猫草ばっか食べる草食系だから、肉食女子には負けるよな。
夫が飲み会に行ったので、夜は唐突に食べたくなった餃子にビールとしよう!と楽しみにしていたら、きれいに焼き上がって食卓に運ぼうとした途端、エルが足にまとわりついてうろうろ。…耳ちゅぱねだりだったのです。そうか、わたしが台所にずっといて淋しかったのか。
エルさんを抱っこして、気がすむまで撫でてやっていたら、せっかくの餃子が冷めていた。
がーん。
わたしの膝に乗せられ、肩甲骨あたりをマッサージされるさくら。
夫がiPhoneで撮影してくれました。
(わたしが手当たり次第にぼろを着こんでいるのは無視してください…)
猫にもそれぞれ個性があるのは当然だけど、
エルを飼うまでこんなに手のかかる子がいるとは思いもしませんでした。
さくらも同様の出生ではあるのだけど、赤ちゃん猫の時に母猫から引き離されて捨てられたことから、
エルは常に愛情に飢えていて、満たされない気持ちがある様子。
ケージの中で長い留守番をさせたり、わたしが家事をしに席を外しただけでも、
不安定になって次々異食したり、強烈視線で訴えてきたり、ウニャー…と甘えてきたりするのです。
もう心の病気みたいなものだと思って、エルが寄って来た時はひたすら可愛がる毎日。
あの子はちやほやされるのが好きみたいで、夫に抱っこされてちゅっちゅっされると満足そう。
最近はわたしがソファーに横になって毛布にくるまると(あまりエアコンつけなくて寒いから)、
毛布にもぐりこみ、わたしのお腹の上に乗ってぬくぬくお昼寝するようにもなりました。
エルは、夜わたしたちと一緒にお布団で眠れるさくらが羨ましいのかもしれません。
異食防止のために、一匹だけケージのベッドで寝かしつけられるからなあ。
(昼は毛布の中で眠るエルを見張りながら、わたしもうとうと)
そんな風にエル中心で回っているわたしの生活。
さくらがツンデレで熱烈に好きなのは夫だけだから、そんなこともできるのだけど。
(多分さくらは嫉妬とかしていない。昼間は自由にして、夫が帰宅したら甘えればいいと思っている感じ。
頭の中は、一におとうさん!二にごはん!三、四がなくて五にからす!という子。
夫が宿泊の時、お布団の中に入れてあげるよと名前を呼んでも、夫が呼んだ時とは違い反応が遅く、
なんとなく諦めモードで来たのにはがっかりした…)
でも…本当はもっとさくらとべたべたしたいの!
うちの大事なおひめさんなんだもの!
で、なんとなく肩マッサージを始めることにしました。
あまり力をこめていないけど、意外におとなしくさせてくれる時もあり、
足がピーンと前に伸びている様子が可愛いです。
さくらが夫以外の人間に短時間でも触らせるって珍しい。
猫マッサージの本が欲しいよ…。
日ごとに寒々として、冬本番といった感じです。
最近の口癖はICOCAカードの歌で、エルが何かにビックリするたび、「そんなに驚くことですか♪」と口ずさんでおります。
前回投稿してからあっという間に時が過ぎてしまいましたが、あれからKindle本探しに夢中になったり、ちふれのオールインワンジェルを使いだしても今までとさほど肌が変わらないことに少しショック受けてたり、楽天優勝セールに乗せられて色々買ったり、一流ホテルで開かれる知人の結婚式になんだかびびってしまって準備であたふたしたり、実際にその華燭の典に出席してみれば感動でいっぱいになったり、相変わらず猫らに振り回されたり、今年二度めの口唇ヘルペス発症でへこたれたり、インフルエンザ予防注射を接種してだるくなったり、してました。
やれやれ。