NHKで残っている戦時中の映像見直す番組やっていたんだけど。
今とあんまり変わってなくね?
飛行機かっこいい!
って戦闘機乗りに夢中になって、学校でも教員学生ともにパイロット訓練をして、実際は特攻させられるとか。
便利に使われる新卒エンジニアと何が違うのん?
間違った大本営発表を修正できず、戦争に突き進む報道。
そしてそれを信じる発信元の軍本部。
マスクやらトイレットペーパーやらイソジンやら買い占める大衆と、それに同意する政治家は今でもいるよ?
確かに情報は人や社会を動かす。
それでも実際に「動く」のは現場の人。
メディアや政治が民衆の行動を決定する。
本来それはおかしいんですよ?
民主主義って言っているじゃないですか?
democracyの本当の意味は違うらしいけど。
本来政治家を決めるのは民衆なんですが。
政治を決めるのが民衆。
その民衆が主体的に情報を集めて考えて行動すれば、政治もそのようになるけれど。
民衆が与えられた情報を鵜呑みにして、考えず、動いて失敗して不平不満を言う。
挙げ句死ぬ。
戦時中と何が違うのん?
まぁ、民主主義には愚衆政治という言葉がセットでもあり。
民衆が愚かであれば、政治も腐敗するというね。
せっかく情報技術が向上しているにも関わらず、あんまり変わってないというのは、結局民衆のレベルは昭和初期から変わってないということ?
そりゃ放送機関トップやら、電通トップが、新入社員に、
「一般人はほとんどがバカだから、それを操れるように(私達が)情報を流せ」
とか言ってしまいますよね。
そうさせないために、一般人がしっかり情報を見極める力をつける必要があるのですが。
そのために教科書やら義務教育やら一般教養があってですね。私の知る限り。
なぜ勉強する必要があるかと尋ねられたら、今ならこう答えますよ。
騙されないための、正しい知識を身につけるために勉強する。
成績とか肩書とか、そんなのどうでもいいんですよ。
騙されないためには、原理原則に則った正しい知識が必要。
最大のリスクが、
「みんながやっている」
「教えられたこと、言うことだけやっていればいい」
という言葉に騙されて行動した結果、多大なリスクを生み出すという、過去に大量に繰り返されたくだらない歴史の数々で。
組織立って、赤信号を渡って、全員轢かれるみたいな。
本来その根源的教育を行う教員そのものが、教育の本来の意味がわかっておらず、テンプレートに乗せたステロタイプコピー人間を大量に作り出す、量産設備になっちゃっている点がすでに悪だと思う。
成績教育するとか、ゆとり教育するとか、そんな入れ物の話をする以前に、教育の根源の理解が教員そのものにないのが問題で。
別にそれは義務教育に限らず、高校以上の大学教授レベルでさえ、テンプレートで作ったコピー学生を大量生産すればいいと思っている例もあるので、相当がっかりする。
自分を超える存在を作るのが、本来の教育ですよ。
学習指導要領を穴が開くほど読めば書いてあることですが。
読まないし、読んでもわからない。
たまに本質を理解している人もいますけれど。
それさえも学生にそれを見抜く力がなければ、わからない。
何が間違っていて、何が正しいかを見極めるのは、結局のところ自分自身だし、行動するのも自分自身なのだから。