次の日本をリードしてくれる人は、政治家同士の力関係で決めるのではなく、
すべてに調和の取れる、そんな人になっていただきたいと思います。
目立たなくても、地味でも、きっちりと仕事ができ、あったかい人。
そして、私達日本人にとっても、世界にとっても貢献できる人で
あって欲しいものであります。
ビートルズで云えばジョージ・ハリスン。ストーンズで云えばビル・ワイマン。
イーグルスで云えばランディー・マイズナー。
『天才』と呼ばれることもなく、一歩下がって目立たない人たちですが、
実は、隠れた存在だけど、地味だけど渋い味を出す。そんなな人たち。
私はこんな人の方が、何故かしら魅力を感じてしまいます。
「ランディー・マイズナー」は伝説的名盤『ホテル・カリフォルニア』を録音した後
イーグルスを脱退しました。
その後1980年にソロで出したのが、アルバム『ワン・モア・ソング』。
大好きなアルバムの一つです。
決して派手な作品はありませんが
彼の作り出す誠実な音は、
決してスーパー・スターの人たちには
作ることの出来ない心優しく親しみ深い音があります。
イーグルスの時、彼が作った『テイク・トゥ・ザ・リミット』の出来栄えの
素晴らしさは云うまでもありませんが、
このアルバム『ワン・モア・ソング』に収録されている曲は、
ウェスト・コーストの香りがたっぷりの名曲ばかりです。
今日は、その中の一曲をご紹介します。
ランディー・マイズナー の
『 アイ・ニード・ユー・バッド 』 (1979年)です。
スケールの大きさと優しさを感じられます。 間奏で入るサックスの音色の素晴らしさが、 より一層この曲を味わい深いものにしています。 何かをしている時に、いつまでも後ろで、流れていて欲しい曲です。 アップルくん