ヨハネの福音書12:42-43
『しかし、それにもかかわらず、指導者たちの中にもイエスを信じる者がたくさんいた。ただ、パリサイ人たちをはばかって、告白はしなかった。会堂から追放されないためであった。
彼らは、神からの栄誉よりも、人の栄誉を愛したからである。』
イエス様の教えは誰が聞いても、権威ある者の教えに聞こえたので、人々はその教えに驚きました。
心が動かされました。
それで指導者たちの中でも信じる者がたくさんいました。
しかし人前では信仰を告白しませんでした。
理由は、会堂を仕切っている宗教指導者であるパリサイ人たちを恐れたからです。
彼らに憎まれると会堂から追放され、他にも不利益を受けるので信仰を隠しました。
イエス様を信じることによって受ける迫害や不利益を受けたくなかったし、自分たちの身分も維持したかったです。
すなわち神からの栄誉よりも人からの栄誉を愛しました。
これが純粋な信仰ではなく、妥協した信仰です。
妥協した信仰はとても不安定で、いつでも主を裏切って離れる危険性があります。
そのような信仰で狭い道を歩んで、神の国に入ることが出来るでしょうか?
【関連聖句】
ヨハネの黙示録3:15-16
『「わたしは、あなたの行いを知っている。あなたは、冷たくもなく、熱くもない。わたしはむしろ、あなたが冷たいか、熱いかであってほしい。
このように、あなたはなまぬるく、熱くも冷たくもないので、わたしの口からあなたを吐き出そう。』
【聖書通読】
-キリストと災い-
- ヨハネの黙示録10-12章
《 3分バイブルボイス 》
【悪】神は悪人を見て嘲笑う:詩篇2編