某ディスクユニオンのHPを見ていたら、万有引力のベスト盤CDが
久しぶりに発売されるとの記事を見つけました。
【予約情報】J.A.シーザーによる劇団“演劇実験室◎万有引力◎”のベスト盤CD第4弾がリリース決定
2014年から17年にかけて上演された演劇からのセレクトですが、
この時期は全く見に行くことが出来なかったので、「身毒丸」、「奴婢訓」、
「レミング」といった重要な演劇を生で見れてないんですよね。
劇中で使用された音楽だけでも聴きたいので、買うつもりです。
(なお、アジアンクラックの通販サイトではすでに購入可能です。
VOL5についてもすでに製作中だとか)
「身毒丸」についてはDVDを購入してますね。(NO.19参照)
そういえば、シーザー関連の記事って暫く書いていないなぁと思っていたら、
前回書いたのが、もう1年以上前になるのですね。
という事で久しぶりにCDを探してみました。今回もライブ音源です。
前回紹介したNO.38のライブから4年後、場所は同じ新宿FACEでの
ライブ音源となります。2016年5月3日4日に行われたライブから
選ばれた37曲を収録した2枚組で、音質にも拘っているものです。
ライブ復活してからは、一つの合唱曲をメインテーマに
5~6部程度に構成され、最後にメインテーマの合唱曲を演奏して
終了するというパターンが定着した感じですね。
2012年は「山に上りて告げよ」、2013年は「大鳥の来る日」、
そして今回の2016年は、「荒野より」。
これは、「ある家族の血の起源」という1973年にイランで
初演が行われた演劇のラストに演奏された曲です。
第1部は「少女革命ウテナ」に使用された合唱曲から。
NO.20で紹介した劇場版の曲からの収録です。残念ながら、
声優の榊原ゆいさんがボーカルをとった曲はカットされています。
第2部は「ある家族の血の起源」に使用されている曲からセレクト。
演劇風の 演出だったとの事。
第3部はシーザー名曲集。ここでようやくシーザーの歌声が堪能出来ます。
日替わりで色々な曲を歌っています。
シーザー自身、歌はいい味を出しているのですが、
あまり歌いたがらないですね。何か勿体ないです。
「ソドムの杉天牛」とかカッコいい曲だと思いますよ。
第4部は「歌姫絶唱」。女性アーチストがシーザーの曲を歌っています。
第5部は「シーザー アラビア思ふ名曲集」。イラン公演前後に
作られた曲を中心に集められています。シルクロード、アラビアを思わせる
エキゾチックな曲ですね。
そして最後の第6部は「荒野より」。毎回ラストを飾る合唱曲は、
メインテーマになるだけのインパクトのある曲ですね。この曲も圧巻です。
聴く人を圧倒するような曲が多いので、確かに聴く人を選ぶかもしれませんが、
一度ハマったら迷宮から抜け出せなくなるような、
そんな魅力に溢れていると思っています。
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