仕事というか、完全にボランティアですが、私のデザインしたポスターを使っている学会セミナーのWEB申込みが本日より開始です。
もう3回目ですが、毎回珍しいことにほぼ満員になります。
今回は最近のAIで使われるようになった深層学習と機械学習をテーマにしています。
毎回、実際にプログラムを走らせてリアルタイムな挙動をシミュレーションしたりするのですが、今回はサイコロのようなものを振って手作業で学習の様子を体験するということで、関心が集まっています。
乞うご期待。
恵比寿ガーデンプレイスで坂本龍一がOPERAで使った白いピアノで生演奏するライブがありまして。
そのとき、
「僕にとって音楽は、みんな子供みたいなもので可愛いんです」
と言ったあとに、Amore をリクエストされて見事に失敗し、
「可愛い子供なんだけどなぁ(笑)」
と言っていたことを思い出します。
その考え方は私の中でもずっとあって。
私のつくり出したものは、すべて自分の可愛い子どもなんです。
適当に作った音楽や映像も。
落書きしたキャラクターも。
設計したメカニズムも。
作ったプログラムも。
説明のために作ったアイコンも。
この文章も。
自分が社会に産み落とした可愛い子どもたちなんです。
そんなわけで、やっぱり自分の子どもには悪事に手を染めてほしくないと、切に願うわけです。
運悪く悪用されてしまった子どもたちもいますが。
「あ、これは子どもが悪用されるな」
と思った時点で、仕事を断ることにしました。
悪用されるのがわかっていて生みだすのは誰も幸せにならないから。
不幸です。
誰からどんな指示をされようと、どんなアドバイスをされようと、実行する人間が止めないと、全責任は実行者に落ちてくるんです。
そういった意味で管理職というのは役に立ちません。残念なことに。
めんどくさいなーと思いながら、関連法規はすべて調べるようにしています。
だんだん楽しくなってきますが。
法律はレースでいうとレギュレーション。すなわち規定・規約・基準です。
これだけはやらないように定められた厳格なルールです。
「えー、せせこましいな。そんなん無視してやっちゃえばいいじゃん」
と言う人は、相手にしないようにしています。
法律はそれが定められる必要がある、重大な事件が存在して規定されるのです。
同じ間違いを繰り返さないように。
定められたルールの中であれば、それは自由競争です。
そのあたりレースやスポーツと同じです。
生みだす側がインモラルなら、生まれるものもインモラルを学ぶ。
特にものづくりは顕著です。
子どもは親のことを信じるしかないので、どんなに適当でも信じざるを得ないのです。
特に未成年時は。
モラル、倫理、同じ意味なのですが、スコッと抜けちゃっている気がします。
逆はインモラル、非倫理。
それが正だと言う人は大警戒せざるを得ませんよ。