それ、パワハラです！

いいことなのか悪いことなのかわかりませんが、パワーハラスメントが定義されたことで、いじめの手法のいくつかが違法であると定義できるようになりました。

頻出パワハラ案件
特定の個人の悪口を広める

「あの人✕✕だから嫌だよね」
というような個人攻撃を集団で行う。

どこでもあるいじめの典型例です。

集団の「共感を得る」という習性をうまく利用し、コミュニティ内で当人以外の全員が、特定個人に対して負のイメージを持つよう統一させる。

ママ友でもありますが、学校などの半強制コミュニティでもっとも多く存在するいじめの形態の一つです。

マスコミが誘導するときも多いです。

異常と言われる犯罪が行われた場合、マスコミは社会的背景を無視して個人の特性として異常さを抽出します。

結局のところ、犯罪者であろうと、いじめられる当事者であろうと、また一般大衆も、いじめる側も、実はそんなに変わりないという現実があるのですが、そこに至る前に引き返すか思考停止します。

その事実が露呈する前に、新たなターゲットの問題点を抽出し、新しいいじめが始まります。

巡り巡って自分もいじめのターゲットになるわけですが、慣れた人は気にしません。

本気で気にする人は、自己否定のスパイラルが始まり、精神を病んだり、最悪自殺します。

こうなった場合、完全なパワーハラスメントと認定されますし、犯罪であり、殺人です。


こうならないためにどうしたらいいか？

他人批判に安易に同意しないことです。

他人批判をする人は、他人批判をする人という特性。

批判される人は、何らかの形でデメリットに映っているけれど、何らかの生得的特性や経緯や環境などによって形成された、個性という特性。

良い悪いの判断なく、個人の特性を認める。

それ以上の判断は必要ないのです。

つまらないコミュニティの同調意識に左右されずに、個を個として尊重する。


万が一被害者となった場合、逃げることやめることは恥でもなんでもなく、戦略の一つです。

その他大勢が「正しい」とするコミュニティが、実は大間違いという例はいくつもあります。

有名無名関係なく。
肩書も資産の大小も学歴も関係なく。
大人子どもも先生生徒も上司部下も関係なく。

意外と自分で「これはおかしいかも？」と思った最初の感じは合っていることが多いです。

誰に相談するか？は、なるべくそのコミュニティと全く関係ない人や組織に相談したほうがいいです。

何らかの関わりがある人や組織は、価値観に偏りがあるため、相談して絶望することが多いです。

組織的・人的に関わりのない人は、そのあたり中立な立場で話すことができます。

あまり精神的に幼いと、相談にならないので、精神的に成熟した人が相談者としてふさわしいと言えます。

「傷ついた」と思ったら相談者は変えていいのです。

まずは安全地帯で落ち着いてから自分の状況を整理する必要があります。


私は場合によっては住んでいる国を変えてもいいと思っています。

日本で当然のことも、国を変えれば間違いになる。

そんなことは山ほどあるので。