さあ、皆様、大変お待たせしました。
半年ぶりにおもちゃ病院が再開しました。まだ、完全再開したわけではなく、コロナ対策しっかりやる条件付きで一部の地区センターから徐々に始まります。8/22(土)は、篠原地区センターで再開しました。
コロナ対策としては、
・前日までの予約のみ対応
・お客様は故障状況をお聞きしたら、お帰りいただき、受け取りは地区センタ経由
・ドクターはマスク着用、アルコールによる手指消毒(預かるおもちゃも消毒!)
でスタートしました。
猛暑だし、半年もやってなかったので、予約はあるのかなと思っていたら、なんと10件も予約が入っていました。コロナ対策で、参加ドクターの数も制限しているので、結構忙しそうです。さあ、頑張るぞ(というか、待っていた楽しみ)。
全ての修理記録を写真に残せませんでしたが、面白い修理をいくつか記録として紹介します。
1)子ども用トイレ
子ども用のキッチンなどは見たことがありますが、子ども用トイレが修理でやってきました。
便座を開けたり、水を流したりすると音が出るのですが、出ないとのこと。修理はスピーカを交換して完了です。面白かったのは、このおもちゃに貼ってあったシール。
本当におまるとして、トイレ練習のためのおもちゃでした。
2)ぬいぐるみ TUMMY君
手を握ったり、抱っこしたりスキンシップをするとお喋りする、TUMMY君です。耳とハートが動作しないとのこと。
中を開けてみれば、タッチセンサやスイッチ基板が断線していました。
修理を完了し、ハートを押すと、こころのこもった声で「ハートだよ」と答えてくれました。
3)ポケモンクレーン
よくあるUFOキャッチャーなのですが、ロゴはポケモン。故障状況は、レバーを押してもクレーンが下がりきらないとのこと。
故障原因としては、クレーンの鎖の巻き上げがずれてしまっているのだろうと考えました。このUFOキャッチャーの修理は、結構時間がかかります。覚悟を決めて分解し始めたところ、あるドクターから、「電池電圧、測った?」とコメント。なんでも以前、苦労して修理しても治らなかったUFOキャッチャーは、電圧不足で動作不良だったとのこと。
電圧を測ってみると、やっぱり1.1V。新品に変えてみると、全く問題なく動きました。やっぱり、電池確認がおもちゃ修理の基本ですね。
4)その他
10件の修理(一部、お断りしたおもちゃもあります)。全部は写っていませんが、直したおもちゃです。楽しかったなぁ。
次回は、9/26に篠原地区センターです。