クローゼットの天井からシミ、エアコンの水漏れでした

江東区亀戸で電気屋やってます、『沼ちゃん』　こと栄電気の沼澤です。

電気屋って仕事はお客様の家の中に入っていく仕事なので、様々な出来事があります。　

そんな出来事をこのブログでは２００５年から書き続けています。　

涙あり、笑いあり。仕事以外の事も時々書いています。　

さぁ 今回の出来事は・・・


江東区亀戸のＫ様がエアコンをお買い上げいただき、工事となりました。　

事前に調査をしたところ、半分？配管が天井に埋め込まれています。　

クローゼットの天井部で配管が接続するマンションの仕様です。うーむ、それだったら点検口くらい作るよね。　

さらに言うと、クローゼットの天井にシミが出ていたので、恐らく水漏れが発生しているのではないかと推測しました。　




こんな感じでクローゼットの上にエアコンが設置されています。クローゼットの天井部を開口したところ、水が落ちてきました。　



この水漏れの原因は、室内機側の配管の穴の位置より、外壁の配管の位置が高い為です。　

エアコンの水の流れの勾配が逆になっているという事です。　

このまま同じように取り付けしては、再び水漏れが発生してしまいます。　

そこで、室内機を少し上に取り付ける事にしました。　



配管の穴を少し上に広げます。　



これで勾配がとれました。　



室内機の下が既存の壁紙の跡がでてしまうので、後日この部分だけ壁紙を貼る事にしました。



クローゼットの天井を修復して本日は完了しました。　

マンションにはこのような設計ミスの部屋が少なくありません。　数年住んでみないと分からないという所もあります。　

先日は、リフォームしたばかりのマンションのエアコン工事で同じように、水の経路が逆勾配なので、作業は中止してリフォームをやり直した方が良いように助言しました。　

そのまま作業をしていたら、来年の夏には水漏れ起こす可能性ありますからね。　

今回は解決策が見つかって良かったです。

Ｋ様、ご依頼ありがとうございました。



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