ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

フィクション大魔王

2018-07-05 10:24:57 | Technics
ハナエさんが「フィクション大魔王」という歌を歌っていてびっくり。


人って都合の悪い真実よりも、都合の良い嘘の方を信じるんです。

特にメディア経由の情報しか知らない人の場合、現実を知らずに虚構情報だけで物事を組み立てられてしまう。

歴史解釈なんか、いくらでも捻じ曲げられてしまう。

歴史小説の作者でさえ脚色を加えるのだから、「歴史的事実」がまるで存在しないなんてことはよくある。

近隣諸国との歴史認識の違いなんかは、まさに「都合の良いフィクション」を主張しあっているだけで、建設的とは言えない。

政治政党論議も然りです。


問題は虚構で作られたフィクション大魔王が、結構な発言力を持ってしまうことがある。

現場を知らずに耳障りの良いことだけ並べるので、支持はされるが実現性に乏しい。

そういった主張も政治駆け引きに必要だと言う意見もあるが…。


ずいぶん昔、20年前か?松下政経塾の塾生が、
「日本の科学技術はもう十分だ。理系に力を入れるのではなく、もっと文系に力を入れるべきだ」
というプレゼンをしていていたので、流石に異議を唱えた。

理系新卒の学力は全然足りない。
基本的な工学安全知識が無いため、基礎的な間違いが多い。

聞く耳持たずであったが。


理系文系関係なく、集団の知的水準を上げるのは、幅広い学力と現実を見極める力だと思う。

互いの得意領域や不得意領域さえも縦断して高度な議論を重ねることが重要になってくる。

本当に高度な人材は、どんなに賃金が良かったとしても、低俗な知的水準で議論できないので辞めていく。

知的水準は上げれば上がるし、下げればとことん下がる。

上がる人の足を引っ張るような組織に居るぐらいだったら、抜けたほうがいい。

それとフィクション情報ばかりで話す人間は、嘘・ハッタリで生きているので、相手にしないほうがいい。

犯罪を犯すことを肯定しているので、すぐに騙してくる。
その上前が取れれば満足なのだから。

フィクション大魔王とは仕事をしないほうが良い。

おしごと

2018-07-03 19:27:00 | Manga
最近の作業机。

液晶タブレット(液タブ)が、夏場は本当に液(汗)タブになるという。

それでも汗で原稿が滲むとか、そういった弊害はないので楽です。

まだマンガは手がけていないのですが。


今日は飛行機会社に行ってきました。

久しぶりに機械オイルの匂いがする現場に行って、
「ああ、この匂い、懐かしい」
と思った。

近所の住人から工場と勘違いされていた工業高校に通っていたとき、毎日オイルかハンダか工業化学のケトン・ベンゼン系の匂いが漂っていた。

最近ではカブのエンジンをバラしたりしているせいで、ガソリン・オイル・ハンダ・パーツクリーナーなどの匂いが当たり前。

匂い・温度・熱・風・音・視覚・味

すべてを使って現象を見極める。

人が数値で測定できるものは、その中のほんの一部なのですよ。


それを知らないで、「研究開発してます」などと言ったら、
「お前さんは現場現物現実をなんにも知らねぇで、世にものを産み出そうとしてる、世間知らずだよ」
と怒られそうな気がするんですよ。

誰かに。


作画作業は明日にします。
今日は明日のために。

明日も早朝最先端現場ですから。

教え教わる

2018-07-02 19:11:25 | 日記
「生活困窮している子どもたちの先生をやってもらえませんか?」

という電話がかかってきた。

個人的にはとてもやりたい。

実際やろうと思って、どういう方法で教師をやろうか探したことがある。

それでも現在もまだ、基本的生活水準を維持するための仕事を探している最中で、そこからボランティアでどれだけの時間を割けるかがわからない。

後ほどの回答とした。

私が教えるのは、生き残るための知恵であり、教科書に沿った内容ではないとも。

---7月2日のいちにち

歌丸師匠が亡くなられた。

とめどなく涙がこぼれた。

私達が生まれた時には、毎週末笑点にあらわれて、

斬れ口鋭く、品のある笑いを提供していた。

なかなか品のある、あるいは品格のある人というのはいない。

芸の世界で81歳まで品よくあり続けるというのは、並大抵の努力ではなし得ないことだと思う。

「日本語は日本人として誇り高い文化ですよ。言ってはなんですが、裸になったりして笑わせるというのは、芸人じゃないんです」

「でもキクちゃん(林家木久扇)は面白いよね。『メェェェ〜』とか言ってるだけだもん(笑)」

批判だけではない救いもある。

「笑うって人の持ってる特権ですよ。話すのが仕事ですから、怒らせる泣かすっていうのは簡単なんです。笑わせる、笑っていただくというのは一番難しい」

自分の死さえもネタにしてしまう。
ネタにされる。

粋ですね。

そうありたいと願う。
そうあってほしいと願う。

---ナツのいちにち

下戸

2018-07-01 18:36:46 | 日記
近所のスーパーに買い出しに行ったらですね、ノンアルビールの試飲をしているのがわかりました。

なんだろなー。
変だなー。
嫌だなー。

と思ってレジに向かうと、じっとこちらを見てくる。

「ノンアルコールビールの試飲いかがですかー?」

満面の笑みとともに差し出してきたんですよ。
プラカップを。

「ビール飲まないんですー」
「あ、そうですかー」

調子悪いときは350ml缶だけでリバースできるので、1年で何回かアルコール飲めばいいほうです。

「実は飲めるんでしょう?」

全くだめです。
見掛け倒し。


久しぶりの肉体労働ですが、ガガっと働きました。

流れる汗!
熱い血潮!

汗かくとメガネに滴るので大変ですが、

「なんだろう。ささか生きてる気がする。ささか生きてる!」

最近めっきり、いとうあさこさんは、そんなネタをやっていませんが。

生きてる実感だけは半端ないです。


帰ってからまたダラダラとしながら、方針を考えたところ、


中途半端は良くない!
振り切れよう!

という結論に。

つづく