ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

日本語を読み書きできない世代

2018-07-20 20:57:58 | Technics
「インターネット情報は誰もチェックしてないから信用ならないよ」
「じゃあ何を信じればいいんですか!?」

介護職員初任者研修で30代女性に逆に問い詰められた。

「実際に自分で感じるしかない」

自分でもジェダイのヨーダだなと思いながら言うしかなかった。


書籍・雑誌といった出版物やテレビ・ラジオといった放送には、出版社や放送会社がその内容に責任を持つという義務があるので、内容に不備があればすぐさま訂正が入ります。

人や地名、団体組織など間違えやすいけど間違えてはいけない内容など。

「先ほど字幕に被害者のお名前✕✕とお伝えしましたが、正しくは○○でした。訂正いたしますとともにお詫び申し上げます」

結構よく見るシーンです。

デジタル放送になって、文字などくっきりはっきり見えますから、なおさらです。


本題のインターネットですが、これが情報の発信者が誰なのかはっきりしない上に、その内容に対する責任も不明です。

ホームページなんて誰でも作れるんですよ?

試しにJimdoをググって自分のホームページ作ってみましょうよ。

難しい構文やらWordPressの金のかかる初期設定など不要で、タダできれいなホームページが作れる。

めちゃ簡単です。

「でも誰かチェックするんでしょ?」

え?誰が?

世界中に無数とあるホームページですよ?
公共の情報や大きな企業のホームページなら、十分に組織内チェックが働いているけど、個人が気まぐれに作ったホームページにわざわざツッコミくれるのは、ごく限られた数人程度です。

そもそも、内容はもとより日本語の構文、漢字の変換でさえ大抵の個人ページで間違っているわけですから、あてにならないし、何億何兆とツッコミ入れなければならない。

ブログだってかなり適当な文章と内容書いてますよ?

そんなだからですね、いまYouTuberが一生懸命キャプション入れてくれている動画も同様にあてにならないわけです。

本当に「プロ」がつくるYouTuber以外、大抵ニホンゴマチガテマス。

「あー、今の子はそう漢字変換しちゃうんだ」
「『燃える』じゃなくて『萌える』だよ、そこ」

そんなツッコミをコメント欄に残したとしたら、あと数百年生き続けなくてはならないよ。

そんなニッチな言葉なんかではなく、当たり前の日本語が、当たり前に壊れていく様を観察しております。


で!


テレビもマンガもラジオも本も見ることなく、ネットとYouTubeで情報を得続ける若者が大きくなる予定の約5年後、

日本語アルマゲドン

が来ると大胆予測しちゃうぞ♡

「そんなこと習ってない!」
と言い張って、頑なに「万事休す」を「万事急須」と打ち続けたり、「草の揺れる草原」を「wの搖れるwwww」と平気で書き記す新人類も大量発生するよ。

悪いことは言わねぇ、嬢ちゃん坊っちゃん。
ラノベで構わねぇから、本を読んどきな。

自分の国の言葉に誇りをもてと、今は亡き桂歌丸師匠も言っていたぜ。
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