我が家の愛読紙毎●新聞。
その昨日の朝刊に興味深い記事が。
概要はこうだ。
80代男性のジジイの記事。
生涯独身で今は年金のみで生活。
近所のスーパーに買いたいものをメモして来店していた。
欲しい物や食べたいものがあるけど、物価も上がってるのに年金が上がらず必要なもの以外は買わないようにしている。
病院とかも行ったら生活が苦しい、と。
は?
何を言ってんだ?と思う。
もしこの記事のジジイが実在するならば甘ったれるのもいい加減にしろ!と言いたい。
よく考えてみ。
このジジイが現役バリバリの頃なんて高度経済成長期で給与もどんどん上がってた時代。
さらにその後のバブル経済の恩恵でボーナスなんかもじゃぶじゃぶ出た時代。
定年も55歳?60歳?でがっぽり出た退職金と納めた金額以上に受給できる年金で悠々自適な老後の生活が保障されてる世代でしょ。
それが何?生活が苦しい?今の政治は老人を切り捨てる政策だとでも言いたいのか?
確かに日本の高度経済成長期を支えたのはこの世代のジジイたちだろう。
それこそ昔リゲ●ンCMでもあった「24時間戦えますか?」の時代。
でも、その分見返りも十分ある世代。
オレが個人的には一番悲惨な世代はオレらくらい(1970年から1975年生まれ)だと思っている。
まずは受験戦争。
団塊ジュニアでとにかく子供の人数が半端なく多い時代。(確か1973年生まれが子供の数がピークだったよね?)
大学なんて受験生の数よりも定員の方が圧倒的に少ない時代なんだからとにかく倍率がすごい。
そんな中で当然浪人生も大勢出るからさらに受験が厳しくなる。
そんな競争を乗り越えて大学に受かった後は今度はバブル崩壊。
就職の時は就職難に。
新卒者の数は相変わらず多いのに企業は不況で採用数を大幅に減らしてた時代。
大学は出たけど就職先が…みたいな。
それでも何とか就職してもまったく昇給が無い。
サービス残業当たり前。
オレも4月の昇級が800円(手取りちゃうで!総支給やで!)って年が20代の頃は何年も続いたしね。
2008年にはリーマンショックなんかもあり新卒入社の給与からほぼ変わらずな状態が続き、今度は40歳になったら介護保険料の徴収開始。
これでむしろ手取りが39歳の時よりも下がったよ。
給料も上がらん中で税金も年金も介護保険料もしっかり徴収され、その分自分たちがその恩恵を受けられる保障は無い。
退職後は悠々自適どころか定年の年齢もどんどん上がって下手したら70歳くらいまで働かんとアカン時代。
要は「死ぬまで働け」みたいな時代がもう見えつつある。
こんな世代に生まれ、オレも独身。
この記事の独身ジジイと同じ状況。
こんな厳しい時代を過ごして来たオレでも今はそれなりの蓄えはあるぞ。
なのに記事のジイイは金が無い?
何を言ってるだ?と。
物価上昇は年寄りだけじゃない。日本に住んでる人全員が物価上昇のあおりを受けているんだよ。
独身を謳歌して金を好きなだけ使って来たツケが今回って来てるだけじゃないんか?
むしろ今の80代なんて恵まれた世代でしょうが!
オレからしたらバブルの日本がいつまでも続くと妄想を抱いてただけのただの頭の悪いジジイってだけだと思ったよ。
なのに老人には厳しい世の中みたいな記事を書く毎●新聞。
記事にはジジイは企業勤めもしてたので年金が月手取りで17万円だと書いてた。
それだけあって生活出来ん、生活苦しいて何やねん!?って思う。
オレからしたらどんな贅沢しようとしてんねん!って思う。
事実だとしてもまったく共感出来ないし、架空の妄想記事なら毎●新聞の記者は世間を知らなさすぎ。
「お相手の年収は1000万以上」と簡単に言ってる働いたことも無い婚活女と同じ思想。
もしくは毎●新聞の月給は17万円の手取りが「生活できないレベル」と思えるほど高給なのか?
今の時代、新聞を真剣に読んでるのは70代80代のジジババのみ。
そんなジジババの共感を得るには良い記事だと思う。
でも、それ以外の世代には反感しか買わないようなこんな記事を堂々と紙面を2面も割いて書いてしまう毎●新聞。
70代80代の世代があの世に逝ってしまったら…倒産しますよ
フジテレビのスポンサー離れ見てないの?
ただでさえネット全盛で旧世代のメディアは廃れる一方の中、自分たちに都合の良いことだけしてたら今の時代企業は生き残れないって事を学んだ方がいいよ。
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