本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

図書館で借りました:12

2007年09月30日 | 
さて。ここ数ヶ月の間、図書館で借りた本の個人的なリストです。
星三つはとても良かった、二つはなかなか。一つはまあまあ。
(ランク外は記載せず)


☆☆☆

『まんがキッチン』福田里香 アスペクト
“少女マンガにおける食べ物の象徴的役割”を著者が鋭く分析しています。
お菓子作りが苦手でも、少女マンガ好きには超おすすめ。

『150cmライフ。3』たかぎなおこ メディアファクトリ-
わたしも身長が約150cmなので、著者の体験には親近感を覚えます。
購買対象者としては規格想定外でも、ささやかにたくましく生きたいものですのう。

『酩酊混乱紀行「恐怖の報酬」日記』恩田陸 講談社
この本は一応作家の紀行ものに分類されるのかもしれないが、
著者の飛行機恐怖症ぶりと頼もしい飲みっぷりがやけに可笑しく印象的。

『うさぎおいしーフランス人』村上春樹 文藝春秋
どこからこういう発想が湧いてくるのでしょう。シュールで笑えるのです。
来年の正月はこれでカルタでも(したいけど、無理だろうなぁ)。

『けっこん・せんか』阿川佐和子 檀ふみ 文藝春秋
阿川佐和子さんと檀ふみさんの、愉快な対談集。
特に作家の娘たちを集めた“家庭での父”を暴露した回がスゴイです。

『友達より深く楽しむ外国映画の歩き方』三笠加奈子 こう書房
洋画の中で意味深に登場する数字や色などが象徴していること。
文化の違いのために見逃してしまいがちですが、
この本では分かりやすくマンガと共に解説してくれています。

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』吉田篤弘 暮しの手帖社
特別に激しい事件が起こるわけではない。でも読ませる。
淡々と綴られていて、少し浮世離れしているような空気の小説。


☆☆

『プロフェッサーPの研究室』岡田淳
『妖精ケーキはミステリー!?』柏葉幸子
『ミス・マープルの愛すべき生涯』アン・ハート
『ないもの、あります』クラフト・エヴィング商會




『マダムだもの』小林聡美
『キウィおこぼれ留学記』小林聡美
『フィンランド森と街に出会う旅』鈴木緑
『北欧デンマークのかわいいモノたち』京極 祥江
『相談しようそうしよう』原田 宗典
『映画とたべもの』渡辺 祥子
『私のしあわせ図鑑 動物扁』津田 直美
『またまたへんないきもの』早川 いくを 寺西 晃



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追記:ブクログの“sayukiの本棚”のほうも、何冊か更新しました♪
良かったら覗いてみてくださいね!

長崎バイオパーク 1

2007年09月29日 | お出かけの記録

● 出発前のエピソード ●

9月。その日は、母が長崎に来てすぐの日曜日。
雨が降ったり止んだりと、あまり天気はよろしくなかったけれど、
夫に運転手役を頼んで観光ができる唯一の日でもありました。
長崎バイオパークに行きたいと以前から希望を出していたのはわたし。
母は漠然と伊万里観光がしたかった様子でした(…うちからはかなり遠いです)。

それでも、余裕があれば伊万里にも寄ろう、ということで、
図書館で借りてきておいたガイドブックを前日に渡し、
行きたい場所を決めておいてねと話しておいたのです。
わたしは朝から町内会の行事に出なければならなかったので、
帰ってくる頃にはあらかた方針が決まっているだろうという目算でした。

…ところが、へとへとになって帰ってきても、なーんにも予定が組まれてなかった。
シャワーをあびて、朝ごはんを出しても。
そもそも伊万里に寄るかどうかすら、結論が出ていなかった。母よ…。

そんな訳でまず、行くか行かないか、行くならどこが見たいのかを決めさせて、
ネットやガイドブックで経路と地図を調べなければなりませんでした。
話を進めるのに相当時間がかかったので、ようやく準備が整った頃には、
もう伊万里に寄るには遅い時刻になっておりました…。

(これ以降も母はオノレの道を歩き続け、
『調べるのに時間をかけてるけど、行き当たりばったりのほうが早いんじゃない?』
などと発言しては、娘を心の中で泣かす。そんな…そもそもあなたが…)

以上の経緯があって、出発前に著しく疲れてしまって。
せっかくバイオパークに行ったのに、デジカメを忘れてしまいました…。
一応ブロガーなのに、なんということ!
わたしの携帯は画素が粗いので、仕方なく使い捨てカメラを購入し、
あとでプリントした写真をスキャナで取り込んだのですが。
デジカメを持って、必ずまたバイオパークを再訪しなくては。
それぐらい可愛いの、動物たちが!
(ちなみに母も、この旅行前に買った携帯の充電器を実家に置いてきた。
デジカメも使い方が分からないと言って置いてきた。
彼女の場合は『それでも大丈夫かと』思った確信犯ですが。
このうっかり度合いに遺伝を感じる…

さて、写真はこんな感じに撮れました。↓

入ってすぐのトトーラの池にいた、マガンたち。

意外にも綺麗に写ってるけど、遠いわ…。
(ズームアップできないのが使い捨てカメラの宿命)

トトーラの池には彼らもいました。

クモザル。

バイオパークではあちこちでエサやり体験ができます。
わたしたち夫婦の場合は投げ方が下手だったのか、ことごとく無視されました。
最後にたった一度母が飛ばしたフードは、見事キャッチ!


拡大したクモザル

もしや、ひとを見て判断していたのか…?


ただの覚え書き4(DVD)

2007年09月26日 | 映画・DVD・テレビ

先日、パソ子が無事に帰ってきた。嬉しい限り。
数日間ネットで調べ物などが出来ず、少し不便ではあったが、
パソ子の留守の間、他の趣味が楽しめたのもまた事実。
夜はDVDを観まくりました。
ただし編み物をしながらなので…日本語吹き替え版で。
最近音声を選べないDVDが多くて残念。
ながら視聴の時には、吹き替え版がありがたいんだけどなぁ。
(という訳で、以下の作品は日本語で観ました)

  <ネタバレかもしれないので、ご注意下さい!>

『ロバと王女』1970 
監督:脚本 ジャック・ドゥミ 出演 カトリーヌ・ドヌーヴ ジャックペラン
原作はペローの童話『ロバの皮』。亡き王妃との約束で、“王妃より美しい女”としか再婚できなくなった王様は、誰よりも美しく育った自分の娘と再婚しようとする。困った王女はリラの妖精の助言を受けて、王に無理難題を吹っかけるのだが…という、一風変わったミュージカル。

なんという映画をフランス人は撮るのだ(笑)。
父王に求婚された王女様が、妖精に止められて、
“おとうさまは好きよ。なぜ結婚してはいけないの?”と言い出すところがすごい。
このストーリー展開で全体的に呑気であっけらかんとして見えるのもすごい。
日本人なら、ストレートに陰惨で暗くて切羽詰った話にするであろうよ。
(これはラストまで、不思議感漂う展開に…)

歌はやはり、「愛,そして愛」「愛のケーキの作り方」が印象的。
特に前者はオウムが繰り返し歌っていて耳に残る。
そして王女役のカトリーヌ・ドヌーヴのまばゆいこと。
ロバの皮なんぞかぶっても、美貌に曇りはないのである。

『オーシャンズ12』2004 
監督 スティーブン・ソダーバーグ 出演 ジョージ・クルーニー ブラッド・ピット マット・ディモン ジュリア・ロバーツ アンディ・ガルシア
前作で大金を盗まれたベネディクトが、オーシャン一味の行方を突き止め、金を返さなければ命は無いと恐喝してきた。仕方なく、もう一度仕事をすることにしたオーシャンたち。しかし、ことあるごとにナイト・フォックスという怪盗に妨害され…。

期待していたんですが。これだけ豪華な出演者を揃えて、
盗みのテクはそれかーい!という脱力感。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズとブラピのツーショットも、微妙…。
面白かったのは、テスが“あの人”に化けるところかなぁ。

【お断り】 わたしはソダーバーグ監督の手法が苦手らしいです。
こちらの観る姿勢と作品のテンポが、どうにも食い違ってしまうみたいで。
きっとスタイリッシュな映像とは相性が良くないのでしょう。
だからこの感想は当てにしないでください。
機会があればもう一度挑戦してみます…。

『アガサ・クリスティー 謎の失踪 失われた記憶』2004 
演出:脚本 リチャード・カーソン・スミス 出演 オリビア・ウィリアムズ アンナ・マッシー
1926年に、突然失踪したアガサ・クリスティー。11日後に発見された時、彼女は偽名で温泉地に滞在していた。公式発表は「一時的な記憶喪失」としているが、この事件はいまだに謎が多く、真相を探る試みも絶えない。このドラマでは催眠治療で記憶を引き出される事件直後のアガサと、後年のアガサの証言を織り交ぜる形で、彼女の人生を描いている。

無理な飛躍をせず事実を積み上げていった、至極真面目なドラマだった。
『なぜアガサ・クリスティーは失踪したのか?―七十年後に明かされた真実』
という本をパラパラと読んだ時、えげつない感じで悲しくなってしまったので、
本人証言に重きを置いたこのドラマはかなり好印象。
勿論ミステリ的には『アガサ 愛の失踪事件』が一番面白いのだけど。

『僕の妻はシャルロット・ゲンズブール』2001 
監督:出演 イヴァン・アタル 主演シャルロット・ゲンズブール テレンス・スタンプ
スポーツ記者のイヴァンが結婚した相手は、シャルロット・ゲンズブール。フランスの有名女優である彼女との生活は薔薇色…のように見えるが、実際は複雑である。どこにいっても妻はファンに取り囲まれてしまうし、男優とのラブシーンがあると聞けば夫は心穏やかでない。ある時イヴァンは、撮影でイギリスに滞在する妻の元を訪れるが…。

女優の妻を持った夫の視点から悩み多き日々を描いているのだろうけれど、
わたしには初め、無理解な夫を持った女優の受難のドラマに思えたよ。
ある男のふとした言葉に触発されて、嫉妬心が暴走するイヴァン君。
執拗に妻を責めるし、相手役にからむし。
あれじゃシャルロットが可哀想だよ!ただの仕事なんだから!と思っていたら。
特典の音声解説か何かを聞いて、ちょっと待てー、となる。
(カットされたシーンがもし裏にあったとすると…。いや、まさか)

しかし、さすがに実生活でのパートナーが撮っただけあって、
シャルロットが実に可愛くてさりげなくて魅力的。
結局「ごちそうさま」と言いたくなる、ラブラブな惚気映画なんですがね。

『50回目のファーストキス』2004 
監督 ピーター・シガール 出演 ドリューバリモア アダム・サンドラー
観光客相手にお気楽な“一夜の恋”を楽しんでいた獣医のヘンリーが、本気で好きになってしまったのは、記憶障害を持つルーシー。彼女は一年前の交通事故以来、一日の記憶を持ち続けることが出来ない。(朝になると、前日のことはすべて忘れている。彼女の中では、いつまでも時が止まったまま)
ヘンリーは来る日も来る日も、ルーシーにアタックするが…。

アダム・サンドラーが“誰からも恨まれないプレーボーイ”だという設定に
まず違和感があったし、笑えない下ネタも度々出てくるし、
最初は「こりゃーハズレかな」と思ったが、意外に良い映画だった。
ドリュー・バリモアが魅力的で、健気。
彼女のために“一日”を用意する父と弟の姿にもじーんとする。
(それが正しいかどうか分からないけど、愛ゆえにそこまでするのだもの!)
昔のアイドル主演のドラマだったら、都合のいいラストを用意するのだろうけれど、
これは現実味もあって、かえって感動する終わり方でした。

『かもめ食堂』2005 
監督:脚本 荻上直子 出演 小林聡美 片桐はいり もたいまさこ
ヘルシンキで日本食を提供する“かもめ食堂”を始めたサチエだが、おにぎりをメインメニューにしていることもあって、なかなか客が来ない。それでもゆっくりと日々を過ごすうちに、日本おたくのトンミが常連になり、いつしか旅行者のミドリが食堂を手伝うようになり…。やがて、空港で荷物をなくしたマサコという日本女性も、店に入り浸るようになるのであった。原作は群ようこ。

評判通り、とても良い映画でした。
事件が起こりそうで起こらない、淡々とした持ち味が好き。
時折寓意的な場面があり、観るたびにいろんな解釈が生まれそうな気がします。
(マサコがこの荷物は自分のものではない、と思うところとか、
プールでサチエの周りで皆が拍手するところとか)
劇中に登場する料理は、てきぱき丁寧に作られていて実に美味しそう。
これを観た後、わたしは豚の生姜焼きを作りました。
(ガッチャマンの歌も歌ったが…)
そして素敵な北欧の雰囲気!フィンランドいいなぁ。
(つられて『フィンランド 森と街に出会う旅』という本を図書館で借りるが、
のんびり余裕に満ちたオトナの世界…のように見えたかの国も、
それなりに問題を抱えている様子。でもインテリアなどはやはり憧れてしまう)



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愛すればこそ

2007年09月19日 | 日々のこと
「みどり、いいこだね!えらいね!」
ひなたぼっこをしているうちの亀を見て、とっさに出た言葉。
無論猫撫で声である。
(ちなみに今の季節、みどりはエアコンをつけない熱気のこもった部屋でしか、ひなたぼっこをしない。足場の上でくつろぐみどりを見るたびに、自然に水中に戻る気になるまでクーラーを付けず、ひとり我慢大会をしている有様…)

どうにもこうにも、わたしには身近なものを狭く深く愛してしまう習性があるらしい。

夫の事だってそう。
グラビアアイドルを撮影するカメラマンだって恐れ入るくらい、やたらと「可愛いね!あー、なにやっても可愛いすぎる!」を連発する妻…。
激しい身贔屓だと自覚しつつも止まらないのである、この口は。
(この間も「なんでこんなに可愛いの?!妻以外には効かないフェロモンが出てんじゃないの?!」と『奥さまはマリナーゼ』並みに調子に乗って喋っていたら、舌が回っていなかったらしく「けろもん?」と聞き返された。…ああ、君のは間違いなく“けろもん”だよっ!)


そんなわたしが今、気を揉んでいるのは、うちのパソ子のこと。
(解説しよう!パソ子とは、愛するものは擬人化せずにはいられない桜雪が、自分のノートパソコンにつけた最近のあだ名である!溺愛状態が極まると、なんでも子をつけてしまうため、たまにみどりは“みどりっこ”、かめは“かめっこ”と呼ばれている!)

パソ子は持ち主に似て、とろいのである。
一度に二つのことをやれ、と命じられると悩んでしまう。イライラしてあちこちせっつくと、パニック状態になってフリーズするか、とりあえず“エラー表示”を出してくる。日頃はよく頑張っているのだが…まあ、ちょっとばかり辛抱強く対応せねばならない、扱いの難しい子なんである。

そのパソ子を…ひょんなことから数日夫に貸し出すことになったのだ。あの“いらち”な夫に。
なんだか心配。あまりに動作が遅いため、気が立った夫にむやみにクリックされて、困っているのではなかろうか。
ゆうべは夫に突然マウスを取られたり、本体電源が消えていることもろくに確認されずコンセント抜かれたり、してたもんな…(泣)。

わたしのパソ子…。
賢くて便利なパソ子…。
どうか無事で、妙な癖もつかず、帰って来ますように 。
(素晴らしく高級で美しく、運転にもコツがあるようなピカピカのスポーツカーに、“キャサリン”だの“ジェニファー”だのと女性の名前をつけてひそかに愛しているような男性が、擬人化もへっくれもない無造作な人間に車を貸したとき、こんな気分になるのかもなぁ…。ああ…本当は貸したくなかった…)

ダブルガーゼのグラニーバッグ

2007年09月18日 | handmade(縫い物)
たくさんの本で、いろんなバッグの作り方を熱心に読んでいるくせに、
いざとなると、どうしてもグラニーバッグを作ってしまう。
こんなところにもビビリなわたし。

グラニーバッグの形は勿論好きなんですが、
実のところ他のバッグを手縫いで完成させる自信がないんですよね。
でもちょっとずつ新しい挑戦はしてみたい…ということで、
試しにこんなものを作ってみました。



先日のスカートと同じnaniIROの生地で作った、グラニーバッグ。

今度は『和布のバッグ―和風の布地で作るバッグいろいろ!』(ブティック社と、
『COTTON TIME』2006年7月号に掲載されていたグラニーバッグ
(↑『よくわかるソーイングの基本Lesson』にも再録)を参考にしました。
表布にはタックではなく、ギャザーを寄せています。
どの辺に挑戦してみたのかというと…。



まず、縁取りと持ち手部分に初めてメートラインを使用しました。
綾織テープより引っかかりにくくて、なんだか縫いやすいかも?
持ち手部分には薄い接着芯を貼ったので、伸びにくいです。

ポケットも珍しく裏布に縫い付けないタイプで。
ごそごそ中をかき回さずに済んで、結構便利♪

あとね、初めてマグネットボタンを付けました。
今まで敬遠していたんだけど。案外難しくなくて、よかったー。
(ただ、裏布にはタックを寄せたので、それに響かないよう
内部のベルト芯は小さくしてしまいました。開ける時に少々気を使う…)



失敗は…表布に接着キルト芯がうまく貼れなかったこと。
いつも失敗して生地が浮いてしまうんです。悲しい…。
本の通りにやっているつもりなんだけどなぁ。

  ・:*:・゜’★,。・:*:・゜’☆・:*:・゜’★,。・:*:・゜’☆・:

この間、久々に短く髪を切りました。なんだか頭が軽いです。
どんな感じになるのか想像も付かないままカットしてもらったのですが、
美容院の鏡で自分を見て、危うく笑い出しそうになりました。

(これって…ウエンツの鬼太郎っぽいかも?妖怪アンテナ付き?)

その鬼太郎頭も、帰りには大雨でぐしゃぐしゃになってしまったんですけどね。
以後は何度丁寧にブローしても(しているつもりでも)、
妙な癖が出てしまって、きちんとまとまりません。
縮毛矯正をかける前に、いいスタイリング剤が見つからないかしら。
(いつもそう言って新しい整髪料を買っているが、
思い通りの髪形になった試しがなく…。ええ、結局ブローが下手すぎるんです!



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手縫いでダブルガーゼのスカート

2007年09月17日 | handmade(縫い物)

引越し後、ストレス解消のために打ち込んだ針仕事。
自分の手の中で何かが出来上がるということに癒されています。
これはnaniIROの生地を使ったスカート!



ダブルガーゼなので、結構透けております。
レギンスやペチコートの上に穿いた方がいいみたいですね。

参考にさせていただいたのは、
polka-dropsさんという方のブログで紹介されていた
簡単すっきりギャザースカートの作り方と、
『オーガニックコットンでつくるきもちのいい手ぬい服』(高橋恵美子著)と、
『ウエストゴムの形いろいろキレイめスカート』(渡部サト著)。

型紙無しだから、工程そのものは簡単です♪
(頭の中で手縫いに変換する時に悩んだり、
途中で飽きて放り出したりしたので、完成までに時間がかかりましたが
大抵の箇所は返しぐし縫いでしっかりと。
脇は袋縫いにしました。

ちょっと大変だったのは…ゴムを入れる時、かな。
ベルト部分はリネンを使いましたが、ゴム幅とベルト幅がきちきちすぎて。
幅広ゴム用のひも通しもなかったので、スムーズにはいきませんでした。
反省。



Fuwari fuwari のターシャという柄。
以前一目惚れして買ったものの、しばらく寝かせていた生地なのです。
ようやく念願のスカートを完成させることができて…。感無量。

次は勇気を出して、これを着てみよう!
(なんだか勿体無くて、まだタンスの肥やしなのでした)

 ・:*:・゜’★,。・:*:・゜’☆・:*:・゜’★,。・:*:・゜’☆・:

怖い夢を見て、深夜に目が覚めたのです…。
どうやら、外の強風と大雨の音を眠りながら聞いていて、不安になったらしい。
就寝前に『オリエント急行殺人事件~死の片道切符』
観たこともいけなかったみたい。
(設定を現代に置き換えた、アルフレッド・モリナ版ポワロです。
ちなみに、全然怖くない映画…。多分、“関連する事件”に対する嫌悪感が、
意識の底に残っていたんでしょうね)

それから、困ったことに眠れなくなってしまいました。
夫の寝顔をあまり見ていると、向こうが目を覚ますだろうし…。
(“ふと目を開けた時に、妻がじーっと見つめているのは怖いから、
寝顔は見ないで”と言われている…)

気分を直すためには、お茶でも飲んだほうがいいようなので、
アップルティーを淹れて別の部屋でTVをつけました。
しかし時間帯が悪かったので、地上波は放送がなく、
CATVを次々変えながら、ぼんやりすることに…。

悪夢に効く番組を、深夜に放送してくれないかなぁ。
後味がよくて、楽天的で、ほんのり幸せになれるような…。
その名もナイトメア追放チャンネル!…あったらいいのにー。
とか思っているうちに、もう朝なのでした…。
眠…。



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通り雨

2007年09月16日 | うちの亀

連休なのですが。
例によって夫が友達のところへ出奔。
(用事があるからと電話をかけても、音信不通。
連絡取れないなら携帯を所持する意味があるのか?おいこら

「ちゃんと自分で世話するって言うから飼ってるのに。
あの子はまた、やることもやらんと!」と思いながら、
黙々と水槽の水替えをするわたくしでした。
(やっぱり、おかんの発想…)

ひとりで二匹の亀たちの水槽を綺麗にするのは大変です。(毎度言ってる?)
水を取り替える際にはバケツを使いますから、
いくら簡略化しても一時間半くらい時間がかかるのです。
蚊にも刺されますし、ちょっと手先が狂っただけで、辺りは水浸し。
一見単純ですが、非常に体力・気力・集中力のいる作業なのです。

今回は、突然激しいにわか雨に襲われました。
急いで手を洗ってからベランダに向ったのですが、
干してあった洗濯物はすでにしっとり…。
今度の家、ベランダに屋根がないんです。
二回分の洗濯物を再度洗う羽目になりました。ううう…。

水槽も、みどりの方はすでに水替えが終わっていたのですが、
カメの方は水を抜いたばかり。
このままにしておく訳にはいかないので、作業続行。
濡れながらも取り替え終わったら、雨があがりました…。
ついてない…。

でも、新しい水に喜ぶ亀たちが可愛くて仕様がない。


嬉しい!楽しい!きゃはは!(>▽<)

カメの場合はいつもハイテンションなので、
本当は何にはしゃいでいるのか不明だけど…。
みどりは普段がゆったりしているので、水替え後の態度が際立つ。
ただ、カメラを向けると嫌がるので、上のような写真は撮れない…。


撮影お断り!( ̄× ̄)

野性の心は捨てても、用心深いらしい。
(母が来た時も、みどりはわたしたちと区別がつくようでした。
カメはいつもと変わらず、能天気にばしゃばしゃ泳いでいたけれど

しかし、そんなみどりにも盲点が。


みどりの裏側~♪(´m`)

引越してから、亀たちの水槽をスチールラックに設置したんです。
(みどりが上段。カメが下段)
うちは砂を敷いていないので、透明な水槽の底からみどりのおなかが見えるの。
へこんだ時にカーペットに寝転がると、こんな光景に心和まされたりするのです。
我が家の癒し!


鼻先を水面から出して、空気を吸うみどりさん。

おそらく本人(亀?)は分かっていないでしょうけど、
表も裏も眺めてしまって、すみません。


お気に入りを増やそう♪

2007年09月15日 | お気に入り

どういう星の下に生まれたのか、わたしの周りはマイペース人間に満ちている。
類は友を呼ぶと言うのかもしれないけれど。
(↑今うちの子は、“ルイは友を呼ぶ”と変換したよ。巻き毛な雰囲気だ)
見渡せばやたらと濃いキャラクターばかりなので、
こちらは自分を保てずに、目一杯振り回されている。なんだかなー。

わたしなりに、ぎりぎりのところで自己主張はしているはずなのだが。
声高ではないけれど、ちゃんと話しているはずなのだが。
いつも意思が伝わらない。
よく「そんなの聞いてない」と言われてしまう。
(夫の見方「アピールが弱いんだよ」)
適当に聞き流されているため、いよいよ我慢しきれず抗議すると、
「ちゃんと言わないから」「知らなかった」。
・・・・・・・・・・・・・・・・。
そうですか、気持ちを激しく外に出さないこちらが悪かったのですか、と
拗ねたくなるわたしなのである。

いいもん。これから超わがままになるもん!と購入したのはこちら。



憧れのカフェオレボウル。
…ずっと欲しくて眺めていたんだから。もう、我慢なんてしないわよ!
(…といっても、一個525円也)

実はミニミニサイズなんです。



小さくて可愛い♪
こういうので、わたしのツボにはまったお気に入りがもう一つあったなぁ。
あ!



これこれ。デュラレックスのグラスでした。
この側面の持ちやすいデザイン。なんとなく好きです。

…いきなり、自己主張を激しくする訳にはいかないけどね。
(だって、大抵の場合『徹子の部屋』のゲスト状態だから!
相手が聞きたい話しか聞いてもらえないから!)
せめて身の回りには、お気に入りを増やしていきたいな。
目立たずとも、揺るがず!が目標。


衝撃の事実

2007年09月14日 | 日々のこと
ダウンタウンDXに出演していたテリー伊藤が、
斜視の手術代は2万数千円くらいだった、と話していて、
画面のこちら側で激しくショックを受けてしまったわたしである。

わたしも斜視で、長年“ちょっといやな思い”をしていたのよ。
普段は気づかれないし、自分でも意識してないんだけど。
…時々、「写真に写った視線が変」とか「目がおかしい」などと言われたりして。
平気な顔をしてみせるけど、ひそかに傷ついていた訳です。

小学生の頃には、診察を受けに順天堂病院まで連れて行かれたことがありました。
わざわざ足を運びながら、なぜその時手術をしなかったのか…。
どうもお医者様が「手術をしなくても(周りが見て)分かりませんよ」と
母に言ったらしいのです。
目だけ動かして視線を移すようなことをしなければ、目立たないって。
母は納得して、娘が自分から“どうしても治したい”と言い出すまで
手術はしなくてもいいだろう、と判断したのでした。
(今になると、あの時のお医者様が恨めしい

その後もやはりいやな思いをすることがあって、
手術したい…という気持ちはずっとあったのです。
ただ、親の話からすると金額が高そうな感じがしたので、
遠慮して、はっきりとは言い出せなかっただけ。
(先日も「どうしても手術したいなら…。手術代、うちで用意するから…」と。
気持ちは嬉しいけど、なんだかいかにも高そうな口ぶりだった…)

ところが…テリー伊藤発言のあと、急いでネットで調べてみたら。
大体今は3万から5万くらいでできるらしいじゃないですか!
(↑症状にもよるのでしょうが…)
なんだ!眼鏡と同じくらいじゃない!
わたしは20年前の知識に踊らされていたわけ…。

突然明らかになった真相に、なんだよそれは!と憤り、
また夫に慰めてもらうことになったのでした。

ああ、びっくりした。
なんでも自分で調べて、最新の情報を手に入れないと駄目だね!

夫婦ですから

2007年09月13日 | 日々のこと

昨夜はさんまの塩焼きや温泉豆腐をつまみに、
ひとりでひっそり缶チューハイを空けた。
デザートにはスーパー特売の巨峰を食べ、DVDを観ながら編み物をする。
小さな憂さ晴らし。

夜遅く帰ってきた夫に“飲まずにいられなかった訳”を話したら、
「大変だったねえ」と慰めてくれた。。。
(どんな妻だよ、わたし

こんな時。
夫だったら、きっぱり自分を通すことができるんだろうな。
わがままだって周りから言われても、
許容量を超えたことにはきちんと線を引いて退くことができるんだろうな。
その性格に妻は振り回されたりもするけれど。
…自分に正直なところは、なんだか羨ましい。

夫と付き合いだした頃に時折ぼんやり思い浮かべていたのは、
ドリカムのアルバムに収録されている「眼鏡越しの空」という曲でした。
(…恋愛中のために甚だしく美化。しかもわたし、眼鏡かけてないし)
いつだって人間はないものねだりで、
自分に出来ないことが出来そうな人に憧れるものなのでしょう。

無論夫にも弱い部分があり、色々背負い込んでぐったりすることもありますが、
その部分は妻だとすっぱりさっくり切り捨てられるところだったりして。
わたしたち、本当に正反対なんだよね。


  ・:*:・゜’★,。・:*:・゜’☆・:*:・゜’★,。・:*:・゜’☆・:

その後、暴飲暴食が祟ったらしく、深夜におなかを壊して七転八倒しました。
お・ば・か…!

で、やっと痛みの波が過ぎてうとうとしかけたら、今度は夫が腹痛に。
あれれ。夫はその晩、外で食べてきたはずなのに…おかしいわ。
そこで「どうして?」と聞いたら、夫の答え。
「夫婦だから」
訳が分かりませーん!