このアルバムがボーナストラックを加えて再発されていたなんて知らなかった。
CD化されたのが25年ぐらい前、それから10年後に紙ジャケで再発されていて
今回入手したものだ。中古でも見なかったので、入手出来てラッキーだったかな。
午前四時は、1980年にわずか半年しか存在しなかった幻のグループ。
ギターの川田良さんは、後にフールスに参加することになる。
特徴的なボーカルの高橋均さんは、バンド脱退後は引退したらしい。
午前四時は、テクニック的にはずば抜けたものはないし、
ボーカルは一本調子だし、派手な部分はないけれど、
何故か聴き入ってしまうそんな音をしている。
このアルバムは、会場で安い機材で録音されたもので、
音質は最上のものではないけれど、その分、臨場感を感じられる。
ジャケットも何てことはない深夜の住宅街のモノクロ写真だけれど、
何故か心惹かれるものがあります。不思議ですね。
オリジナルは全6曲ですが、未発売のスタジオ録音が2曲、
未発表のライブが6曲ボーナスで追加されています。
ボーカルの高橋さんの最後のライブだとか。
そして新しいボーカルになったのは、何と灰野敬二さんでした。
午前四時と灰野敬二さん、凄い組み合わせです。
灰野さんがボーカルを務めたのはわずか数回だったみたいですが、
結局バンドは解散してしまいます。
灰野さんがいた時の音源もいつか発売してほしいですね。
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