本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

お弁当参考書

2013年08月20日 | 

引っ越し後は毎日帰宅できるようになり、節約とダイエットを兼ねてお弁当生活の再開を望んだ夫。
わたしはもう絶望的なほど早起きはできないので、
(ていうかわたしが起きるほど目覚まし鳴らしたら、まず夫が先に起きるしな)
朝作ることは諦めて、冷蔵庫と冷凍庫にあらかじめ作り置き式で始めてみました。

それまでにも二冊くらいお弁当の本は持っていたけれど、
ビジュアル的に良くてもあまり実用的ではなかった。


↓ 今はこの本頼みのお弁当作り。

ホントに朝ラクべんとう300―冷凍&冷蔵おかずを作りおきして! (主婦の友新実用BOOKS)
クリエーター情報なし
主婦の友社

本当に便利だよー。おかずはあらかじめ作って冷蔵・冷凍しておけばいいんだよ。
朝は詰めるだけだからね。保存のために味は濃いめだけど、大助かり。


↓ この本はそこまでレシピ数が多くないけれども、美味しそうです。

あしたのお弁当 (mama’s cafe books)
飯島 奈美
主婦と生活社

昆布鮭とにんじんマリネはよく作ります。


そして、テンションあげたい時にはクウネルのお弁当本。

私たちのお弁当 (クウネルの本)
クリエーター情報なし
マガジンハウス

 

クウネルの本 もっと私たちのお弁当
クリエーター情報なし
マガジンハウス

人のお弁当の中身を見て刺激を受ける。
この人は冷蔵庫にあるもので、朝ぱぱっと作っちゃうとか、
この人はこだわりやで、丹念に材料を吟味するとか、
あるいはそこまで構えずに、残り物おかずを詰める人とか、
調理者の性格が分かるよね。
頑張りすぎなくても、普段食べるものなんだから自由でいいんだな、と思えるので、見ていて楽しい。


お弁当生活、すぐ投げ出しそうかなと思ったけど、まあ2、3ヶ月くらいは続いています。
わたしも夫と同じおかずをお昼に食べるので、栄養バランスは良くなったかも。
夫は食べ物の好き嫌いがあるので、入れられない食材もあれこれあるし、
おかずの味付けや分量などでダメ出しが出ることもあるけれど、
まあ無理せず、ゆるりと作っていこう。


無料本をkindleで(2)

2013年08月19日 | 

とりあえず読んだ記録。

☆芥川竜之介作品
「動物園」皮肉で辛辣でユーモラスな動物評。
「煙草と悪魔」悪魔も悪の布教に苦労しているわけだ。
「蜜柑」列車もの。斜に構えた語り手の心を動かす、田舎娘の純粋さ。
「藪の中」超有名作品だが、初めて読んだ。謎が謎を呼び、面白かった。

☆大阪圭吉作品
「香水紳士」列車もの。微笑ましくて、ちとお腹が減る少女ミステリ。

☆鈴木三重吉作品
「ぶくぶく長々火の目小僧」王子様ともなると、自分で特技が無くても有能な食客を抱えることが器量になるということか。

☆太宰治作品
「黄金風景」因果応報。
「駈込み訴え」愛憎うずまくストーカー風のユダ。これは腐女子が好きだわ。
「雪の夜の話」この兄さん、ダメンズだな。

☆新実南吉作品
「木の祭り」絵本にすると映えるだろうなと思うお話でした。

☆久生十蘭作品
「キャラコさん 02~11」財産を受け継いでもキャラコさんは変わることなく、様々な人々と関わっていく。
ただ「05 鴎」のように突然話が終わってしまって、んんん…?と思うことも。
描かれなかったそれからのことは最終回の皆の姿から、自分なりに想像するしかない。
「ノンシャラン道中記 02~03」天衣無縫、マイペースなタヌ子に振り回されっぱなしの、優男風コン吉くん。
行き当たりばったりの道中は、無鉄砲で波乱に満ちてユーモラス。
でも久生十蘭って、起承転結の転部分で締めくくることが結構あるのかもなあ。

☆牧野信一作品
「ラガド大学参観記(その一挿話)」幻想的すぎて、あまり世界に入って行けなかった。
「女に臆病な男」座って待っていたら、女の子のほうが的の前におどり出てくれた(ヤン・ウェンリー風)。

☆宮沢賢治作品
「雪渡り」子供たちと子狐たちの交流。出されたものは覚悟決めて食べるというのが客側の心意気。

☆渡辺温作品
「イワンとイワンの兄」自業自得。
「恋」その話の友人はその後どうなっちゃったんだろう。
「四月馬鹿」新婚のろけ話かよー。ていうか呼び名と自称が「エンミイ」って恥ずかしいよ。

☆コナン・ドイル作品
「世界怪談名作集09北極星号の船長 
医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記より抜粋」
神秘話なので落ちはあまり期待しないほうが良かった。

☆アナトール・フランス作品
「世界階段名作集11聖餐祭」古風で浪漫チックな恋の果て。


ちなみに今読みかけている本は、
有料本の「1ドルの価値/賢者の贈り物他21編」(O・ヘンリー)と、
電子書籍ではない岩波文庫「東京に暮す」(キャサリン・サンソム)です。
O・ヘンリーは、昔新潮文庫版を集めていたけれども、
新訳の文体がどうなっているのか興味があり購入。
「東京に暮す」は、昭和初期の日本を理解するために。
日本人の変わらないところ、現代では失われてしまった美点などに思いをはせています。

1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編 (光文社古典新訳文庫)
O・ヘンリー
光文社

 

東京に暮す―1928~1936 (岩波文庫)
キャサリン・サンソム
岩波書店

 


酷暑

2013年08月18日 | うちの猫

おとうさんに歯磨きされそうな気配を感じて、あわてて高所に避難。
あっさり確保されていたけどね。

昨日、ハンモックにいたエルが、舌を出しっぱなしにしているので、びっくりした。

熱中症でも起こしたのかと、声をかけたり、肉球や耳を触ってみたりしたけど、よく分からない。
この時は節電温度でクーラー稼働中。うちわであおいで水を飲ませたら、単なる熟睡だったらしいことが分かったけど。
エル…黒くて熱のたまりやすい体なんだから、涼しい場所を選んで寝てよ!まぎらわしい。

さくらさんは本能的に風の通り道が分かっているというのに。

猫たるもの、TPOに応じて機転を利かせてほしいね!

しかし、いつになったら涼しくなるのでしょう。
猫らの毛皮が可哀想に見える酷暑です。
あちー。


作り置きおかずの教科書

2013年08月18日 | 

母の病気も入院しないで済んでいるし、仕事もしているくらいだし、
多少手伝いをするぐらいだろうかという心構えで実家に帰ってみたら、
日頃から体調管理ができない母は症状がぶりかえし、見るからに生気の薄い状態になっていた。
(ていうか…医者から入院絶食勧められていたのに、
くだらない理由で断って自宅絶食とかすんなよ…)
しかも母はダメンズ育ての名人なので、同居家族は平然と病人に世話をさせている状態。

普通は母の世話をして、男どもは自分でなんとかしろという事態だと思うのだが、
母のほうは自分のことより男どもの生活に不自由がないようにするほうが大事ときた。
もしわたしが手を貸さなかったら、母自ら男どものわがままを聞いてしまうのだから仕方がない。
馬鹿馬鹿しいのですごくキレていたけれど、
母にはその時食べても構わなかったポタージュや甘酒やプリンなどを買ってきて、
限られた予算でご飯を作り、帰省した次兄に肉も食べさせたいとかいう母の要望を聞き、
あとはわたしが帰宅してからあまり料理をしなくて済むようにがっつり作り置きに励んだのだった。


基本、料理はマニュアル派なので、一冊はこちらを持参。

常備菜
飛田 和緒
主婦と生活社

↑ これね、シンプルだけど味付けの好みは分かれると思う。 
わたしは好きだけど。

そのうち、クックパッドに頼るようにもなったけど、
もっと分かりやすいレシピがいると思って、本屋で2冊購入。

暮らし上手の常備菜 (エイムック 2623)
クリエーター情報なし
エイ出版社

↑ 読むのは楽しいけど、日常の飾り気のない常備菜レシピは少な目かもしれない。
おしゃれなもの、手の込んだものを作る場合はきっと便利。

実践的だったのはこれ。

冷凍保存の教科書ビギナーズ―これならできそう!
吉田 瑞子
新星出版社

↑ すぐに使える冷凍素材の作り方や、冷凍おかずの作り方、
保存する時のパッキングの仕方や保存期間など、詳しくてありがたい。


しばらくして疲れが抜けたら、当分里帰りビンボーなので自宅でもこまめに
セール食品の冷凍保存に励みたいと思う。
やりくりって大変ねえ…。

そういえばキンドルは往復の電車内で読みふけったけれども、
実家では就寝前に短編を少し読むくらいで終わりました。
結局レシピ本ばかり広げる羽目になっていたなあ。


夜鳴き

2013年08月17日 | うちの猫
ペットホテルから帰宅後は、さくらと比較すると割合落ち着いていたエルくん。
寝る前にみんな寝室でごろごろしていたら、自主的に自分のケージのベッドに入ったりしたので、この子は大人になったものだと感心していたのですが…。

わたしたちが就寝してから、二時間ごとに夜鳴きしていたらしい。
夜中にふと目覚めると、ひとりで、寂しくて、甘えたくて、あーけーてー!と訴えていたのでしょう。
一度はわたしも起きて、ケージから出して撫でたり抱っこしたりして、なだめてから寝かしつけたのですが。
後遺症がこういう形で出てきたのか…。

さくらは昨夜わたしたちに、べったべたに甘えながら寝ていたけど、エルは異食するといけないから、寝る時にそんな風に放しておけないものね。
ペットホテルの孤独を思い出して、わたしたちにくっつきたくても、できないんだものね。可哀想に。
でもその代わり、昼間にぐっすり寝ていて、フードも一粒ずつ口に運ばせてしか食べないというワガママぶりですが。
エルさん、大人になったと思ったのはわたしの錯覚だったようだね。


そういえばうちの夫も、わたしが休日の朝は起きてこないで寝てばかりいるとか、朝御飯出さずにブランチだとか、嫌みを言うくせに、今日も昼前からお酒を飲んで昼寝しているのだった。
朝寝と昼寝でそんなに差があるとは思えないのだがね。
認めたくはないだろうが、同レベルだよ。

猫たち、ただいま

2013年08月16日 | うちの猫

七泊八日の間、ペットホテルに預けていた猫たちを迎えに行った。
とりあえず、心配していたトイレのほうは、一日め以降はできたらしい。食欲はあり、特にエルはケージの中で結構のびーっとしていたらしい。

でも、帰ると分かってからの猫たちは大騒ぎ。二匹とも車の中で鳴きっぱなし。
なんだか臭いがするねえ、ペットホテルに預けるとこんな感じなのかな、と話していたら、実はさくらはキャリーバッグの中で、おしっことうんちをしてしまったのだった。
多分慣れない環境で我慢していたものだから、わたしたちと家に帰ると思っただけで一気にホッとしたものと思われ…。
ま、しかし、布製キャリーを膝にのせていたわたしのズボンには染みが出来、さくらもお漏らしで毛並みが濡れていたのだった。

帰宅してすぐ、落ち着かないままのさくらを風呂場で洗う。
可哀想なお姫様。今までこんな屈辱的な目に遭ったことはなかったのに。
キャリーバッグも洗ったりして、もうてんてこ舞いである。

改めてよく見ると、さくらは少し痩せた気がするし、よく鳴き、ひどく甘えるようになっていた。
エルも撫でてもらいたがりだったし、しばらくしたら耳ちゅぱを二回したけれど、なんだか顔つきが大人っぽくなった気がする。

初めは猫たち、わたしたちが少しでも部屋からいなくなるとにゃあにゃあ大合唱だったけど、時間がたつにつれて、ようやくいつもの調子を取り戻したらしく、自由にくつろぎだした。
ごめんね、二匹とも…。
大変な思いをさせた分、これからいっぱい可愛がってあげるからね。

ピー子の絵

2013年08月16日 | おえかきもの

わたしが適当に描いた「森林浴するピー子」。
定着液スプレーして、乾かし中。


母の体調も少しは回復してきたのだろうけど、なんだか気力があまりないのが困り者で。
ストレス性の病の場合は特に「病は気から」なので、もうちょっと元気に前向きに生きる気持ちになってほしい。
わたしも滋賀に戻らなければいけないので、ずーっと世話を焼くわけにはいかないのだから。

というわけで、何か生産的にストレスを解消してほしくて、パステル画の用具を買って渡してみたのです。
うちの母は元々油絵を描くのが好きなのだけど、震災の影響で引っ越してしまい、絵を描くスペースがなかなか取れない様子(100号くらいの大きなキャンバスで油絵を描く場合は、場所の確保が大変。もっと小さいキャンバスでも、ちょっとした時間に筆を足すのに、いちいち道具を広げてしまうのは手間だしねえ)。
また引っ越し先から、絵の会で借りているアトリエに自転車で通うのも、今回の病気で中断されてしまったし。
なにかもっと、狭いスペースで、そこまで体力を使わずに、手軽に道具を広げて描ける技法がないかなあ、でも油絵が好きなんだから、あまり簡単な技法でも飽きてしまうだろうなあ、と悩んで、結局パステルを選んでみたのです。

プレゼントしてみたら、パステルの技法は難しいのよと、スケッチブックを前になかなか描きあぐねている様子。
いやまあ。体をすっかり治して油絵を再開するまでの、腕ならしみたいなもんで、自由に遊んでみたらいいんじゃないかなあ。
どれどれ、試しにわたしが上手く描こうとかなーんにも考えないで描いてみるから。
という感じに描いてみた一枚なのです。

わたしは子供の頃、母の影響で油絵を習っていたのだけど、そこでは用具の使い方を教えたりするくらいで、上手に描けとか指導しないで、自由にお絵かきさせてくれるところだったのでした。
それである程度の年までは奔放に描いていたのだけど、なにしろ市美展に出したりする母を見ているものだから、テクニックにしろ、向上心にしろ、絵の知識にしろ、美術鑑賞時の理解力にしろ、やはり才能の差を感じて、次第に遠ざかっていったのです。

でも大人になって遊びでやってみたら、パステル、実は面白かった。
ぼかしを入れたり、色を重ねてみたり、楽しいものだなー。

子供の絵のような出来なので実家に置いてきたけど、母も「なにさ、素人のこんな絵。わたしのほうがもっとピー子を上手く描けるわよ!」ぐらいの気持ちになって、パステル画を描いてくれるとよいものです。


年配の人は震災後の変化に適応しにくいからねえ…。
気力をなくして、なげやりになって、鬱っぽくなるものだろうけど。
母は実家の要なので、なんとか回復してほしいよね。


ピー子ちゃん

2013年08月16日 | お出かけの記録

実家のペット、インコのピー子ちゃん。
結構長生きですが、とてもきれいな羽の色です。
褒められるとなんか嬉しそう。
撫でられるのは嫌いじゃないが、油断すると噛みつこうとする。
よくピーピー鳴いていて、うるさすぎる時もあるけど、いいね、身近に動物がいるのは。
(うちの父が母に肩叩きをさせていたら、それを見ていたピー子は、父がいじめられていると思ったのか、鳴いて止めに入ってる感じでした。鳥なりに色々考えるのであろう)