サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

負け犬が吠えていますよ

2005年07月10日 11時53分02秒 | 独り言
人間誰でも一生に一度、異常にモテる時期があるって言うよね。
オレの場合23歳のときだったように思う。
(以下長文続きますよ)

モテモテその①
入社して間もないオレは、ある日会社の先輩から「○○君(オレの名前)彼女おらんの?だったら妹と会ってやってくれへん?」と言われた。
その先輩は会社内でも1,2を争う美人。さらにスレンダーだけど出るとこ出て引っ込むとこは引っ込んでスタイルも抜群。
その人の妹らしく、実際会ってみるとこれまた美人。もちろんスタイル抜群。
でも晩メシ食ってその日はそのまま帰った。
翌日その先輩から「昨日は妹と会ってくれてありがとう。また連絡してやってね。」と、ポケベルの番号を渡された。(田舎なもんで、携帯が個人にまだ普及していなかった)
でも当時のオレは、「これはもしかして先輩姉妹にからかわれているのでは?こんな美人が向こうから声をかけてくるはずが無い!」と妙に勘ぐり、結局2度と連絡はしなかった。

モテモテその②
入社して間もないオレはある日、某生命保険会社のおばちゃんに「ねるとんパーティー(古っ!)やるからおいでや」と言われた。
参加者はその某生命保険会社に新規加入したいろんな企業の新入社員の若者ばかりだった。
オレもその保険会社に加入したから呼ばれたんだが…
で、当日オレは仕事が長引いてしまい、開始時間から1時間遅れて現場到着。(オレがあまりに来るの遅いもんでおばちゃん心配して会社まで迎えに来た。)
で、会場に入るとなんかすでにいい雰囲気。オレが割り込む余裕など無い。
オレは結局会場の隅っこで、ジュースを飲んでいた。(酒が飲めない体質なもので…)
で、終わって会場を出ようとすると、ある女性が一人オレに近づく。
「あのう…、もしよかったらこれからお茶でも行きませんか?」
よく思い出すと、オレが会場に着いて、とりあえずオレの名札が置かれていた席に行った時、隣にいた女性だ。
結構背が高く、これまた出るとこ出て引っ込むとこ引っ込んだスレンダー美人だ。
銀行で窓口業務をやっていると言っていた。でも話したのはその一言くらいだ。
しかし!オレは見ていた。この女性がタバコを吸っているところを。
オレは特にこんな女性がタイプ、ってのは無いんやけど、タバコを吸うのだけは受け入れられない。
結局、オレは冷たく「今日は仕事忙しかったし疲れてんねん。だから行きたくない。帰るわ。」と言い放った。
今から思えば千載一遇のチャンスを棒に振ったようだ。
タバコを吸う女性は受け入れられないが、仲良くなってれば、友達とか紹介してもらえたかも…。

モテモテその③
そのねるとんパーティーから数日後、某保険会社のおばちゃんが「この前のねるとんパーティーに来てた女の子おるんやけど、どうしても○○君(オレの名前)の連絡先知りたい、って言うてきてるんよ。教えてもエエ?」
特に断る理由もないオレは同意した。
数日後電話がかかってきた。
何を話したかは覚えていない。
電話番号も聞いた(というより向こうが言った)が、2度と電話することはなかった。
だって顔知らんし、電話で話も盛り上がらんかったし。

モテモテその④
入社して間もないオレは、毎朝同じ電車で通う同期の女の子がいた。
毎朝一緒に通っているもんだから、同期の中でも一番の仲良しだったかもしれない。
ある日、その女の子がオレに言った。
「私、結婚するんよ。」
特に恋愛感情などなかったオレは素直に「おめでとう!」と言ってあげた。
そしたら、「もっと早く○○君(オレの名前)に会いたかった…。そしたら今の彼じゃなく○○君と…」
どうしたらいいのか分からなくなったオレは黙っているしかできなかった。

モテモテその⑤
その後、その④の同期の女の子と普通の友人関係に戻ったオレは、その女の子から「短大時代の友達に○○君(オレの名前)の写真見せたら会いたいって言ってるの。今度の休み暇?」と連絡を受けた。
当然何の予定もあろうはずも無いオレはもちろんOKした。
会ってみたらすごくいい子だった。本当に…。
ただ、ただ…見た目が…。
別れ際、「電話ください」と、携帯電話の番号をもらった。
でもオレは2度と電話することはなかった…。
嗚呼、オレ最悪!見た目で女の子を判断するなんて!

以上が、オレの23歳のときにあったモテ期です。
あれから10年、今ではオレも立派に負け犬として生きております。(長々と失礼しました)
コメント
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