この春に、生死にまつわる不思議な体験をしました。
その際に、自分にとって『生と死』は、どのようなものなのか、ということを、考える機会となりました。
この度、ひょんなことから、『生と死』がテーマとして描かれている、志賀直哉の『城の崎にて』について、その内容に深く触れる機会がありました。
この作品は、高校生の時に、国語教材として出会い、その概要を知りました。
この小説は、私小説で、作者自身の体験が書かれているそうです。
『生と死の境界の曖昧さ』『隣り合う生と死』など、主人公の感じるイメージと自分のイメージを比較したり、共感したり、以前接したときよりも、おもしろく感じました。
また、各エピソードも絵画的で鮮やかに感じて、新鮮に感じました。
主語が省かれた文章のリズムも独特で、言語の奥深さやおもしろさを感じます。
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