みやこ海風だより

市議会報告からNPO活動、海を活用したまちづくり、文化創出のまちづくりをベースにしたつぶやきです。

温暖化

2007-06-14 10:09:57 | 海だより
 仕事や依頼された講演、原稿書きの忙しいピークも過ぎた。ホッと一息入れて飲み会だ、やれ会合だと次々予定を入れていたら今度はこっちの方が忙しくなってきた。今週はかなりの夜の会合があり、残るはあと2回だ。昨日はトリプルヘッダー。疲れも徐々にたまってきた。そろそろマッサージにでも行かねば。。。

 それにしても暑い日が続いている。特に小生の会社のある場所は海辺から離れているため、予想の気温より3~4度は高い。その日の予想気温が25度であれば30度近くになることを覚悟しなければならない。20度でも少し低いかな~と思わず、それより高くなることをいつも想定している。宮古地方の天気や温度などの観測地点は海風などが入る海辺の高台にあるため、市街地との温度差はかなりあると思っている。そこの観測がデータの元になっているので、よくテレビの天気番組で「沿岸の宮古は本日は20度と気温が上がらなかったようです」などの発表を聞くが、それはその場所だけであって、全体に気温は高い所の方が多いと思っている。

 そこで気になるのが地球温暖化。原因となる二酸化炭素の排出は人的起源が確定されいる。地球上の平均気温が1度上昇すると熱波の増加と穀物への被害、2度上昇で生態系絶滅の危機、水不足数万人への被害増加、3度で大幅に穀物に打撃、4度上昇で生態系絶滅、貧困層への打撃甚大などの問題が待っている。
 もちろん海洋にも影響があり、酸性化ややはり二酸化炭素の吸収が少なくなっている。
 持続可能な社会を形成するためにも、気温の動向と共に地球温暖化の現状に関心を持ちながら課題解決のための行動や意識を高めていくことが大事だろう。

森の講演会

2007-06-10 21:58:38 | 風待ち談話
 本日、岩泉町にある早坂高原で行われた植樹祭に足を運んだ。植樹のあとに行われる森の講演会でスピーカーを務めるためである。日曜日に山に行くことなんて何十年ぶりだろうか。毎週日曜日は海にいくことが当たり前の生活なので、緑の映える山道を車で走っている自分が何か新鮮な感じがした。たまには山もいい。
 ルートは宮古から新里、押角経由で向かったが、途中、押角トンネル手前で、黒い物体に遭遇!!!それは、なんと熊ではないか!それも小熊だ。さあっ~と車の前を横切っていった。黒々とした小さな身体が愛らしいが、近くにはきっと親熊がいたんだろうな。「くわばら、くわばら」そちらには会わなくてホッとしている。
 さらに455号線を走っていると山林が何かにぎやかだ。ジージージー、と鳴声のような音が聴こえてくる。最初は車の故障の音かと思って車を停めてみた。でも、違う。何とその音はセミの声ではないか!!こんなにも早く、山ではセミが鳴いているのだ。驚いた。そして会場の早坂高原レストハウス周辺は、それ以上の鳴声、セミ声のシャワー状態だ。海の自然もすごいけど、山の自然も神秘的で凄い。熊にセミ。帰りは蛇にも遭遇。なんともはやジオグラッフィクの世界みたいな一日だっだ。
 森の講演会には多くの人が集まっていた。山で海の話をするというのもまた格別である。緑の樹々に囲まれた中で、私たちのNPO活動の話から、海の中の森づくり、地球カレンダーなどの話をしながら自然環境の大切さを訴えたつもりだ。参加者にうまく伝えられたかは分からないが、参加してくれた子どもから大人までが真剣に聞いてくれていたようだ。本当にありがたかった。本日の多くの出会いに感謝したい。
 まずは、大きなイベントを一つクリアした。どっとはれぇ。

 そして夜は夜でブラフマンのコンサート。ついさっき終わったが、これがいや~~すごいの何のって、初めてでしょ、今のパンクロック!まだ耳の中ガンガンしてます。観客ダイブにもビックリ。これが今の当たり前なんだって。そして女優の奥さん、りょうさんしっかりと見て来ました。これだけで満足っす!自分。 

ブラフマン

2007-06-08 17:51:29 | まちネタニュース
 ブラフマンというロックバンドが今度の日曜日、宮古市民文化会館でコンサートを行う。それをプロデュースしている知り合いのY君からチケットをもらった。このバンドはかなりメジャーで若者に絶大な人気があるという。ボーカルの奥さんもまた有名な女優(りょう)さんということで、チケットの売れ行きもいいようだ。せっかくの誘いなので行くつもりだ。しかし、ロックというものここ何十年と聴いていない。今のロックをどこまで聴く事ができるか、これも勉強だ。
 学生時代にはよくコンサートに行った。フォークを中心にジャズやイージーリスニングなどのジャンルを聴いたが、ロックは数えるほどしかない。でもロックと言えば、自分の中でギザ凄かったのはグランドファンクを日本武道館の最前列で聴いたことである。ラッキーにも友人が最前列チケットを何枚か確保したため誘われたのだ。
 会場は異様な熱気だった。お~~これがロックの空気かと思った。そして開演と同時にアリーナの観衆は怒濤のごとく全員総立ち!!になった。田舎者の小生は立ち上がりに出遅れてしまったが、何気に周りのみんなに合わせてノリノリになった。でも途中で疲れて一人イスに座った事を覚えている。周りがノッているのに一人座ってるのも何となく異様だが。
 そしてステージ上では、メンバーが火は吐くは、ギターは壊すはのハードロックだった。

 これを書いているうちに思い出した。
 そのグランドファンクのコンサートチケットが残っていた事を。これがそれである。1975年5月22日、最前列で横3番目の席である。懐かしい~な。
 

 さて、そのブラフマンのメンバーと女優の奥さんも来宮するが、日中はヨットハーバーで休憩を取ることになった。新鮮な海の幸を焼きながらのバーベキューを楽しむ予定だが、いい思い出をこの海で、この宮古で作っていってほしい。
 よし、今夜はブラフマンのDVDを見るぞ!!いェ~~い!!って、こんなノリでいいのかな~?

アメリカズカップ

2007-06-07 17:10:45 | セーリング
 このところやけに気候が不安定だ。昨日から大きな雷が鳴り響き、稲妻が空を走っている。今日も夕方から崩れだし、天空にはゴロゴロと再び大きな音が。。昨日のような大きな音の雷も珍しい。ヨットハーバーにいるマークもびっくりしていた。ニュージーランドでもこんな雷は少ないという。

 さて、アメリカズカップへの挑戦者を決める予選のルイ・ビトンカップで、とうとうニュージーランドが優勝した。イタリアのルナロッサを5戦全勝で下しての勝利だ。予想されていた結果とはいえ、さすがの実力チームだ。今回の会場バレンシアはあまり気象条件はよくなかったようだ。各チームの気象予報がうまくいかずに苦戦していた。しかし、チームニュージーランドに伝えられた予報は適中していたらしい。そのニュージーランド艇には、あの元F1のミハエル・シューマッハも18番目のクルー(ゲスト)として乗り込んでいる。

 写真は昨年と2年前、オークランドで写したものだ。シンジゲートでこの大会に備えていたニュージーランドのカップ艇だ。





 さらに下記の写真は、過去の大会でニュージランドが優勝した時のカップ艇。今では世界各国の観光客らを乗せたクルージング艇として活躍している。料金もそれなりにかなり高い。








 ところで、アメリカズカップといえば、大会が始まって以来140年ほどカップはアメリカから出ることがなかった。それだけにアメリカが強く、多くの国が挑戦しては敗れ続けてきた。その歴史の中で有名なアメリカの艇が数々あるが、その中の一つ1943年に優勝したという「エンデバー号」が宮古港に入港するという。日程は7月22日から31日まで。現在、函館にいるようだが、全長39メートルあまりの大きく美しいヨットだ。模型としても長い人気を誇るヨットの一つである。
 オーナーと家族、専属クルーらによるプライベート航海のようだ。まだ詳細は分からないが入港が待ち遠しい。


自然に遊ぶ

2007-06-06 10:14:45 | 風待ち談話
 今度の日曜日、近隣の自治体の植樹祭に招かれ、そこで海の話をすることになっている。
う~~ん、何を話そうか。まだしっかりとした内容がまとまらないでいる。
 そんな時、ふと自然とは何なのだろうか、と考えてみた。

 どんなに科学技術が発達したり進化しても人が自然の中で生かされていることは不変なことである。この自然を身近に感じ取れる機会や環境があるということは、とても幸せなことでもある。
 現代人は自然と触れ合う機会が欠如していると言われるが、自分の人生観など客観的に見直す場所や時間が必要な時、人はこの自然の中に身を置く事が一番いいと思う。そこで何か「大事」なモノに気付く事が出来るのではないか。
 大事なモノとは、人によって違いはあるが、健康だったり、家族だったり実は身近な所にこそ本当の大事なモノがあるかも知れない。利益優先の社会で、自己と目先の利益のためだけに働き、環境やルールを無視した社会にあっては、こうした考えは持ちにくい。自然の中にいるからこそ、思考の機会は多く与えられていくものだろう。
 子どもたちにとっても自然との関わりは成長の過程でも大事な要素だ。発達障害なども自然や人との関わりが出来ないから起こるのであろうか。前頭葉を活性化させるためにも自然体験は大事だという。
 野山を駈けて、川に潜って小魚を追いかけ、海や砂浜で真っ黒になって遊ぶ。そんなあたり前の光景が失われている。
 しかし、そんな当たり前な事が出来る山川海の素晴らしい環境が、この地域にこの町にあることを忘れてはならない。

またまた尻に火が。。 

2007-06-04 11:48:59 | 風待ち談話
 ちょっと油断しているといつもながらのツケが来る。4月に続いてまたまた山のような資料、原稿づくりが迫って来ている。
 まだ大丈夫だと余裕をこいではいたが、気が付くともう締切も間近だ!そして相変わらず一歩が踏み出せないでいる。自分の仕事もハードな上にNPOやヨットなどの行事が次々と入り、なかなかスイッチが入らない。
 今回の資料、原稿もすべてNPO関係のものだ。一つは来週に迫る講演の資料づくり。一つは先日、東京で発表した日本マリーナビーチ協会助成事業を含めたNPO全体の紹介記事。それもなんと4千字。これはかなりのトホホな状態。さらには例の連載となった新聞のコラム。それら3つの締切が同時期に怒濤のように迫って来ている。。大丈夫か、自分?
 適当なことも書けないし、見直しの時間も必要だ。もう今週はこれに没頭するしかない。
 でも飲み会に誘われたら、リフレッシュにとばかりホイホイついていく自分が見えるようで怖いな~(笑)。。。
 
 

 

高総体

2007-06-02 21:45:28 | セーリング
 本日と明日の日程で宮古湾で行われている高校総体ヨット競技。選手にとって今年の東北大会、インターハイにつながる大事なレースだ。本日は気温は低かったが東風のまずまずのコンディションで予定通り4レース行った。男子6艇、女子5艇が出場。例年に比べて艇数も減り、今年はとうとう釜石北も参加せず宮古勢だけの寂しい大会となった。来年以降の釜石勢の奮起を期待したい。
 最終結果は明日(2レース)をもって決まるが、風の見方、コースの取り方、カバーの仕方などなど全体的に見てもまだまだのレベルといった感じだ。これも東北大会まできちんと調整できるか、より一層の努力が望まれる。
 が、明日はもっとおもしろい白熱したレースを展開してほしいものだ。