お年寄りに好かれるというのは、昔からかな。
難しい幼少期を経てしまったおかげで、人生の先輩の気持ちがよくわかるようになってしまった。
介護実習で、まぁ老けてても新人ということで、ずいぶん可愛がられはしました。
どんなに行動や思考が衰えたって、長年培った人の観察能力や、ある状況から推測される予測能力とか、それは数十年生きている人の比較ではないんですよ。
それを単純に「ボケている」と一緒くたにすれば、お年寄りだろうが年が若くても人は何も聞かなくなる。
わかったふりをするのではなく、その言葉に何が込められているかを、ただ聞いて推測するのみなんですが。
ハニートラップ案件らしきものもいくつかありましたね。
気づかなかったり、真面目に対応したりして逃してしまいましたが。
それはそれで良かったのかもしれない。
とある災害ボランティアに行ったとき、美大の学生から場末のポルノ映画館に行ってみたいと誘われた。
あとから思うと行けばよかったかなと思ったけれど、なんか怖かった。
とある女性は飲み会後、私の車の助手席に思いっきり吐いて、
「今日泊まって掃除する!」
「いやごめん。いいから帰って」
普通はお持ち帰りするんだろうなぁ…。
工業高校卒業時に、後輩女子複数人からハンカチやらマグカップやら大量にもらった。
浮いた話一つなかったけれど、そりゃ生徒会もやれば首席推薦で大学進学決めれば、多少はモテたのだろうなぁ。
全く気づかず、後の祭り。
恋愛関係に疎く、色恋沙汰に手を出す生活の余裕がなくて、他人の恋愛事情の状況俯瞰していただけなのだけど、逆にアニキポジションキープしてたのかもしれない。
恋愛相談されても困るのよね。
何も経験してないので。
「かぐや様は告らせたい」の白銀には多少のシンパシーを感じます。
女性関係で全く失敗してないわけでもないのだけれど。
男性の友達でも、営業肌の人間とはどうにも馬が合わない。
真面目なエンジニアは好きなんですけれどね。
工業高校の純朴な不良も好きでしたよ。
人を信じて一生懸命生きて、大人の都合で裏切られることで、社会に反抗するのですよ。
裏切らず、嘘をつかず、真摯に接すればとても素直なんです。
大学から社会人にかけてかな。不真面目で失敗を繰り返す人が後始末させるためにすり寄ってくることが多くなって、まぁ、相手しないようにしています。
性別関係なくですな。このあたり。
とんでもない負債を押し付けられて奔走しなければならなくなる。
うまい儲け話とか賭け事とか持ちかけてくる人は、基本信じないのが吉です。
やたら勝負事に誘ってくる人は危険。
女性の色気はハニートラップと言うけれど、そういう欲望のトラップは何というのかな?
マズローの自己実現欲求で、金銭的な欲求によって意思決定するのは危険という説の原点でもあるのだけれど。
人そのものは嫌いではないのだけれど、何でもOKにすると、骨の髄まで吸い取ろうとする人もいるので。
流石に怒るのだけれど、怒るのもたいへん疲れるし、こちらにも悪影響もあるので、関わらないスタンスを取ることにしてます。
しかしめんどくさいなぁ…。