ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

マスクを転売してはいけない理由

2020-03-12 20:54:34 | Health
「マスクを転売してはいけない理由がわからない」と言う人がいたので考えてみました。

そもそも私が必要とする日常的利用マスクは、30枚入りの100円均一マスクで十分で、一枚あたり単価は3円程度。

主な目的は、
1 咳やくしゃみの際の唾液飛散防止
2 顔や粘膜に手が触れることの防止
3 湿度維持による粘膜加湿
で、
1はティッシュやロールペーパー、なければ袖口などで代用可能で、
2は手洗いと粘膜への接触防止の意識によって防止。
3は頻繁に飲み物を補給することによって代用。

主な仕事がデスクワークなので、対応できる範囲になります。

従って品不足であるならば、探し回ったり高いマスクを買わずに供給が復活するまで待つことにします。


それでも高いマスクがほしい人を考えると、
4 パニックで高いマスクを買ってしまう
5 高くてもマスクが必要な人
がいると思われます。

4 で買う人はちょっと周りの情報に流されてしまっていると思います。
別の観点から見れば騙されているとすることができますね。
騙してものを買わせるのは商法に反することです。

5が深刻な問題ですね。
・ひどい花粉症
・ひどい基礎疾患を持つ
自分や身内がそのような状態であれば、値段が高くても防御対応としてマスクが必要になるわけで。

本来数百円出せばそれなりの数量を確保できるはずなのに、数千円数万円の出費は生活維持そのものが困難になります。


それより問題なのは、
・接客接触が業務
で、活動時間のほとんどが感染リスクにさらされる人にマスクが行き渡らないことで、最も最悪なのは、
・治療の主体の医療現場に行き渡らない
ということ。

人の唾液にはもとより大量の雑菌が含まれていて、切開手術した際に体内に雑菌が入らないようにするために医者はマスクをするわけですが、手術そのものができなくなる。

感染症そのものの治療のためにマスク防御は必要で、マスクがなければ感染治療もできない。

すなわち、マスクの値段が不当に高騰することにより、感染症そのものの治療ができなくなるという、本末転倒が起こる。


ま、やめたほうがいいですね。

販売アカウントは騒ぎがなくなったら消すのでしょうが、どのような形で社会的制裁を受けるかは知るよしもなしです。

もとより反社会的勢力である人は気にも止めないでしょうが、一般人が手を出してよい仕事とは思えない。


ちなみに。

ペットである犬や猫などは、そもそも現代人ほど健康をコントロールされていないので、人より大量のウイルスも雑菌も体内に持っていますが、侵されることなく平気でケロリとしています。

発症もしなければ感染させることもありません。

何らかのウイルスを持っていたとしてもおかしくありませんが、恐れる必要もありません。


逆に言えば、ヒトは外部の細菌やウイルスに驚くほど脆弱な生き物で、それは進化したのか退化したのか判断つかないですね。


私としては幼少期に近所の犬に腕を噛ませてコミュニケーション(?)していたぐらいで、その時になにかもらっているのかもしれませんがひとまず健康です。

すでに手遅れといえば手遅れなのでしょうけれど。
コメント
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