「一か八か」無責任体制が生んだ五輪強行 上野千鶴子さんの指摘
冒頭のリンクは今週の毎日新聞に載った記事。
でもその前に。
上野千鶴子?
どこかで聞いたような名前…。
あ、最近これ↓をネットで見たんだったわ。
「平等に貧しくなろう」の上野千鶴子氏、タワマン生活で炎上。背景に団塊への怨嗟か
日本のフェミニズムを牽引してきた社会学者で東京大学名誉教授を務める上野千鶴子氏が、「平等に貧しくなろう」という主張をする傍らで、自分自身はかなり裕福な生活をしているとネット上で指摘され、一種の炎上状態となっている。
オレはフェミニストってやつらが嫌いだ。
田嶋陽子なんかその筆頭だね。
何でもかんでも女性蔑視につなげるその思想。
男か女かで「差別」はアカン。でも「区別」はあって然るべき。
が、その区別までもを差別だと言っちゃうその思想はとても共感できるものでは無い。
オレは別にそういう思想を持つことを否定するワケでは無い。
ただそういう思想が嫌いだから「絶対にこっち見んな」と思ってるだけ。
話が逸れたので元に戻す。
で、そのフェミニスト上野千鶴子。
冒頭リンク記事にもあるように、東京オリンピック開催を批判。
(つか、この前も書いたように東京オリンピックのスポンサー企業であり、本来開催を後押しすべき立場のはずの毎日新聞が何でオリンピック開催を否定するような意見を何度も何度も大々的に紙面に載せるのだ?)
上野千鶴子がオリンピック開催を非難するのは別にいいと思う。
そう思っているのはこいつだけじゃないからな。
が、何でもかんでも「女性蔑視」に結び付ける思想のせいなのかな?反対の理由の一つがコレ。
作戦を決めて、引くに引けずに進んでいく、旧日本軍の敗戦の構図とよく似ていると感じます。
出たよ。
何でもかんでも「女性蔑視」と同様、何でもかんでも「旧日本軍体質」に結び付けるその思想。
よくよく読むと…
巨額の国費を費やし、1年延期によって施設の維持費や組織の管理コストもかかっている。損害が大きくなればなるほど引けなくなる構造です。意思決定者が誰かも分からない。誰も責任を取らないこの無責任体制。
確かに無責任体制だと思うよ。
お役所がその典型例やん。
でも、それが旧日本軍から引き継いでいる体制なんじゃなく、日本人(または日本の組織)がそういう気質・体質ってだけじゃね?
日本人が昔っからそういう気質だから日本軍もそういう組織だったってだけの話じゃないの。
何でもかんでも軍隊ありきに結びつけんな!って。
CO2が増えるから気温上昇…ではなくて、気温が上昇するからCO2が増えるとデータで証明されているのに相変わらずCO2が温暖化の原因だ!と言い続けてるのと同じ理論やんか。
旧日本軍=悪の組織
…そういう図式が戦後GHQによる自虐史観教育で植え付けられた日本人。
潜在的にそういう思想があるから旧日本軍を例に出せば反論すると「悪を肯定するのか!」的な理論に結び付くから反論されにくいもんな。
さすが東大名誉教授。
頭がよろしいわ。
で、そんなに軍隊がお嫌いな上野千鶴子さん(及び同様にそう思ってる方々)。
だったらオレは言いたい。
小学校や中学校、高校なんかに広い平面な運動場がある。
これ、当たり前の学校の風景。
無いところなんて見たこと無いわ。
でもこれ、軍隊の名残やからな。
明治初期に学校が始まった当時、運動場は無く築山や樹木のある校庭だった。
が、日清戦争をきっかけにして兵隊育成のために、平らな運動場に変更し兵式訓練を開始してその成果を見える化するために運動会が行われるようになったって話だ。
運動会に関して言えば、明治7年に海軍兵学校で始まった「競闘遊戯(きそいあそび)」が運動会の起源とも言われている。
徒競走のスタートで銃声音を鳴らすのなんて当時からやってた形そのまんまやんけ。
ま、いずれにしても軍隊絡みや。
運動会で必ず行われる一糸乱れぬ入場行進なんてまさに軍隊そのまんまの名残や。
そして夏と言えばプール。
今はもともとプールの無い学校や諸事情でプールを無くした学校もあるけれど、昔(少なくともオレら昭和生まれ世代が小・中学生だった時代)は大体の学校にはあったよね。
夏にはプールの授業があるのが当たり前…そんな経験の方々も多いだろうよ。
学校でプールの授業の起源は、旧会津藩の藩校であった「日新館」に作られた「水連水馬池」。
当時の水泳は軍事教練の一環で、向井流という古式泳法を教えてたってんだからまさにプールも軍事関連ですやん。
もっと根本的なこと言うと、最近はかなり減ったけど中学、高校と言えば男子は学生服に女子はセーラー服ってのが昔は定番だった。
これ、まともに軍隊(軍服)の名残ですやん。
セーラー服なんてイギリス海軍発祥やぞ。
極端な話、学校なんてこの令和の時代に未だに軍服を来て兵式訓練を行いに通っているようなもんやぞ!
クソ長いことをだらだら書いてしまったけれど、要は何を言いたいのかっつーと今も学校に根強く残る軍隊の名残は何一つ触れず、都合のいい時(批判されたく無い時)だけ軍隊を引き合いに出して批判すな!と。
東京オリンピック反対は大いに結構!
その思想に自信があるんだったら、軍隊がどうのとか相手が反論しにくい余計な要素(逃げ道)を含めずに自分の考えをビシッとズバっと言えよ!って話。
で、毎日新聞さんは結局オリンピック開催には反対なの?賛成なの?
上野千鶴子って、「団塊の世代」。まあ、この世代の奴らを中心として、今の50代後半~70代は厄介な奴が多すぎる。大体、世の中に迷惑ばっかりかけてる。まあ、私も同じ世代なのですけど。私のような者は「異端児」です。いつも同級生の偽善的な振る舞いに????と思っていました。
この上野とかいう学者も同じ「無責任な偽善者」そのものでしょ。共産党のトップ連中が大金持ちというのは、今でこそよく知られてきましたが、昔は分かりませんでしたね。共産党の不破さんの家は物凄い豪邸で、召使が何人もいて、警備厳重。共産党ではありませんけど。福島瑞穂さんも大金持ち。
一方、共産党の下部組織の下っ端は3畳一間のアパート暮らし。赤旗をボランティアで配って、上野や不破のような大金持ちに搾取されてる。
今、マスゴミは「中止!」から「オリンピック代表決定おめでとう!」「メダル期待!」に変わりつつあり、大変気持ち悪い放送をしています。
TV朝日のT川もいつかは「感動ありがとう!」となるのでしょう。
しかし、「中止!「命を奪うのか?中止しろ!」と叫びつつ、放送準備をしているなんて、「絶対に命は奪いません!」と言いながら、出刃包丁を研いで「刺したるで!待ってろよ。」と言っているようなもの。一体、どういう放送になるのでしょう。ネットの反応が今から楽しみですわ。
マスコミ報道の姿勢。
過去にどんなことを言ってたとしても、180度手のひら返しは当たり前。
「え?そんなこと言ってました?」で終わり。
本当に面の皮が分厚い連中の集まりですから。
上野千鶴子が「誰も責任を取らない無責任体制」なんて言ったことを「その通りだ!」みたいに新聞に載せてますけど、それ、そのまんまマスコミの姿勢にも当てはまりますから!残念!
先日北海道新聞の記者が勝手に北海道大学の施設に入って逮捕されてましたけど、新聞各紙は「ただの取材だ」「報道の自由を奪うな!」的な反論をしてました。
いやいや、許可なく勝手に敷地に入ったら不法侵入で逮捕は当たり前。
そんな幼稚園児でも分かってることすら分からない(取材なら許されると思ってる?)マスコミにもはや何も期待すべきことは無いです。