もう10年ぐらい前になるだろうか。
アメリカザリガニを飼っていたことがある。
当時、小学生だったか?中学生になっていたか・・・の息子が飼っていた、
なまずの餌の、金魚を買いにペットショップに行ったときに、
アロアナの餌として売られていた・・・・と思う(記憶が定かではないが)
子供のアメリカザリガニ (← ややこしいキッカケ)
・・・・・を、可哀想だな。。。と一瞬のきまぐれで買って帰り、
チョッパーと名づけて、環境を整え、リビングに置いたのだ。
飼育ケースのふたはせず、いつでも上から観察できるように。
ダックスのアナンは興味津々で ふんふんふん・・・と匂いを嗅ぎ、
チョッパーに威嚇されると後ずさりする・・・・というゲームを非常にしつこく
繰り返して、家族の笑いを誘っていた。
チョッパーに与える鳥のささみや、煮干し等を欲しがったり、
なにかと廻りをウロチョロしていた。
ある日、チョッパーが脱皮しており、『おぉ』 と感激した私は、
つい、アナンにその抜け殻を見せて、『アナーン!チョッパーこんなになっちゃった~』
などと、その抜け殻をアナンの目の前にぶらさげて浮かれていた。
と、 パクッ・・・・・・・・・・
食べようとしたではないか。
・・・・・・・そりゃ、なんだかエビのような匂いがするだろうけれども。。。
コラッ!!とアナンを叱り、一抹の不安を覚えながらも何日が過ぎた。
それからまもなく、ある朝起きたら、チョッパーがいない。
どこを探してもいない。飼育ケースから出られるわけはない。
その傍らにはアナンがチョコンと座っていた。
体の力が一気に抜けて 『あんた、食べたの?チョッパーをぉぉ・・・・・・』
と問いかけてみたが、うれしそうに尻尾を振るだけであった。
真相は闇の中。
しかし、当分アナンの排泄物を見るのが恐ろしかった。
うちの子に限って・・・・・は
愛犬にもない。
生きてるものを、食物と判断するとは思わなかった
飼い主が甘い。
犬は元来、肉食系を実感。。。。 蓮ちゃんママ