※さしこう全店臨時休業の為、2016年に公開した記事の再アップです。
【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第十三回(最終話)
7日目(後半)
午前中にゾランバリー社の工場で、ギャッベの最終仕上げを見学したあとは
ランチタイムにそうめんとカレーとちらし寿司をいただきました。
同行の方の計らいで、最終日のランチには日本食を用意してくれたのです。
久しぶりの日本食で、そうめんのツユがこんなに旨いとは!!!
やっぱり日本人には醤油ですね。心に染みわたりました、感謝、感謝です!
お腹いっぱいになった後は、いよいよお待ちかねのギャッベの選定。
ここからは目の色変えて、しっかりと良質品だけを見極めないといけません。
しかし、ゾランバリーの倉庫内には、絨毯が山のように積まれていて
どこから目をつけようかすら悩むほどです。
この中から、直観に響く、感動したものだけをセレクトします。
一枚一枚絨毯をめくってもらい、吟味します。この瞬間が一番楽しいです。
めくるほどに新たなギャッベが出てきて、わぁ!とか、おぉぉ!とか感嘆の声が口から漏れます。
しっかりと直接さわって肌触りをチェック。
ゾランバリーの方にクオリティなどを細かく聞いて判断します
サイズ別に次々とめくってもらい、良いと思ったものだけOKのサイン!
午後からギャッベを見続けて、400~500枚くらいは見たでしょうか。
ようやく買い付ける予定だった枚数を超え、ほっと一息。
今回も素晴らしいギャッベにたくさん巡り合えました。少しだけその一部をご紹介します。
ビッグサイズの4色ギャッベ。それぞれにかわいい風景の柄。
インパクト大の生命の木。一緒に映っているのはゾランバリーさんの息子さん。
これは間違いない一枚でした!美しい!!
黄色は人気の色なので、希少性があります。
このギャッベは、10月29日から開催予定の「大自然の絨毯・ギャッベ展」で
ご紹介できる予定なので、ぜひ楽しみにしてください!
もちろん他にもまだまだ素晴らしいギャッベがたくさんありますよ。
もっと見ていたかったのですが、夕方のフライトの為、ここで時間が終了。
これで全工程を終え、今回の旅に幕を閉じました。
今回の旅では、7日間イランに滞在し、様々なものを見てきましたが、
弾丸のように過ぎ去った日々を思い返しています。
一番強く感じたことは、このギャッベという絨毯が山のようにある工程を踏んで、
様々な人の願いや思いが重なり合い形成されていること。改めて実感しました。
また10月の「ギャッベ展」の時にここで伝えきれなかったお話や
ステキなギャッベをたくさんご紹介できればと、楽しみにしています。
長期間の連載をご覧いただき、誠にありがとうございました!
おわり
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