のほほんとしててもいいですか

ソプラノ歌手 佐藤容子のブログです。よろしくお願いいたします!

生と死の関係性と距離感

2024-05-30 | 『本・見賢思斉』
この春に、生死にまつわる不思議な体験をしました。

その際に、自分にとって『生と死』は、どのようなものなのか、ということを、考える機会となりました。

この度、ひょんなことから、『生と死』がテーマとして描かれている、志賀直哉の『城の崎にて』について、その内容に深く触れる機会がありました。

この作品は、高校生の時に、国語教材として出会い、その概要を知りました。


この小説は、私小説で、作者自身の体験が書かれているそうです。

『生と死の境界の曖昧さ』『隣り合う生と死』など、主人公の感じるイメージと自分のイメージを比較したり、共感したり、以前接したときよりも、おもしろく感じました。

また、各エピソードも絵画的で鮮やかに感じて、新鮮に感じました。

主語が省かれた文章のリズムも独特で、言語の奥深さやおもしろさを感じます。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ループ量子重力理論 | トップ | おはようございます »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

『本・見賢思斉』」カテゴリの最新記事