サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

天下り問題

2005年07月03日 10時50分25秒 | 時事ネタ
経団連、天下り受け入れ停止を検討 会員1500社に要請へ (産経新聞) - goo ニュース

天下り。
中央官庁で退職金がっぽりもらって民間企業へ。
そしてそこでも高給&退職金がっぽりいただく。
これは一般サラリーマンから考えたらとんでもない常識ハズレな行為や。
でもな、民間企業に勤めるオレには若干理解できる面もあるんや。

民間企業ってのは、利益あげて存続し続けなアカンやろ。
そのためには仕事を受注せなアカン。競合他社に負けたらアカンのや。
そこで一番楽な方法は?と考えたら得意先と太いパイプを持った人間が社内におることや。
その人間のコネを使って自社に有利な条件で商談を進める、と同時に他社を排除する。
これで毎回受注できるんなら、元中央官庁の幹部のオッサン一人雇うくらい安いもんやで。
平等な市場での競争の原理からは外れとるけどな。

元中央官庁の幹部でも、本当に人材として優秀で民間企業に迎えられた人にはこの問題が出るたびに「お前も天下り」みたいな目で見られてエエ迷惑しとるやろな。
今回甘い汁を吸うことだけを目的に天下る、という制度を排除しようとする動きになっただけでも、日本経済にとってエエことやろうな。
コメント
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