さしこうスタッフブログ

さしこうスタッフが日替わりでお届けする日々のおはなし

【過去記事】「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第十二回

2020年05月05日 | 番外編

※さしこう全店臨時休業の為、2016年に公開した記事の再アップです。

 

 

【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第十二回

 

7日目(前半)

 

イランでの絨毯をめぐる旅も最後の7日目を迎えます。

※過去の連載は、本ブログ・カテゴリー欄の「番外編」をクリックしてご覧ください。

 

イラン最終日は、待ちに待ったゾランバリー社での工場見学とギャッベの買い付け。

初日に訪れたゾランバリー社は、シーラーズの草木染工場で、今回はテヘランにある

ゾランバリー本社です。ここには織り上がった絨毯が山のように倉庫に保管されおり、

ギャッベの最終仕上げの工程もここで行われています。

 

午前中は最終工程を見学し、実際に洗いなどを体験します。

まず最初に見学したのは、こちらのガスバーナー!いきなりインパクト大です!!

ゴォォォーーというガスが噴射する音と共にオレンジの炎が勢いよく飛び出てきます。

 

織り上がったギャッベの裏側を火であぶり、細かな遊び毛やごみ等を取り除いていきます。

 

続いて、見学したのは、洗い場です。

遊牧民が織ったギャッベを大量の水と洗剤で、キレイに汚れを落とします。

 

棒の先に鉄の金具がついていて、力いっぱい汚れを掻き出していきます。

ここは私も実際に体験!かなり力がいるし、中腰の体勢がとてもしんどい作業です。

 

洗ったあとは大型の脱水機で水をきります。

 

 

脱水機が終わるとさらに細かく水をきってから、砂利の上で天日干しにします。

これがまた大スケール!!広大な敷地にたくさんの絨毯が気持ちよさそうに並んでいます。

 

強い日差しに砂利も温められて、夏場は厚い絨毯でもすぐに乾くそうです。

 

むちゃくちゃ雰囲気のあるおっちゃんがいたので、パシャリ!笑

庭の手入れをしていたので、庭師さんのようでした。

 

さて、続いては、パイルの長さを整える工程を見せてもらいました。

微妙な数ミリの単位で、均一に刈り揃えていく大切な作業です。

 

これがうまくできないと、表面がガタガタになって、触り心地が悪くなります。

ゾランバリーではそれぞれのスペシャリストたちが、きっちりと仕事をこなしています。

 

そして、最後にフリンジやオーバーロックを整える作業。

 

何時間も針を握って、厚く硬い絨毯を縫う作業は見ているだけで指が痛くなりそう。

さすがに熟練の職人さんだけあって、スピードが速いです!

 

この他にもさまざまな作業工程があり、ゾランバリーのギャッベは完成します。

この絨毯は手を抜いたり楽をしようとすれば、作業をもっと簡略化できるのですが、

ゾランバリーはまったく手を抜きません。

高い技術を持った織子さんによる最高の絨毯をもっと上質なものへと仕上げます。

 

確かな品質の裏側を見せていただき、さらにギャッベへの愛着が高まりました。

午前中はここまで。

 

さぁ午後からがこの旅の一番重要な買い付けが始まります。

ここまで十二回を数えた本連載も次回が最終話です。

どんなギャッベと巡り合えるのでしょうか。次回をお楽しみに!

   つづく

 

<過去の連載>

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第一回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第二回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第三回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第四回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第五回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第六回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第七回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第八回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第九回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第十回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第十一回

 

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【過去記事】「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第十一回

2020年05月05日 | 番外編

※さしこう全店臨時休業の為、2016年に公開した記事の再アップです。

 

 

【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第十一回

 

6日目(後半)

 

テヘランバザールの中にあるアンティーク絨毯ショップに到着して、

さまざまな年代の絨毯を早速、見せていただきました。

絨毯の種類もペルシャ絨毯をはじめ、キリム・ソマック・ギャッベなど、

中東各国の珍しい絨毯までもが山のようにあります。

この中から「これだ!」と思えるステキな絨毯に出会えるかと思うと

もうすでにワクワク、ドキドキしっぱなしです!笑

 

一枚一枚、丁寧に見せていただき、製作された年代や産地を伺いながら真剣に吟味。

そして、その中から「さしこう」にふさわしいと思える絨毯に巡り合いました!

 

この絨毯が製作されたのは、今からおよそ100年前。

産地はファラーハーンという、イランのなかでも中央部よりやや西に位置する地方です。

ファラーハーンは、今でこそ有名な絨毯の産地という訳ではありませんが、

古いファラーハーンの絨毯には良質なものがあるとして名が知れています。

19世紀ごろには特にイギリスで人気のあった産地です。

 

手に入れた100年前のファラーハーン絨毯がコチラ!

1980×1300 ウール

フィールドには、赤と白の菱形の上にペイズリーが並ぶ楽しいデザイン。

ボーダーには、いろんな色や形の花柄が彩りを添えています。

 

そしてもう一枚!

2100×1360 ウール

こちらはジョーシャガン産のアンティーク絨毯。これも100年もの!

ジョーシャガンもイラン中央部に位置し、カシャーンやナインの近くです。

古くから名のある産地で、19世紀に地震で絨毯づくりが一時途絶えますが、

20世紀に入り復興を遂げた力強い産地です。

 

買い求めたこの絨毯こそ、ジョーシャガンを代表するデザインで、菱形に総柄花文様。

このような文様を「ジョーシャガンデザイン」と呼ばれるほど、オリジナルのデザインなのです。

さまざまな花の文様が散りばめられた美しい絨毯で、

100年経っていい意味で枯れた赤がなんとも哀愁を感じさせます。

 

この2枚のアンティーク絨毯は、つい先日空輸で「さしこう」に入荷したばかりですので、

ぜひ一度ご覧ください!100年前とは思えないステキなデザインですよ。

 

実に嬉しい掘り出し物2品を手に入れ、大満足でこのお店を後にしました。

これでテヘランバザールの見学は終了し、最後に観光名所に寄って本日の工程は終わりです。

 

観光に訪れた場所は、「サーダバード宮殿」

サーダバード宮殿は、テヘラン北部・アルボルズ山脈のふもとにあり、

王家の夏の離宮として使われていたようです。宮殿の中は各所ゴージャスに

装飾されており、もちろんペルシャ絨毯も素晴らしい逸品が並びます。

豪華絢爛!絨毯もすごいです。とにかく大きい!!

映画の世界でしか見たことない虎の敷物。ちょっと乗ってみたい・・・

 

宮殿の外には巨大な脚!!

ついつい記念写真を撮りたくなります。でも、ちょっと疲れ気味・・・

 

これはイランでは有名な伝説の弓の名手。アーラシュ。

 

その昔、イラン人とトゥラーン人が長く続いた戦争をやめ、弓の届く範囲までが

イラン人の領土で良いという和平を結ぶ時、このアーラシュが登場し、

ものすごい遠くまで飛ばしたいう伝説。弓を放った直後、アーラシュは死んだそう。

 

宮殿の敷地内は広大で、今まで見てきたイランの風景とは別世界。

緑が豊かで、芝生やベンチでまったりと過ごすカップルや家族が大勢います。

 

疲れ気味だった体も久々の森林浴に少しはリフレッシュできました。

観光を終えた帰り道、テヘランの帰宅ラッシュは異常なほどの大渋滞。いつものことだそうですが。

過積載上等、ノーヘル当たり前、割り込みは日常茶飯事。笑

 

改めて、イラン人というのは小さなことは気にしないわかちこな人種なんだなと痛感。笑

日本人の細かさが異常なんですかね~・・・

イラン人やイランの風景を見ているともっと気楽に行こうぜっ!と聞こえてきそうです。

 

さぁ、明日はいよいよクライマックスの最終日!ギャッベの買い付けです。

今日のアンティーク絨毯のような感動の出会いを大いに期待しています!!!!!

          つづく

 

<過去の連載>

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第一回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第二回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第三回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第四回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第五回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第六回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第七回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第八回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第九回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第十回

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【過去記事】「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第十回

2020年05月05日 | 番外編

※さしこう全店臨時休業の為、2016年に公開した記事の再アップです。

 

 

【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第十回

 

6日目(前半)

 

イラン滞在6日目は、イランの首都であるテヘランの観光とテヘランバザールで

買い付けが目的です。テヘランバザールのアンティーク絨毯ショップに行くので、

掘り出し物の名品に出会えるか期待しています。

 

まずは、ガラス博物館(アブギネ博物館)に行きます。

古いものでは3000年~4000年前のガラス工芸品や土器が展示されています。

 

時が経過した美しさ

ユニークなカタチが目を引きます

こちらは「ラスター彩(ラスターサイ)」

今から1000年くらい前に作られていたイスラム陶器で、のちにモンゴル人の侵略により

衰退した「幻の陶器」と言われています。日本で復興されている方がいます。

 

ガラス博物館でイラン工芸の歴史を振り返ったあとは、本日のメインである「テヘランバザール」へ。

さすが首都のバザールだけあって、活気に満ちています。

道行く人もなんだか楽しそう

 

バザールの中へ突入です。

この人の波!すごい人の数です!!ごった返すとはまさにこのことですね。

 

バザールの中は、やはりイスファハン・バザールと同じで商品の分類ごとに軒を連ねます。

衣料品のゾーン、工芸品のゾーン、台所用品のゾーン、、、などなど。

もちろん目的は、絨毯のゾーンです!人と人の間をすり抜けて目的地へと急ぎます。

 

つぎつぎとペルシャ絨毯が運ばれていきます。

眼光鋭い絨毯商がお客を探し、呼び込んできます。

100店以上の絨毯商が思い思いの絨毯を店頭に並べています。

イランの絨毯商はプライドが高く、商売上手です。

礼儀とリスペクトを持って接するのを心掛けています。

 

バザールの中を歩くこと20分。いよいよ目的のアンティーク絨毯ショップへ到着。

店内地下の絨毯売場へ行くと、そこには大量の古き良き絨毯の山!

イラン国内各地の個性あふれる絨毯やオールドキリム。

この大量に積まれた絨毯の中から、一期一会のステキな絨毯に巡り合えるでしょうか。

        つづく

 

<過去の連載>

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第一回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第二回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第三回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第四回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第五回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第六回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第七回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第八回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第九回

 

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営業時間短縮と休業日拡大について

2020年05月04日 | さしこうお知らせ

<お知らせ>

 

 

■ 新型コロナウイルス感染拡大防止措置 ■

 

----------------------------------------

営業時間短縮の延長及び
休業日拡大についてのお知らせ

----------------------------------------

 

政府より全国緊急事態宣言が5月31日まで延長されたことを受けて、

さしこう全店では下記の通り、5月31日まで継続して営業時間の短縮と

水曜の定休日に加えて木曜日も休業とさせていただきます。

新型コロナウイルスの感染拡大を何としても防ぐ対策として、

企業としてできる限り歩幅を合わせる所存です。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

※終息が見込まれ、宣言が解除された場合には変更になる場合がございます。

 

< 営業時間短縮の延長 >

5月7日(木)~5月31日(日) 17時閉店

 

< 店舗休業日の拡大 >

5月8日(金)以降の木曜日 全店臨時休業
※5月31日まで(水曜は通常通り定休です)

 

 

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【過去記事】「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第九回

2020年05月04日 | 番外編

※さしこう全店臨時休業の為、2016年に公開した記事の再アップです。

 

 

【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第九回

 

5日目(後半)

 

クムは前回の記事でも述べたようにラジャビヤーン工房やマスミ工房などが

活躍する絹絨毯の産地として名高く、またシーア派の第二の聖地として知られる宗教都市です。

美しいシルクのペルシャ絨毯をしっかり堪能したあとは、これまた美しいモスクへ伺いました。

金ピカのモスク!!圧倒される存在感です!

 

さすがに宗教都市だけあって女性は簡単なストールを捲くぐらいでは入場できません。

モスク内に入るには「チャードル」と呼ばれる伝統的な衣装をまとわなければなりません。

チャードルは、イスラム圏においてのドレスコードです。

 

銀ピカもありました!笑

 

金や銀の圧倒的な派手さもあるのですが、モスクのタイルはすべて手作業!

ひとつひとつ、色の違うタイルを型どおりに削り出し、はめ込んでいきます。

イランの人は絨毯にしてもモスクにしても地道にコツコツとする人種なのでしょうか。

 

さて、次なる場所は本日の最後、「カーペットミュージアム」

ここにはイラン各地のさまざまな絨毯が収められています。歴史的な絨毯から

特大サイズの絨毯、日本ではなかなか見ることのできない逸品が一堂に見られます。

 

ちなみに現存する世界最古の絨毯は、「パズィルィク絨毯」と呼ばれ、

なんと紀元前(約2500年前)に製作されています。

紀元前の絨毯が残っているのは本当に奇跡的です。これは発見したとき、

偶然にも古墳が氷で閉ざされていたから劣化を免れたそうです。残念ながら、

訪れた「カーペットミュージアム」には所蔵されておらず、ロシアの美術館にあります。

 

話を戻しまして、、、カーペットミュージアムでは館内が大変広く、

イラン各地の目がくらむような名品の数々がところ狭しと展示されています。

産地:ケルマン・ラバー 20世紀

産地:センネ 19世紀

産地:カシャーン 19世紀

 

どれも見ていると頭がボーッとなるほど緻密で、なんだか宇宙の縮図のようです。

小さな文様がびっしりと細かく入っているのですが、きちんとどれも主張してきます。

館内が少し薄暗く、フラッシュも禁止なのでよく撮れませんでしたが、

あれもこれも素晴らしい絨毯のオンパレードにお腹いっぱいです!

 

明日はいよいよテヘランのバザールで絨毯の買い付けです。

今晩はホテルでゆっくり休んで、明日に備えたいと思います。

 

そういえば、前々回のブログでケバブが美味しくて体重が心配という

お話をしましたが、サービスエリアにあった体重計に乗ってびっくり!

79.4Kg!!!

ステキな絨毯でお腹いっぱいどころではなく、

ケバブでお腹がいっぱいでした!笑

 

出国前より確実に3キロ以上は太ってます。汗

でもケバブは・・・やめられません!!笑

       つづく

 

<過去の連載>

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第一回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第二回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第三回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第四回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第五回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第六回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第七回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第八回

 

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【過去記事】「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第八回

2020年05月04日 | 番外編

※さしこう全店臨時休業の為、2016年に公開した記事の再アップです。

 

 

【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第八回

 

5日目(前半)

 

朝目が覚めると昨日の砂嵐はどこへやら。

イランに来て5日目。カラッと晴れた清々しい一日の始まりです。

今日もペルシャ絨毯工房めぐりの予定ですが、本日のクムは、ペルシャ絨毯の中でも

シルクを使った絨毯が盛んな産地です。

 

日本人には、元来シルクへの強い憧れがあり、「シルクロード」などという響きは

聞いただけでワクワクするような魅力的なものがあります。

 

煌びやかなの光沢につるつるの手触り。美しい絨毯に出会える喜びを抑えつつ、

まずは「ジェッディー工房」へ訪問。ジェッディー工房の絨毯は華やかな彩色で

緻密な文様を細かく織り出す素晴らしい工房です。

 

引き込まれそうな魅惑の絨毯

かなりの枚数の絨毯を敷きつめて見せてくれました。どれも綺麗ですね~

 

そして、何よりもジェッディーさんの優しく朗らかなお人柄が素晴らしい!!

もはや”お約束”の固い握手をかわし、ジェッディーさんの絨毯を堪能しました。

 

場所が変わり、続いて本日の2件目の工房へ。

日本でもファンが多く、馴染みのある方も多いと思いますが、「マスミ工房」へお邪魔します。

 

全く関係ありませんが、私の嫁の母がマスミ(真寿美)という名前で、

軽々しくも最初からわたし個人的に親近感がありました。笑

それはさて置いても、実際に会ったマスミさんは本当にユニークで楽しく、

人懐っこい感じのまさに親近感のあるお方!テンションも高めです!!笑

選ぶのも楽しくなる色とりどりのペルシャ絨毯!

特に日本の女性にも人気の高いマスミさんの絨毯は、繊細で上品な芸術品でした。

 

続いて向かったのは、個性派のペルシャ絨毯工房「ジャムシーディー工房」。

常に新しいデザインを取り入れ、斬新な色使いと緻密な文様のペルシャ絨毯を作り続けています。

写真はほとんど撮れませんでしたが、記念に一枚。

 

そして、本日のペルシャ絨毯工房めぐりも最後の4件目。

ここも個人的に楽しみにしていたバラの文様でお馴染みの「ラジャビヤーン工房」へ。

 

平面的なデザインが多いペルシャ絨毯の中で、立体的で奥行きを感じる

バラの柄は、見るものを惹きつけ虜にしてしまうほどの美しさ。

 

ここでも買い付けるか非常に悩んだ逸品がこちら

この手前の絨毯が本当に美しかったです。

かなり悩みましたが、明日以降も買いたいものがあったので、やむなく断念。

いつかまた出会えたら、買い求めたい一枚でした。

 

こちらがラジャビヤーンさん。紳士的で素晴らしい方でした。

 

午前中のうちにペルシャ絨毯工房を4つもまわるという強行スケジュールを

無事に終え、午後からは、モスクや美術館などの観光も日程に入れています。

観光でつかの間の息抜きと思っていたのですが、

午後からも素晴らしい絨毯や珍しい絨毯のオンパレードでした!

            つづく

 

も~頭の中は絨毯でぎゅうぎゅう詰めです。笑

 

<過去の連載>

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第一回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第二回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第三回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第四回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第五回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第六回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第七回

 

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【過去記事】「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第七回

2020年05月04日 | 番外編

※さしこう全店臨時休業の為、2016年に公開した記事の再アップです。

 

 

【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第七回

 

4日目(後半)

 

ペルシャ絨毯の作業工程を目の当たりにしたあとは、バザールの中を散策。

バザールの中は、衣料品や工芸品、みやげもの屋から絨毯まであらゆるものが軒を並べ

ひしめき合っています。同じ分類の商品はお店が固まってあるのがお約束で、

買いたいものが各ゾーンに分かれています。

賑やかなバザール。様々な工芸品の職人も沢山います。

 

イランの工芸品であるガラムカールと呼ばれる布に一枚一枚、手で判を押す職人。

 

こちらはペルシャ芸術のひとつ、ミニアチュール(細密画)の絵の具。

貝殻やラクダの骨などに緻密な絵を描いていきます。

 

そして絨毯の店舗ゾーンへ。数十件の絨毯商が我こそはと沢山の絨毯を並べています。

その中のひとつにある、目的の「シャハプール工房」に到着しました。

シャハプール工房は50年以上の歴史をもち、堅牢で美しい絨毯を作ります。

さっそくお目当ての絨毯を見せてもらうことに。

 

特に花柄の絨毯が魅力的でした。こちらはパンジーの花。

 

どれも素晴らしいクオリティで、こんなステキな花柄の絨毯が部屋にあると

なんだか幸せな気分になるだろうな~と想像しながら眺めていました。

 

 

こちらでもシャハプールさんと記念写真。

買い付けには至りませんでしたが、幸せの花柄絨毯を見せてもらい大満足でした!

 

そしてまたまた次の目的地へ。

このように大量に積まれた絨毯を横目に見ながら、たどり着いたのは「ハビビヤーン工房」。

 

ハビビヤーン工房はナイン産の有名工房です。

イスファハンの東に位置するナインで、最初に絨毯づくりを始めたと言われています。

もともとは僧侶などが身に着けるマントを作っていたという異色の工房。

ナインの絨毯が世界的に有名になったのもハビビヤーン工房の

人力と功績のおかげと言っても過言ではありません。

 

ハビビヤーンの絨毯がこちら

 

ナイン産の絨毯は豪華絢爛と言うよりも、お部屋に溶け込みやすく、

他の家具などともマッチングしやすい絨毯です。特に日本人には人気です。

 

ハビビヤーンさんは、けっこう豪快な方で、商人の匂いがぷんぷんする人でした。笑

 

今日の行程はここまで。これでイスファハンともお別れです。

次なる場所は、宗教都市のクムです。

クムは首都テヘランから南に120キロの位置で、シーア派の聖地でもあります。

 

イスファハンからクムへ車で移動中、ひどい砂嵐に見舞われながら、19時ごろには到着。

せっかくの美しい宗教都市なのに砂嵐で100メートル先も見えずらい始末。

残念ですが、明日の朝、晴れることを期待!

 

そうそう、イランの食事ですが、外食の食べ物と言えば昼も夜もほぼ「ケバブ」なのです!

大変おいしいのですが、外国特有のビッグサイズと高カロリーと思われる

脂分たっぷりのお肉になんだか体重が心配です。汗

 

この量!!!笑

これをほぼ毎日、昼も夜も食べ続けます。笑

今日も動けない程、お腹いっぱいになり、明日の行程を楽しみにしつつ眠りました。

          つづく

 

<過去の連載>

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第一回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第二回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第三回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第四回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第五回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第六回

 

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【過去記事】「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第六回

2020年05月03日 | 番外編

※さしこう全店臨時休業の為、2016年に公開した記事の再アップです。

 

 

【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第六回

 

4日目(前半)

 

イスファハンのアバシホテルで朝目覚めると、さっそく美術館のようなこのホテルを散策。

エントランスから待合所、レストランや天井に至るまで全てが豪華絢爛。

美しい調度品や珍しいペルシャ絨毯にとうっとりしながら、

後ろ髪引かれる思いで、8時にはホテルを出発。午前中は世界遺産であるイマーム広場へ。

 

サファビー朝(1501~1736)の首都であったイスファハンの中でもイマーム広場は中核の場所。

かつて「世界の半分はここにある」と言わしめた程の美しいモスクや

大規模なバザールが広がっています。ここだけでもじっくり見れば1日以上かかります。

まずは広場の中心的存在イマーム・モスクの中へ。

う~ん。これにはやられました!柔らかなドームの曲線や鮮やかなブルーのタイルは、

イラン芸術の最高美にして、見るものをただちに虜にしてしまうほどの美しさ!

見れば見るほどため息しか出ません。

 

吸い込まれそうなブルーの誘惑に踏ん切りをつけ、イマーム広場を少し歩きます。

 

少し歩いた先にはペルシャ絨毯の工房「ハギーギー工房」がありました。

栄華を極めたこのイスファハンもアフガンの侵入を受け、街は破壊された経緯があります。

そして、絨毯産業も長い間停滞を余儀なくされましたが、このハギーギー工房の復興と共に

街も再生し、徐々に活気を取り戻してゆきます。

時代の煽りを受けながらも力強く歩み続けたハギーギー工房は、緻密で色鮮やかな

ペルシャ絨毯を作り、現在もイスファハンの有名工房として地位を確立しています。

 

まずはハギーギー工房の美しいペルシャ絨毯を見せてもらった後は、工房見学。

 

こちらは作製中のデザイン画。デザイナーが図案を線描きし、彩色していきます。

このデザインの段階では文様や色をざっくりと入れていきます。

 

次にデザインが出来上がると細かな正方形の目の入った意匠紙に色を入れていきます。

正方形のマスひとつひとつに違う色を入れる細かい作業です。

 

 

色付けが完成するとこの意匠紙を見ながら、織子さんが絨毯を織っていきます。

 

一方、遊牧民が織るギャッベはもともとこの意匠紙がありません。

意匠紙が無い故に、織子の感性と経験によってのみ織られる素朴さがあるのです。

 

話を戻して、続いてはペルシャ絨毯の織り工程へ。

写真上に見えるのが先述した意匠紙。

縦糸に草木染めした糸を一つ一つ結んでいきます。とても気の遠くなる作業です。

 

こんな美しい文様も!素晴らしい技術ですね。

 

縦糸に結ぶパイル糸もこんなにたくさん色の種類があります。

 

そして、何か月も何年もひたすらこの細かい作業を繰り返して、

完成したのがこのようなペルシャ絨毯です。

何人もの技術を極めた専門家たちと織子さんの緻密な作業によって、

途方もない時間をかけた一枚のペルシャ絨毯が完成します。

 

私たちはこの伝統ある技術と手間暇をかけた絨毯を扱わさせていただいている

誇りと責任を持ち、それ相応の知識を持って皆様にご紹介しています。

ペルシャ絨毯の知識は中東の歴史からはじまり、素材・染め・デザイン・織り・仕上げなど

それぞれの専門的分野の奥深くまで学ばなければなりません。

奥深いからこそ面白くもあり、みなが真剣だからこそ感動が生まれると信じています。

 

しっかりとペルシャ絨毯の工程を堪能して、さらなる目的地へと向かいます。

        つづく

 

<過去の連載>

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第一回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第二回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第三回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第四回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第五回

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【過去記事】「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第五回

2020年05月03日 | 番外編

※さしこう全店臨時休業の為、2016年に公開した記事の再アップです。

 

 

【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第五回

 

3日目(後半)

 

シーラーズからイスファハンへ到着して、最初にペルシャ絨毯工房を訪れた先は、

緻密で豪華な高ノットのペルシャ絨毯を作り続ける「ダルダシティ工房」。

 

さっそくダルダシティさんとご対面。

すでにかなり高齢ですが、目力が強く、厳しい時代を生き抜いてきた貫禄が漂います。

 

絨毯も見せてもらえることになり、地下へ移動。

最初は金庫かな?と思いましたが、いえいえこれが絨毯の倉庫です。

倉庫の扉は分厚くて、いかにも頑丈そう!

自分の大切な商品は自分で守る!という強い思いを感じました。

この奥には美しい絨毯が宝物のように保管されています。

 

連続花瓶文様の絨毯。華やかな花瓶がリズム良く並ぶ、規則性のあるデザインです。

この他にもどれも素晴らしい絨毯ばかりでテンション上がりっぱなしです!!

 

たくさんのペルシャ絨毯を惜しげもなく見せていただき、

ダルダシティ工房の歴史をお伺いしてから1件目の工房を後にしました。

 

さて、次の工房は個人的にとても楽しみにしていたあの伝説の工房へ。

イスファハンではセラフィアンと並ぶ2大巨匠の一人「へクマトネジャード工房」。

 

へクマトネジャードは、マジュヌーニー(=熱狂者)と自称するほど、

絨毯にのめり込み、あらゆる情熱を絨毯に注ぎ込んできた名匠です。

私のイメージでは、奇人・変人・頑固オヤジ!みたいなイメージです。笑

気難しい彼はイランでもご自宅まで伺わせてくれることは滅多にないそうです。

 

ガイドに連れられ、彼の自宅を訪れると広々としたリビングに通され、

ぽつりぽつりと絨毯に対する思いや激動の人生を語ってくれました。

怖いくらいの威圧感がありますが、その落ち着いた語り口調や

絨毯を見る目は、本当に絨毯が好きなんだな~と、なんとなく感じました。

そして、「絨毯を見るかい?」と数枚の絨毯を広げて見せてくれました。

 

彼の絨毯を似せた絨毯も数多く出回る中、本物のへクマトネジャード工房の

絨毯を本人に見せてもらえるとは、、、本当に感動です!!

 

あっちから、こっちから絨毯をのぞき込んで、ん~、ん~、と悩むこと20分。

高価なものなので、とても迷いましたが、こんな機会はもう中々ないだろうと思い、

思い切って買い求めました。それがこちら!

 

さすがに熱狂者が作ったと見える力強くも美しいデザインです。

 

高齢なので目が良く見えないそうなのですが、サインまでいただきました!

ちゃんと「MASASHI」と名前も書いてくれました。

 

あとで気づきましたが、ペルシャ絨毯の分厚い本にも載っているデザインでした。

へクマトネジャードの絨毯はかつて王室ご用達の絨毯だったこともあり、

現在もドイツやフランスなど、世界各国の宮殿や王室に納められています。

 

この絨毯はさしこう本店にありますので、ご興味のある方はぜひ一度見てみてくださいね! 

(ウール+真っ白いところはシルク・1750×1090)

 

本日の最後に訪れたのは、先述したへクマトと並ぶこちらも名匠の「セラフィアン工房」。

セラフィアンさんはへクマトさんと違い、笑顔でウェルカムな感じだったので、

すこし緊張の糸が緩みます。笑

 

セラフィアン工房は地域社会への貢献も素晴らしく、国や市から表彰された写真がずらり。

 

ここでもセラフィアン工房のルーツを知り、絨毯を見せていただくことに。

こちらでも買い求めるか、かなり迷った絨毯がこちら。

すごく好きなデザインなのですが、ちょっと高くて買えませんでした。残念

 

最後にがっちりと握手を交わし、本日の工房巡りも終了。

 

宿泊はイスファハンのアバシ・ホテルへ。

このホテル、美術品・工芸品がホテルの随所に使われており、

さながら美術館の中に泊まっているような素晴らしいホテルです。

ペルシャ絨毯もかなりの枚数が敷いてあるそうなので、

明日も早く起きて、館内を巡ろうと思いながらしばしの休息です。

        つづく

 

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【過去記事】「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第四回

2020年05月03日 | 番外編

※さしこう全店臨時休業の為、2016年に公開した記事の再アップです。

 

 

【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第四回

 

3日目(前半)

 

遊牧民たちとの宴が明けて早朝、ザクロス山脈の日の出を見る為、

ひとり早起きをしました。広大な土地にそびえ立つザクロスの山々と日の出は

さぞ美しいことだろうとわくわくしながら、準備をしていざ出発!

 

日中は40度を超える猛暑ですが、明け方は10度前後にまで下がり、

朝はダウンがないと外に出られないほどです。少し歩くと開けた場所に到着。

地平線に響き渡る鳥のさえずりを聞きながら、

もうすぐ日の出を迎えるうっすらと明るくなった山に向かいカメラをセット。

もうすぐ夜明けです。

 

日の出が間近にに迫ったその時!

運よく羊の遊牧が目の前を通り過ぎようとしています。

これは願ってもないチャンスとばかりにシャッターを切り続けます。

 

朝焼けの中、羊飼いと共にゆっくりと進む羊の群れ。美しい光景です。

 

羊の歩みと共に夜が明けてきました。

 

羊の群れが通り過ぎるまでの10分間、無我夢中でシャッターを押し続けました。

あっという間の出来事でした。

朝焼け色に染まった羊は、なんとも神秘的で、神々しさまで感じました。

生命の営み、大自然の雄大さ、脈々と続く伝統、、、様々な言葉が頭をよぎりますが、

どれもしっくりと来るはずもなく、唯々ひたすらに言葉にできない感動が溢れます。

イランの、大地の、「鼓動」を目の当たりにした瞬間でした。

 

 

日が昇るにしたがって、植物や動物たちも目を覚まします。

 

この犬は追いかけてきて、すごい怖かったです。汗

 

この旅が始まってから初めてのひとり行動で、充分に楽しんだあと

ムサビさんの家に帰ろうとしましたが、ん?? ここはどこだっけ??

美しい景色や動物たちを夢中で撮っているうちにちゃっかりと迷いました。笑

 

右を見ても左を見てもどこまでも同じようなレンガ造りの家がずらり。

ここでもまた違う犬がよそ者を睨みつけています。汗汗 (写真右側)

怖い犬に追いかけられるし、帰る家はわからないし、ちょっと一人で泣きそうでした。笑

 

やっとの思いでムサビ邸に到着した後、朝ご飯をいただき、ムサビさんとはここでお別れ。

別れを惜しみつつもまた会える日を約束して、いざ次の目的地へ。

シーラーズを出発し、次なる目的地はイスファハン!

 

マイクロバスに乗り込み、乾いた大地と抜けるような青空を走ること8時間。

朝から出発し、ようやく目的地のイスファハンに到着したのは、16時でした。

 

イスファハンではいよいよペルシャ絨毯の工房を数件巡ります。

伝説的な工房へもお邪魔する予定で、ここでもまた素晴らしい逸品との出会いがありました!

        つづく

 

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