目が覚めたら、髪がゆるふわカールになっていました。。。
ほっぺのところにくるんって、巻き毛が落ちています。
パーマをかけてから5ヶ月。直後は、普段ノーメークのため、
出来損ないの名古屋嬢みたいになっていましたが。
寝癖でいい感じに崩れました。
しかし、その後一度も美容院に行っていないので、大抵はボサボサ。
そろそろお財布と相談して、切らねばなりません。
(美容院のカード見てびっくりした!半年近く放置って…新記録かも)
まあ、そんなことはどうでもよいのです。『雨に唄えば』のことでした。
気楽に観られるミュージカルは好きです。
『パリの恋人』『マイ・フェア・レディ』『サウンド・オブ・ミュージック』などなど。
夫はそこまで好きでもなくて、あの『オペラ座の怪人』のことは、
どこが面白いの?と不思議そうでした。
まぁ、タモリじゃなくても、
芝居の途中で突然歌い出し、踊りだすあの表現形式は、
違和感があるかもしれない。
しかしこの場合、深く考える必要はないのです。
歌は気持ちの表れなので、その心の叫びが長い!うざい!と思ったら、
ぽーっと他のことでも考えて、流せばよいのです。
(かなり邪道な見方ですね。すみません~)
CGを多用したハリウッド式スペクタクル映画に食傷気味の近頃、
懐かしの名画に回帰する日々なのです。
さすがに古臭いという気がするものもありますが、
技術が未発達な分、ストーリーが面白い作品も。
『雨に唄えば』も、『これもまた別の話』を読んだのでネタバレ状態でしたが、
かえって見所が分かり、楽しく視聴しました。
『雨に唄えば』1952 監督ジーン・ケリー スタンリー・ドーネン 出演ジーン・ケリー デビー・レイノルズ ドナルド・オコナー
あらすじ…舞台はサイレント映画からトーキーに移り変わる時代。ボードヴィル出身の俳優ドンは、スター女優のリナと組んで、無声映画の世界でヒットを飛ばしてきた。しかし、映画会社の意向で、次回作はトーキーで撮ることに。ところが技術は未熟で、リナは美貌に似合わない悪声の持ち主。試写会では観客にさんざん笑われ酷評されてしまったので、作品に手を加えてミュージカルに変えることに。そこで問題のリナの声は、ドンの恋人である新人女優のキャシーが吹き替えをすることになったのだが…。
ジーン・ケリーの映画は初めて観たのですが、
同時代のフレッド・アステアより二枚目だわー、と思いました。
夫は、ケリー演ずるドンが嫌いだったようで、
オコナーの演ずる、ドンの親友コズモが主役ならいいのに、だって。
(そりゃー芸達者だけれど。ギャグがしつこいところもあるぞ)
リナの女優さんも、あのキャラクター作りには感心したみたいです。
最後の口パク歌唱シーンは、イタイって言ってたけど。
わたしは、キャシーが結構好きなので、応援の気持ちが強かったです。
リナは根性が悪いので、別にああいうことになっても、気の毒ではないの。
(やっぱり夫とはかなり視点が違いますね)
歌と踊りのシーンは、ちょっと今の時代だと冗長な気もしたけど、
「グッド・モーニング」と「シンギン・イン・ザ・レイン」は、
何度聞いても飽きない。
なるほど、名作ってこういうものですか…と頷きました。
後世に残るものは、何がしかの理由があるもんですね!
それにしても、「イエス、イエス、イエス」
「ノー、ノー、ノー」にはウケました(笑)。
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