古い写真が

　台風の日、実家へ身を寄せていた私。今度のは大きいよ、と言われていた割には、中々暴風にならないので、結局二泊三日も過ごしてしまった。暇なので、写真の整理でもして上げようかと思ったが、後ろの母の部屋も父の部屋も相変わらず荷物の山。ものが捨てられない母はふた部屋をもので潰してしまっている。
　それらの中から、古いアルバムを探すのは至難の業。
　仕方がないので、手に取れる二冊を開けたら、懐かしい写真が。

　父が同級生と、九州の旅に行った時のものだけど、古希？還暦？どっちなんだろうか？ビール好きだから相変わらず腹は出ているが、若いね。
　
　実家は父がいなくなってから、遺品の整理も何もしていないので、「父がいない」と言うのが、ひしと感じられて寂しい。気分を変える意味でも、思いきって模様替えでもしたらいいのに、と私は思うが、母はそのままでいいらしい。
　広い台所にTVを前にして、ぽつんと座っている母。
　DAYケアにでも行かない？と言っても、NO。

　生き生きと過ごしている親をみるのはこちらも楽しくなるけど、今の母の姿は寂しすぎて、心に重く圧し掛かるようだ。
　年をとると頑固になるんだね。
　
　ブログ訪問ありがとうございます。

つがい

　

　日曜日の朝、コンピュターに向かっている時のこと。
　窓辺から見える空が青く、気持ちのいい朝だなと、眺めていたら、電線に二羽の鳥が。
　鳥は必ずつがいで行動すると聞いたことがあったので、カメラをズームしてみるとやはりそれらしい。
　仲の良いつがいらしい。
　やっぱりつがいっていいなと思った。

　ブログ訪問ありがとうございます。