レイクルイーズ、バンフと言った超有名スポットは敬遠して、今日はカルガリーも通り抜けてアルバータ州メディシンハット(Medicine Hat)に向けてひた走ります。本日の行程は500キロ、6時間のドライブです。
今年6月20日にカルガリーを襲った大洪水により甚大な被害を被ったカナダ横断国道も寸断された箇所の復旧工事が進み、一時は懸念した迂回道路経由をしなくて済みました。しかし、途中の道路脇には災害の爪痕がまだ残り、復旧工事の大変であったことが偲ばれます。大陸横断の大動脈、国道一号線だけに復旧の優先度が高かったので助かりました。
カルガリーを抜けると大草原(Great Prairies)がスタートし、見渡す限り平地が何処までも続きます。長距離ドライブには一番嫌なパターンです。カナダ人の誰に聞いても「カルガリー過ぎたらな~んにもないよ。退屈な運転だから気をつけなよ」と口を揃えて警告してくれます。昨晩フィールドのレストランで隣に座った夫婦も「道が左右に曲がれば変化のある方、樹でも生えていれば大きな喜び」。それは極端な言い方であろうけど、ことほど左様に変化の乏しい平地が際限なく続くということなのでしょう。
実際に走ってみて、この警告があながち嘘でもないことを実体験しました。
カルガリーを過ぎて100キロほどは割合と道路にもアップダウンもあり、周りにも畑や牧場が点在していたり、湖が顔を出したりと、よくあるカナダの田舎の景色と変わりません。
ところが、メディシンハットの手前100キロくらいからは、まさに警告通りの景色が続きます。ひたすらまっすぐに走るハイウエイの両脇は右を見ても左を見ても、遥か彼方の地平線まで視界を遮るものも無く、脇で熟睡するカミさんの気持ち良さそうな寝顔を横目に見ながら睡魔と戦った最後の百キロでした。
宿についてからダウンタウンをサクッと走ってみましたが、さびれた田舎町の雰囲気満杯で、これと言った見所はなさそうでした。カナディアンパシフィック鉄道の駅舎が一番立派で、貨車の操車場が存在感を誇示していた他は特筆すべきものは無さそうです。早めに切り上げて明日のためにガソリンを満タンに詰め、我々もこれから中華レストランを探して醤油味の晩飯にありついて、明日に備えます。
本日の走行距離は505キロでした。
今年6月20日にカルガリーを襲った大洪水により甚大な被害を被ったカナダ横断国道も寸断された箇所の復旧工事が進み、一時は懸念した迂回道路経由をしなくて済みました。しかし、途中の道路脇には災害の爪痕がまだ残り、復旧工事の大変であったことが偲ばれます。大陸横断の大動脈、国道一号線だけに復旧の優先度が高かったので助かりました。
カルガリーを抜けると大草原(Great Prairies)がスタートし、見渡す限り平地が何処までも続きます。長距離ドライブには一番嫌なパターンです。カナダ人の誰に聞いても「カルガリー過ぎたらな~んにもないよ。退屈な運転だから気をつけなよ」と口を揃えて警告してくれます。昨晩フィールドのレストランで隣に座った夫婦も「道が左右に曲がれば変化のある方、樹でも生えていれば大きな喜び」。それは極端な言い方であろうけど、ことほど左様に変化の乏しい平地が際限なく続くということなのでしょう。
実際に走ってみて、この警告があながち嘘でもないことを実体験しました。
カルガリーを過ぎて100キロほどは割合と道路にもアップダウンもあり、周りにも畑や牧場が点在していたり、湖が顔を出したりと、よくあるカナダの田舎の景色と変わりません。
ところが、メディシンハットの手前100キロくらいからは、まさに警告通りの景色が続きます。ひたすらまっすぐに走るハイウエイの両脇は右を見ても左を見ても、遥か彼方の地平線まで視界を遮るものも無く、脇で熟睡するカミさんの気持ち良さそうな寝顔を横目に見ながら睡魔と戦った最後の百キロでした。
宿についてからダウンタウンをサクッと走ってみましたが、さびれた田舎町の雰囲気満杯で、これと言った見所はなさそうでした。カナディアンパシフィック鉄道の駅舎が一番立派で、貨車の操車場が存在感を誇示していた他は特筆すべきものは無さそうです。早めに切り上げて明日のためにガソリンを満タンに詰め、我々もこれから中華レストランを探して醤油味の晩飯にありついて、明日に備えます。
本日の走行距離は505キロでした。