
休みの都合がつきまして、見ることが出来ました「ミスタームーンライト」。
TOHOシネマ系で公開されるので近所の映画館で見れるかなと思っていましたが、
残念ながらここでは公開されず。やや遠い場所にある映画館へ
遠出する事になりました。ビートルズ関係の映画とはいえ、
メインは関係者のインタビューですので仕方ないかなと。
それも1日1回の上映ですので寂しい限りです。
映画はビートルズのデビュー当時の担当ディレクターの
売り込みの苦労話から始まり、(当時はアメリカの音楽が中心で、
イギリスの音楽は注目されていなかったとの事)
次第に認知度が高くなり影響力が出るようになって
日本に呼べないかという話も出てくるわけです。
その頃には世界的に有名となり、用意する外貨も必要となったり、
警備はどうするか、そもそもどこで演奏するか等、
課題が山積みです。その辺りのエピソードを中心に50人以上の
出演者が語っていきます。全体としては、真面目に作られていて
少々かたいかなってところもありますが、
なかなか上手く編集されていて、ずっと見入っていました。
出演した人たちはみんなビートルズが好きなんだなぁと感じましたね。
願わくば当時の武道館公演のTV放送時に、先導車のパトカーの
サイレンをバックに流れたという「ミスタームーンライト」の映像を
見たかったかなと。自分は武道館公演は、ドリフターズの前座しか
見たことないので…。
興味深かったのが、小説家の高橋克彦さんの話。
昔、何かの記事で読んだビートルズに初めて会った日本人の少年の話、
本人の苦労話を聞けたのはよかったかな。
カメラを置き忘れて無くしたのは本当に残念な事ですが。
ビートルズが来日した1966年、台風の影響で大幅に到着時間が遅れ、着いたのが夜中の3事半過ぎだったそうです。
ホテルに向かうパトカーに先導される場面が映し出されて、その時にバックに流れたのが「ミスタームーンライト」で、『とても印象的だった』という話をビートルズの行動に密着して写真集を出した浅井 慎平がインタビューに応えているのを観た覚えがあります。もしかすると違う人だったかも知れませんが・・・
多分、その映像が武道館公演の前に使われたんでしょうね ♬
到着時のドタバタした様子、映画でも語られていましたね。
当時放送されたパトカーのサイレンをバックに「ミスタームーンライト」が
流れた時のインパクトは大きかったとの事です。
映画のタイトルに使われたのも納得かなと。
当時放送された武道館公演って、再放送されていないんですかね?