エレミヤ書32:40-41
『わたしが彼らから離れず、彼らを幸福にするため、彼らととこしえの契約を結ぶ。わたしは、彼らがわたしから去らないようにわたしに対する恐れを彼らの心に与える。
わたしは彼らを幸福にして、彼らをわたしの喜びとし、真実をもって、心を尽くし思いを尽くして、彼らをこの国に植えよう。」』
神が選んだイスラエルの民は、神の命令に従う良い民ではなく、事あるごとに神に逆らい、神が忌み嫌うことを平気に行い、偶像崇拝までしました。
やることすべてが神の怒りを引き起こすことばかりでした。
神にとってどんなに辛いことでしょうか。
本来ならば、捨てるべきなのに、反対に神は怒りを抑え、忍耐し彼らに祝福のことばをかけました。
この時の神の心情がどのようなものかを真剣に考えないといけないです。
人の小さな過ちも赦さず、長年の愛も一瞬にして捨ててしまう人間から見ると、理解出来ないほどの大きな愛と切なさを神様から感じてしまいます。
神の愛を受ける資格がなく、裁かれて当然な者であることを悟らないと、神の愛をもてあそぶことになります。
神様からは絶えず愛が流れていますが、人間はいつまでもその愛を嘲笑い、高慢な態度を取っています。
いつまでそれを続けるでしょうか。
主の日が来た時には、主の愛ではなく、主の怒りが爆発します。
それに耐えられる自信が私たちにあるでしょうか。
【関連聖句】
詩篇145:20
『すべて主を愛する者は主が守られる。しかし、悪者はすべて滅ぼされる。』
【聖書通読】
-エルサレムの初代教会-
- 使徒の働き1:1-4:37
《 3分バイブルボイス 》