3月19日は、横浜線小机駅のそばにある、小机地区センターでおもちゃ病院を開催しました。
ここは元々持ち込まれるおもちゃの数が少なめなのです。”押し入れにしまったおもちゃ”まで期待しましたが、この日はドクター7人で修理したおもちゃは4件!楽しみを皆で分担(笑)しながら修理を行いました。
4件の一つは、サウンドパトカーでした。このパトカー、天井のボタンを押すと、本物のパトカー 同様に迫力ある音と赤灯やヘッドライトの点滅が楽しめます。
でも、持ち込まれた状態は結構悲惨な状況でした。音もならないし、天井の赤灯は外れてぶら下がってます。このパトカー は走行用のモータを内蔵していませんので、押すとフライホイールで進むはずですが、それも動きません。。。
中を開けてみると、
たくさん壊れてました。
赤灯のリフトアップ部品はバラバラに折れてしまっているので、リフトアップをあきらめることにしました。残る電気系の修理とフライホイールの修理を二人のドクターで分担しました。
スピーカは断線だけだと思いきや、スピーカそのものも故障していました。ヘッドライトはLEDでしたので、外部電源(3V)で点灯することを確認して、外れていたリード線をハンダつけしました。これで断線修理も完了と思ったら、赤灯の電源線(4芯)も断線していました。結局、電源線は全て断線していたのでした。
フライホイールは数枚あるギヤの一つが軸が折れてしまっていました。プラスチック製のギヤボックスでしたので、元の軸のあった場所に穴を開け、外側からネジをねじ込み、ギヤの軸としました。
リフトアップ機能以外は、完全に直りました。たくさん故障箇所がありましたが、どうやって遊んでいたのでしょうかね。それとも壊れて、押し入れに入っていたのですかね(笑)。