ローマ12:1-2
『そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。
この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。』
名門大学を出て医者になった人がいました。
大学病院で高い年俸をもらいながら、安定した生活を送っていました。
クリスチャンである彼は、ある時に本文のことばに触れ、自分自身を神様にささげる決心をしました。
安定した生活を後にして、アフリカに渡りました。
医療宣教師としての道を歩み出しました。
エチオピアと南スーダンを行き来しながら、保険医療システムを築きました。
しかし一年後にマラリアにかかりひどい目にあいました。
それとは別に手が震え始めました。
外科医として手が震えることは死の宣告のような致命的なものでした。
最初は原因が分からなかったですが、後にパーキンソン病であることが判明しました。
神様に祈った時に、示されたのが詩篇31:12でした。
詩篇31:12
『私は死人のように、人の心から忘れられ、こわれた器のようになりました。』
しかしすぐに主からのことばがありました。
『病気は夕立が通り過ぎるようなものだ』と言われました。
その後に聖書のことばが思い出され、彼は自分の病気を受け入れ、医者の仕事も辞めて、主に仕える宣教師になりました。
彼が思い出された聖書のことばです。
第1コリント1:26-28
『兄弟たち、あなたがたの召しのことを考えてごらんなさい。この世の知者は多くはなく、権力者も多くはなく、身分の高い者も多くはありません。
しかし神は、知恵ある者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選ばれたのです。
また、この世の取るに足りない者や見下されている者を、神は選ばれました。すなわち、有るものをない者のようにするため、無に等しいものを選ばれたのです。』
【関連聖句】
ローマ11:29
『神の賜物と召命とは変わることがありません。』
【聖書通読】
-キリストと反キリスト-
- ヨハネの黙示録13-15章
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