星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

ケロウナ便り(131) カナダ横断3日目 サスカチワン州Moose Jaw

2013年08月03日 20時22分42秒 | Weblog
今回のドライブで唯一温泉が期待できそうなMoose Jaw(ムースの顎?とは)。宿も温泉プール付きのリゾートホテルを気合いを入れて予約済みです。走行距離も400キロほどとこれまでで最短の見込み。到着後の温泉を楽しみに意気揚々と出発しました。

アルバータ州を過ぎてサスカチワン州に入ると大草原の景色も微妙に変化し、これまでよりやや起伏が見られるようになり、ハイウエイ沿いには湖とは呼べないような小池、大きな水たまりが散見されるようになりました。その周りには放牧された牛の群れもおり、昨日ほど退屈せずに済みそうです。

とは言っても、地平線の彼方まで見渡せるのはこれまでと同じ。時々すれ違ったり、並走したりする長~い貨物列車に眠気を癒やされる程度の話です。



オートクルーズを速度制限の110キロにセットしてただハンドル操作をするだけの長距離ドライブを初めて体験しましたが、アクセルを踏む足裏と右足は確かに楽チンに違いないけど、体の緊張感がそれだけ減殺されてしまうがゆえに、かえって眠気が増幅されることを初めて知りました。足にもホドホドの仕事をさせるのが安全運転には必要のようです。

トイレ休憩で立ち寄った小さな田舎町にも一丁前にゴルフ場がありましたが、パッティング・グリーンは無くて砂を撒いて整地したパッティング・ブラウン?プレイの後は砂をホールに向かって均すようにとの注文が書いてありました。プレイフィーはワンラウンド7ドル、終日無制限で10ドルとのこと。



ムースジョーの150キロほど手前のSwift Currentでは週末でファーマーズマーケットが賑わっていたので、ここに立ち寄り果物買ってからランチ。ドイツ風の民族衣装に身を包んだ女性陣を写真に収めたら、「写真送ってくれる?」と言うから、愛想振りまいて「ノープロブレム!アドレス教えて」。そしたら、女性の一人が一生懸命メモ用紙に住所を書いて渡してくれました。「あの・・・・、メールアドレスは?」と聞いてハッと気がつきました。パソコンをはじめとした文明に一線を画したコロニーで集団生活を営む方々だったのです。パソコンの写真をプリントしたことなんて未経験だけど・・・・、「きっと送りますからね」と約束をしてお別れしてきました。



三時前には温泉宿に到着してひとっぷろ、といっても屁ぬるい温泉プールで小一時間リラックス。運転疲れも吹っ飛んだところで街の探索を兼ねてホテル脇の公園を散策、清遊の後は今日も醤油味のタイ料理で明日への英気を養いました。その後はいつものコース、ホテル前のカジノにご挨拶。名刺代わりに納税して参りました。

 

本日の走行距離は424キロでした。