さしこうスタッフブログ

さしこうスタッフが日替わりでお届けする日々のおはなし

津山・出雲街道探索

2015年12月11日 | 本店

加茂町では今週こそ雪が降るかと思い、覚悟しておりましたが、

まさかの大雨。天気予報では17日(木)にいよいよ雪が降るようです。

スタッドレスに履き替えるご準備を。

 

さて、先日の定休日にふと津山の観光名所を久しぶりに

訪れてみようと思い立ち、津山出雲街道を探索してみました。

津山城を中心に出雲街道は、城西地区と城東地区に分かれており、

まずは城西の「徳守神社」へお参り。

 

 

 

やはり神社仏閣の凛とした空気感と背筋がすっと伸びるような

感覚が私は大好きで、この徳守神社もまさに凛としたお姿。

徳守神社は天照皇大神さまをお祀りしており、

天照皇大神さまは太陽の神様です。

幸せへと照らしてくれる神様に日頃の感謝をお祈りして、

次に向かうは出雲街道・城東地区。

 

「菓子処・京御門」で饅頭と「なまくらや三代」で

煎餅を買い、出雲街道をぶらぶらお散歩です。

出雲街道は「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており、

江戸時代から昭和初期までの建物が立ち並んでいます。

その中でも今回メインに訪れたのが、300年以上の

歴史を誇る「旧梶村家」というお屋敷です。

 

お屋敷を管理されている方に伺うと、梶村家というのは

江戸時代に栄えた両替商だったようです。

NHK朝ドラ「あさが来た」をなんとなく思い返しながら、

邸内を拝見させていただいていると、「あぐりロケ地」という文字が。

ここは18年前に放送されていたNHK朝ドラ「あぐり」の

ロケ地でもあったのでした。

特に朝ドラファンという訳ではないですが、お決まりのように

とりあず「びっくりぽん」とだけ呟いておきました 笑

 

 

邸内には美術品を所蔵している大きな蔵と

中庭を中心にお座敷やお茶室があり、歴史の重みをずっしりと感じます。

家具屋だからでしょうか、やはり建物の材質や建具などが目に留まり、

その美しい佇まいに何枚か写真を撮らせていただきました。

 

 

 

 

昔ながらの波打ったガラスの建具やアート的なデザインの扉など

どれも職人の技術と遊び心が垣間見えます。

天井は屋久杉を使用しており、細部にまでこだわりを感じました。

 

 

またお屋敷の裏側には、こちらは明治の建物らしく

これはこれでまた違った趣き。

 

建物の持つ力と大切に維持してこられた方々の努力を

しみじみと感じ、また良い休日の探索となりました。

この旧梶村家邸宅は出雲街道・洋学資料館の横に位置しています。

洋学資料館の方には喫茶があり、さしこうが以前、

津山市に寄贈したティーテーブルやチェアなどが置いてあります。

町屋の雰囲気の中、美味しい珈琲とお茶菓子が頂けますので、

こちらも合わせてお立ち寄りください。

 

マサシ

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