、「東宝特撮映画DVDコレクション」が出されていた時、ラインナップに怪獣映画だけでなくホラーまで入っているのに、戦争映画が全く入っていなかったから、何故だろうとは思っていたんですよね。こんな形でまとめてくるとは思いませんでした。映画「永遠の0」の興行的成功とか、このところの世の中の流れに呼応しているのでしょうね。
買おうかどうしようかと迷っていたのですが、第一号が「連合艦隊」だというから、つい買ってしまいました。劇場公開時、中学生でしたが、今でも鮮烈な印象のある作品です(作品自体については、DVDを見てから改めて)。
巻末に掲げられたラインナップを見ると、「独立愚連隊」シリーズや「日本のいちばん長い日」「激動の昭和史 沖縄決戦」といった、岡本喜八監督の一連の反戦映画が入っているのが嬉しいですね。あ、でも「血と砂」や「どぶ鼠作戦」がない。「以下続刊」とあるから、追加で入ってほしいです。是非。
ラインナップに挙げられた作品で、知ってる範囲では、正直、中途半端な作品も多いので、懐具合も考えると、どうしても気に入ってる作品だけを買うことになりそうです。となると、喜八作品以外は、二つ、三つくらいかな。
無駄遣い厳禁。お小遣いは大切に。
ところで、こんなお題なので念のために書いておきますが、僕は憲法9条は変えるべきではないと考えています。普段の選挙でも、いわゆる「護憲派」に投票しています。
うちは親戚に共産党員がいた関係で、一般紙の他に赤旗を長いこと購読してました。
一般紙は読売、朝日、毎日を、一、二年ごとに変えてました(要するに、その時、景品の良いのを持ってきたところに乗り換えるんです)から、読売新聞と赤旗を同時購読とか、かなり節操のないことをしてましたね(笑)。
お陰で、一つの物事には多面的な見方があることが自然と身に付きました。数少ない、親に感謝していることの一つです。
護憲派に票を入れるのは、この生い立ちによる部分と、あと、僕の母親の一番上の方のお兄さん達が、二人ほど学徒動員で戦死しているから。終戦直後に産まれた母は、遺影でしか知らない兄がいます。そんな悲劇を繰り返してはいけないと思うんです。
私も 父が 朝日新聞の 愛読書だった影響か 完全無欠な護憲派でありますっ!
最近の日本の右傾化には ハラハラしております。
(^-^)v