義務教育に全く価値を見出さないし、何なら義務教育の9年間を好き勝手に遊びまくってもいいんじゃないか?
周囲に迎合して生きるより、己の価値を磨きまくってもいいんじゃないか?
と極論を持っている上でこれから述べることは反しているかもしれませんが。
基本は大事です。
あのね。
本当のプロって、基本をやっていないんじゃないんですよ。
基本を忠実にこなしながら、アレンジしているんです。
基本の基本をしっかりと身につけた上で、それを感じさせないぐらい自然にすばやくこなして、すごい仕事をする。
決して基本をないがしろにするわけでもないし、軽視もしない。
すべての基本をしっかりと網羅して確実に実行しているんです。
その人が本物のプロか、偽物のペテン師か、見分ける重要な要因だと思います。
「効率的に仕事をしろ!」
と部下に言いながら、自分は長時間残業。
プロじゃない。偽物です。
「おィらの言葉はパーペキに決まってんだろォラ!ナかすゾ!( ゚д゚)」
プロじゃない。偽物です。
説得力は言葉と行動が一致しているからこそ発揮できるのであって、トリッキーなハッタリでは証明できないのです。
「プロは凄い」
を勘違いして、トリッキーな技を連発するのは偽物でして。
地道な努力を毎日のように積み重ねた上で、いつの間にかすごい精度で結果を出せるのが、本当のプロという仮説を持っています。
普段は地味で目立たない人ほど侮れない。
淡々と仕事をこなす人ほど凄い。
最近人を見る目はその様になっています。
自分がどちらに類するか定かではないですが。
人の持つ「当たり前」の基準によって、それは変わるのだろうと。
「当たり前」は時々刻々と、環境によっても変化するし。
常に高水準の「当たり前」を維持し続けるのも難しい。
そんなことを思いながら、現場とマネジメントの両方を行き来する毎日です。
今のところ確からしいのは、
すべての基本を常にしっかりとこなしていると凄い。
といった感触。