本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

5月31日のお弁当

2006年05月31日 | 美味☆礼賛
今朝は、比較的楽にお弁当を作り終えることができました。
やっぱりおかずの作り置きと、冷凍食品は便利ですね!
電子レンジで温め直したら、
保冷剤をお皿の下に置いて冷ませばいいんだもの。
急いでいるから、すごく助かる~。(^ ^)v

当日作るおかずも、下ごしらえを済ませてタッパーに入れておけば、
調理時間が短縮できるんだなぁ、と当たり前のことなんですが実感中。
(その代わり前夜は、夕飯の支度と同時進行で忙しいんだけど
日々、手抜きする方法について模索しているわたくしです。

  そんな本日のお弁当

   鶏の炭火焼(冷凍食品)

   炒り卵(ツナが入ってます)

   こんにゃくのピリ辛キンピラ(前夜作る)

   小松菜のおひたし(前夜材料を切る)

   ごはん

マンネリ化の傾向が見られる昨今。
少しでもおかずのバリエーションを増やしたいものです。

             

今日のとほほ。

頭痛がひどいので寝ていたら、
夫が突然帰ってきてしまいました。  

夏物スーツが破けたので、慌てて着替えに戻ったらしい。
昼日中、呑気に寝ぼけている姿を見られて、
とても決まりが悪いです。

体中に疲労感が漂う原因は分かっています。
 昨日は大型ショッピングセンターに出かけたのですが、
あれこれ家庭の必要品を買ったり、
趣味のものを見たりしているうちに時が過ぎてしまい、
気がつくと五時間くらい歩きっぱなし…。
それでくたびれてしまったようです。
徒歩だから往復も大変なのに、考えなしでした。
こんな馬鹿みたいな理由でごろごろしているのだから、恥ずかしい…。
(もはや一晩で疲れが取れないということもショック

今もだるーい感じなんですが、
お米を買いに商店街へ行かなければなりません。
あのきつい階段にエスカレーターをつけて欲しいなぁ。
(それを迂回すると、これは山道だろう!と言いたくなる坂。
 自転車が無効化する街ですよ…




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5月30日のお弁当

2006年05月30日 | 美味☆礼賛
今日のお弁当のおかずはこんな感じ。

 ● 一口とんかつ(冷凍食品)

 ● セロリのじゃこ入りキンピラ

 ● 韓国のり入り卵焼き

 ● インゲンのベーコン巻き

この中で夫の口に合わないものはどれでしょう?
毎度、賭けのようなものです。
(あまり残さないけれど、いつも最低一つは気に入らないみたい。
食に対する固定観念が強いので、難しい人なのです…

魔法瓶には黒豆茶。
(ほぼ一年中作らされる冷たいお茶。
夫はすべて麦茶だと思い込んでいますが、
実はしばらく黒豆茶を淹れています。
やはり当てにならぬ味覚の持ち主

この間、保冷バッグに保冷剤を入れたら、
食べる時にごはんが硬くなっていた、との苦情。
仕方なく抗菌カラシシートと保冷バッグだけで持たせましたが。
車の中は暑いから、心配だなぁ。
やっぱり夏は、保冷剤だと思うんだけど。
何かいい方法がないかしら…。うーん、悩むぞ。

             

週末はできる限り夫の傍でうろうろしていたので、
また家事が溜まってしまいました。
月・火と洗濯ばかりしています。
避けていたアイロンがけも、仕方なく。(←熱いので苦手です)

そう。夫が休みの日は、構って構って!ばかりです。
本を読んでゆっくりしたい時も、
遊んで~!こっち向いて~!喋って~!
と、まとわりついてうるさいらしい。(無自覚)
その様子は散歩をねだる犬のようだとか。(くーっ

結婚以来、妻の怒涛のような愛情表現に耐えていた夫が、
先日ついに呟きました。
「子供と一緒で、寝てると可愛いのにねぇ…」

寝てるとわがまま言わないし、大人しくてちょうど良いそうです。
まあ!そういえば最近、土日に寝坊しても、
「寝てるとつまらないよ」と夫が起こしに来ません。
放置されていて、気がつくと昼、なんてことも。
で、自然に目覚めると、今度は「昼寝しよう」と言われるんだ。
がーん!!
夫はそうしてつかの間の自由を楽しんでいたのですね…。
必要とされているうちが花だというのに~。

このつれないオトコとはもう十年近い付き合いになります。
わたしはずっと、彼は表現力に乏しいだけで、
感受性も想像力も、その気になれば豊かなんだと思ってました。
しかし、今頃になって衝撃の事実が判明。
酩酊中の本人の申告によると、
すぐ傷つき、すぐ舞い上がる妻に比べると、
自分は感情のはばが狭く、遠距離恋愛中も
“会えて嬉しい”とは思ったけど、
“離れていると淋しい”とは感じなかったとか。

おいおい。わたしは誰に恋していたんだ。
かけがえの無い愛があると信じて結婚しちゃったものの、
そもそも大きな勘違いがあったのでは。。。
相手は王子様じゃなくて、
バカ殿だったんですかー?!

残酷な真実の前に打ちひしがれる妻。
二人はこのあとも変わらず同じ道を歩んで行けるのか?!
な~んて(笑)。
来週も懲りずに構って!攻撃なのです。夫よ、覚悟したまえ☆




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手縫いエプロンに挑戦!

2006年05月29日 | handmade(縫い物)
相変わらず針を指に刺しながら、
びくびく続けています、手縫い…。
下手でも、少しずつ形になるのが嬉しいな。
不ぞろいな縫い目があったかーい感じですね。
今回はこんなものを作りました。



雑誌「天然生活」2005年2月号に掲載されていた、
“大橋利枝子さんがつくる毎日のエプロン”より、
日曜日の基本のエプロン。
あまりに可愛くて、ずっと、欲しい!欲しい!と思っていたのです。

おそらくミシンで作るのでしょうけど、うちにはないし、
手縫いでやってみよう、と決心。
でも数週間縫ったり休んだり…。
思うように進みませんでした(またしても)。
特にウェストのギャザーが難しかった。
結びひものところは、何回となく飽きました。
(何でも手縫いで作っていた昔の人はえらいなぁ)

こちら、身に付けたところ。



淡い緑の地に白の水玉。
(見本では紺地に白の水玉でした)
ズボンの上に巻くと、スカートを重ね着したみたい。
帆布の洒落たカフェエプロンも大好きですが、
こんな薄手のシンプルなエプロンも素敵。
もっといろんな模様で作ってみたいです。

しかし…当面は小物製作をしたほうがいいかもしれません。
前回のバッグといい、このエプロンといい、
間に雑用が入ると、しばらく手にする気分にならなかったのです。
すぐできないと途中で飽きる、ということなんでしょうね~。

それで、次は小さなポーチを縫い始めたのですが、
図の通りに作っているつもりなのに…最後の最後になって、
材料のファスナーの長さと合いません。
なぜ? 一体なにがいけなかったの?
別のサイズのファスナーを購入するまで、
製作意欲を維持できるでしょうか。心配です。



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いつも通りの日曜日

2006年05月28日 | 日々のこと
財布も冷蔵庫もすっからかんだったので、
至急生活費を下ろし、
食材を買いに行かなければならなかったのですが、
今日も外出を嫌がる夫…。
なんかいつも通りの休日ですね!

坂の上のマンションに引っ越した時には、
階段の上り下りが大変なので、
土日に車で出かけて買いだめをすればいいね、
という話だったのに。
ちょっと詐欺…と思う妻。

またひとりで坂を下り、全て徒歩で用事を済ませました。
夫め、動きたくない気分は分かるけど…。
昼間はマンガびたりで、夜は酒を飲むだけ、というのは。
こちらが疲れてしまいます(精神的に)。

という訳で夜、宅配ピザを取ってみましたが。
今度は、先に食べ始めた夫から、
「いつこっちにくるの~?チーズ固まっちゃうよぅ」の声が。
はいはいはいはい!すぐ行きますよ!
まいっちゃうなぁ、しかし。

記憶違い?『空とぶゆうびんやさん』

2006年05月27日 | 
子供の頃に読んだ本って、なんで時々
思い違いをして覚えているのでしょう…。

以前、『年をとったワニの話』を間違って記憶していた、
という話をブログに書きましたけれど。(→詳しくはこちら

また頭の中で、勝手に物語を作っていた絵本があったのです。
懐かしの児童書として例を挙げ、
おぼろげなあらすじを紹介した『空とぶゆうびんやさん』。
手元にないばかりに適当なことを書きましたが。
GWに帰郷した折に、実家でその本を見つけたのです。
(他にも数冊、思い出の絵本と再会しました!)
長崎に送ってもらったので、暇な時に読んでみると。
あはっ。細部が記憶と違っていた。

ごめんなさーい!
やっぱり忘れたところを想像で補っていたようです。
題は『空とぶゆうびんやさん』だったんですけどね。

 <間違っていた箇所> …以下ネタバレ含みます。

×飛行機で配達する郵便やさん。
○特別製ヘリコプターで配達する郵便やさん。

×宙返りで手紙を落とし、首になる。
○曲芸飛行で教会の塔に衝突し、首になる。

×牝牛のミルクと奥さんが摘んできた苺でアイスを作る。
○牝牛のミルクと郵便やさんが裏庭で摘んだ苺でアイスを作る。

×アイスクリーム屋さんを開き、街のみんなに飛行機で届ける
○アイスクリーム屋さんを開くと、お客さんがこぞって買いにくる。

×何か事件があって、局長の怒りがとける。
○落馬した局長にアイスクリームをご馳走して、怒りがとける。

×飛行機で郵便配達をしながら
 アイスクリームもサービスする郵便やさんになる。
○ヘリで郵便配達をしながら
 局長さんにだけアイスクリーム4こを届ける。

前に書いたこと、ほとんど違っていました。
そりゃー、ご存知の方いないはずです。
アイスクリームに苺が入っていることだけは確かなんて。
食い意地が張っている証明になってしまいました…。

でも、改めて読み直したこの絵本。
楽しくてすてきなお話でした!
挿絵も温かみとユーモアがあります。
子供たちに曲芸飛行を頼まれると、断れない郵便やさんも、
失業した夫を明るく励ますおくさんも、
結果的に復職のきっかけを作る牝牛のニーナも、
優しくて、なんとなくほのぼの~としています。
自分だけアイスクリームをヘリで配達させる
郵便局長さんがちょっとせこい(笑)。

いまや入手しにくい状況が残念です(もしや絶版?)。
世の中には人知れず埋もれていく、
良質だけれどベストセラーではない本が、
沢山あるんでしょうね…。

ぽかぽかした日向で、お茶を飲みながら絵本をめくり、
のんびりまったり過ごすのがお好きな方、
お近くの図書館で所蔵していたら、
ぜひ借りて読んでみてください。
もしかしたらお気に召すかもしれません♪


『空とぶゆうびんやさん』バイオレット=ドラモンド絵・文 講談社 昭和47年




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『おちゃめなパッティ大学へ行く』

2006年05月26日 | 

『おちゃめなパッティ』の続編読みました!
しかし作中の時系列では後になる
『おちゃめなパッティ大学へ行く』のほうが、
実際に発表された年が早いそうですね。
そのせいか、完成度はどちらかというと
『おちゃめなパッティ』のほうが上のような気がしました。
でも相変わらずいたずら好きのパッティ、
窮地におちいった時の巧みな言い訳も健在です(笑)。

『おちゃめなパッティ大学へ行く』ジーン・ウェブスター ブッキング 2004
 大学の上級生となった、パッティ・ワイヤット。自由奔放でユーモア溢れる彼女は、ここでも同級生をひっかけたり、授業をサボったり、厳しいオジさまたちを言いくるめたり、のびやかな青春(?)を過ごしている。でも友情に厚く、肝心なところでは呆れるほど公明正大なので、誰もにくめないおちゃめさんなのだ。

良家の子女を集めた管理教育の中で、
自身もお嬢様でありながら、規則を平然とやぶり、
あくまで自由に振舞おうとするパッティは、
トリックスター的存在。

それより以前の少女小説って、
“良い女の子”になるためのお手本みたいなもので、
お転婆で羽目をはずしたりする子は
物語の中で飼いならされたりしたんだけど。
パッティにはそうしたストーリー上の制裁がないのです。
(ラスト、改心しかけるパッティですが、
これもいつもの気まぐれかなぁ…と思わすあたり、彼女らしいところです)

主人公の精神に深みがないとか、
わざと不良ぶってみせるけど、体制と戦おうとしないとか、
批判しようとすれば簡単にできると思うの。

第1派フェミニズムの時代に、
大学では、一人の人間として
自立して生きるべきだという教育をされながら、
現実の社会では、
ただ良い結婚をするのが女の幸せという観念があって。
その中での疑問や葛藤というものが、
『あしながおじさん』や『続あしながおじさん』からは
少しうかがえたんだけど、
パッティ・シリーズでは描ききれていない。
…堅く考えれば、そんな風に解釈することもできます。

しかし、時代背景と物語としての価値は混同されるものじゃないしね。
売れるものしか書かない作家もいるし、
自分の個人的経験ばかり書く作家もいる。
作中から何かを読み取るのは自由だけど、
それで文学的な価値は左右されるものじゃない。

この場合、作者が描こうとしたのはごく普通の大学生活なのでしょう。
そして大学生活とは…往々にして、友達と試験と休暇、
ボーイフレンドとイベントのことで頭が一杯という場合が多いのです。
(常に社会を憂えているという真面目な学生さん、ごめんなさい

本当に、当時はいかに単位を落とさず講義をサボるか、
なんてことが大問題だったもの。
就職難で、将来も不安だったけど…。
お馬鹿だったから、目先のことで忙しかったの。
実力がないから、教授に当てられるとびくっ!としてね。
パッティの天才的な口車が羨ましいです。

                 

ウェブスター作品で一番気に入っているのは、
実は『続あしながおじさん』なんです~♪
『あしながおじさん』のジュディの親友、サリーが主人公で。
何の不自由もないお嬢様だったんだけど、
頼まれて孤児院の院長になり、人間的に成長します。
大人の恋もあって、面白い。

そういえば大学の頃のサリーは、快活で屈託がなくて、
パッティの面影があると思うんだけど、どうでしょうか?




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『おちゃめなパッティ』

2006年05月25日 | 

学生寮、というもの。
共同生活が苦手な人間には、全く向きません。
わたしは一年ほど寮生活をしたことがあるのですが、
陰気で打ち解けない神経質な性格なので、
同室者に多大な迷惑をかけ、
己もストレスで押しつぶされそうになりました。

自室でもひとりにはなれない、
適当に暮らせない(また相手のルーズさを受け入れなければならない)、
広く浅い社交性を持たなければならない、
門限や入室制限(男性を招いてはダメ)を守らなければならない、
などなど、それなりに規則や束縛があるので、
無事退寮し一人暮らしを始めた時には、
なんと晴れ晴れとしたこと!

多分、もう少し大人で、もう少し長く寮生活を続けていれば、
得るものがたくさんあったんでしょうね~。
数ある苦労も今では思い出ですが。
あの頃に決して戻りたくはないです(笑)。

 さて、昔読んだ欧米の少女小説には、
女子寮を舞台にしたものが結構ありました。
バーネットの『小公女』も寄宿学校だし。
クーリッジの『すてきなケティの寮生活』もそう。

ブライトンのクレア学院シリーズ(『おちゃめなふたご』等)も、
真夜中のパーティーや、思いがけない友情といった、
いかにも“女の子”らしい、可愛い側面が描かれていました。
しかし改めて考えてみると、
人見知りはなかなか馴染めないとか、いつのまにか派閥ができるとか、
噂話が広がるのは早いとか、
結構シビアなことも書かれているんですよね。
古今東西、人間性と言うものは変わらないらしい。

ウェブスターには『あしながおじさん』の他に、
『おちゃめなパッティ』という女子寮の話があります。
この間、復刊した名訳を図書館で借りてきました。
わたしが以前読んだのは、細部を端折った子供向けの訳だったので、
今回初めて目にする章もあり、新鮮!
20世紀初頭に発表された作品なのに、
色褪せない面白さを持っているんです。
きっとパッティのようなタイプなら、寮生活が楽しいだろうなぁ~。

『おちゃめなパッティ』ジーン・ウェブスター ブッキング 2004
 主人公のパッティは明るく元気溌剌。親友のプリシラやコニーとともに、奇抜な思いつきや、とんでもないいたずらで聖アーシュラ学園に騒動を起こす。

パッティはユーモアがありすぎて、
無邪気ないたずらでは済まされないことをしでかすけれど、
すごくいきいきして悪びれないんですよね。
その辺の度胸の良さ、豪放磊落なところが羨ましい。

でも彼女、パワフルなのはいいけど周囲を巻き込む傾向があるので、
もし同時代に生まれて、よしんば同じ寮だったとしても、
仲良くはなれなかったろうなぁ、と思います。
おそらくお互いに苦手なヒトだと感じることでしょう。
遠くで見ている分には平和なんですけどね!
そう。集団生活は距離が微妙なんです。ほんとに。
これも社会性を養う、いい機会なんでしょうけどね。

相変わらず人間関係が下手なわたしが、
寮で一番学んだことは…お洒落心、かな。
それまで化粧もしたことがなかったし、
人間は中身が勝負だからと本ばかり読んで、
見た目をおろそかにしておりました。
「君子は和して同ぜず」を座右の銘とする、
生意気な小娘だったのです(恥ずかしっ)。

ところが寮に入ったら、
賢い女の子たちが、皆綺麗にしているじゃないですか。
初めて客観的な価値というものを考えたのです。
もうちょっと身なりに気をくばろう、と胸に誓いました。
(お洒落を始めたばかりの数年間は、自分らしさがつかめず
とんちんかんな格好も多かったです。しかし何事も自学自習なのです!)

あと、寮で覚えたことは…恋の話?
四六時中好きな男の子の話をしあう楽しさと言ったら!
おかげで耳年増になりました(笑)。
パッティたちの寮でも、ロマンス話に人気が集まるのですね。
誰それに好きだって言われた、とか。
体験談が始まるとすごい盛り上がるんだけど。
女子寮恒例なのかしら。




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『昼下がりの情事』

2006年05月24日 | 映画・DVD・テレビ

恋の駆け引きって難しい…。
真正面から体当たりの愛情が伝わらない時は、
わざとクールな振りして
殿方の気を引くのも手だと知りつつも。
実際はなかなか映画のようにうまくは行きません。

気持ちを隠せないわたしには
何の影響も及ぼさなかったけれども(笑)、
ちょっと背伸びする女心に共感する作品。
モノクロ時代のオードリーが、清純で愛らしい。

『昼下がりの情事』1957 監督 ビリー・ワイルダー
 出演 オードリー・ヘップバーン ゲーリー・クーパー

 パリの音楽学校に通うアリアーヌは、私立探偵の娘。ある時父の事務所にやって来た依頼者が、妻の不貞を知り、逆上。浮気相手の男を消そうと外へ飛び出した。それを阻止しようとしたアリアーヌは、依頼者の妻の愛人フラナガンを助けることになる。彼は富豪でプレイボーイ。早速アリアーヌを口説きにかかる。愛することを知らないフラナガンに恋したアリアーヌは、正体を隠して彼との逢瀬を続けるが…。

  <ネタバレ注意です!>

女泣かせだった熟年のプレイボーイが、
若い娘に振り回されるのも因果というものでしょうか。
自分の女性遍歴は棚に上げて、
彼女の交友関係にやきもちを焼く男というのも、
巷にはよくある話。
その辺の中年男の哀愁というか、滑稽さがよく描かれております。

小ネタも楽しいワイルダー監督。
フラナガンはパリではいつも専属の楽団を雇い、
ここぞという時にBGMを演奏させるのですが、
この楽団のサウナでの奮闘振りも笑えます。
最後の最後まで忠実な彼ら。結構好き。

 本当の愛から逃げるフラナガンを警戒させないために、
自分も“遊んでいる”振りをするアリアーヌは、健気です。
男に毛皮を貢がせたなんて言っておきながら、彼からは何もねだらず、
たった1輪の花を貰って大事にしているんだもの、
気づかないフラナガンもどうかと思う。

そうなの。この映画のオードリーって、
どんなに経験豊富そうにしてみても、
見るからに純真で無垢な雰囲気なんだけど。
…もしかして、そのギャップが駆け引きなのかしら?
子供のようにあどけない目をしているのに、
実は発展家らしい彼女って、なんとなく興味をそそる、という。
男心は想像ができませぬ。
(だから常に直球勝負なのよね、わたし…

さてこの映画、何度も観ているのですが、どうしても分かりません。
二人に実事はあったの?なかったの?
(たはー。いつも馬鹿なことばかり考えてすみません
ないって考えるのが普通なんでしょうね。
どこにもそれらしきことは描かれていないし。
会うのは昼下がりだし。

でも雰囲気を盛り上げる楽団を帰した後は、二人きりで。
その後の場面は飛んでいるけど、
アリアーヌは帰り支度の時に、
バスルームで髪を梳かしているのですよね。
その他の場合では、ナゼか脱げた靴を探しているし。
フラナガンは室内着を着ていたりするし。
これって、さりげなーく大人の空気を出しているのかなぁ。
深読みしすぎなんでしょうか?

雑念だらけだとそう見えるのだ!と皆様から叱られそう…。
いや、真面目に真面目に考えて、
プレイボーイのフラナガンが相手なんですもの。
ねえ?(なーんて。本当はどっちでもいいんですけど☆)

昔の映画って、あからさまじゃないところが
妄想をかきたて…いやいや、上品でいいですよね。




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さわやか♪梨ワイン

2006年05月23日 | 美味☆礼賛
日曜に飲んだ軽めのお酒。
サッポロのポレール、
旬のワインシリーズの梨ワインです。
このシリーズで前に飲んだ甘夏も美味しかったけど、
こちらも薫り高くて、驚くほどジューシー☆
白ワインに、洋梨と和梨の果汁が入っているんですって。
サングリアや大人向きフルーツポンチって、
こんな感じかなぁと思いました。

         

さて、今日は妻も忙しい一日。
みどり(かめのメス)が脱走したんです。
部屋に入って水槽を見たらからっぽで。
その辺を探したら、いた。台所の隅に…。

重石をどけるのも大変だろうし、
何度も落下してショックを受けてるはず。
なのに台所って…かめには大遠征じゃないですか。
どうしてこんなに元気なんでしょう。

その後、みどりが歩いたであろう道筋を予想して、お掃除。
ついでにお風呂とトイレも磨く。
夕方、けだるい気分でお買い物。

で、家に帰ってきたら、
今度はみどり、またもろ過装置のエアチューブをはずしている。
ため息ついて水槽に手を突っ込み、装置を直して、
手を洗おうと思ったら…蛇口から水が出ない!
断水なんて聞いてないし。
ていうか、このばっちい手をどうすればいいの~。

仕方がないのでタオルとウェットティッシュで手を拭き、
しばらく待って、ちょろちょろ出た水でようやく洗いました。
何でも、マンションのタンクが空になったそう。
水が足されても、全戸一度に使っている時間帯だったので、
ごぼごぼ言って途切れたり、赤錆が出たりしたのです。

結局夜になって水道が普通の状態に戻るまで、
茶碗は洗えず、ご飯も作れませんでした。
夕食を食べ始めたのはなんと22時!
夫がただいま~と玄関のドアを開けた頃です。
さっそく自分の食事を中断して、夫の分の用意。
なんだか目まぐるしい一日なのです。

はぁ…。くたびれた~。




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5月22日のお弁当

2006年05月22日 | 美味☆礼賛

昨日、ちょっとびっくりしたこと。
車を駐車場にバックで入れようとした夫が、
後部座席から降ろしたばかりの荷物を轢きました…。

幸いすぐに止まって、荷物も車も無事だったようだけど、
思わず「何やってるの~」と声を上げる。
本人によると、
荷物を地面に置いた途端、その存在を忘れてしまったとか。

それは過労だ。過労のせいだよ。
時々、死んだ魚のような目になっているもん。
ああ、もっと重大な事故でも起こしたら、どうしよう…。
夫の場合、仕事で一日中車に乗っているので、びくびくです。

魔法が使えるなら、積もり積もった疲労を消してあげたい。
(6月はさらにハードらしい。
お願いだから、去年のように倒れないでね

そんな夫に作った、今日のお弁当。
おかずはこんなんです。

 ○ 蕗の直炒め

 ○ 蕗と豚肉の煮物

 ○ キャベツときゅうりの一夜漬け

 ○ 塩鮭

 ○ 卵焼き

塩分過多のような、昔風のお弁当。
ごはん、しっかり食べてね!という感じです。

      

土日は家事をサボってしまったので、今日は朝からお洗濯!
溜め込んでいた三回分を洗って干して、
たっぷりお昼寝…。(←習慣になりつつある。やばい

それからかめたちの水槽の水替えをしました。
夫が多忙なのでしばらく掃除ができないでいたら、
濁りがひどくなってしまったのです。
これではさすがに可哀想。
ひとりなので徹底的に綺麗にはできないけど、
バケツで水を運んで、とにかくお水は取り替えました。

さあ、できた!と
ベランダで散歩させてたみどり(メス亀)を見たら、
なんと後ろ足の爪が一本欠けて、血が出ている!
産卵期であんまり動き回ったので、折れてしまったのでしょうか。
痛いだろうなぁ…。みどり、ごめんね。
コンクリートの上なんか歩かせたから…。
ごめんね、ごめんね…。

しかし、これからどうしましょう。
朝から晩まで、水槽から出たがる時期なのです。
去年は水槽で暴れていたので怪我をしてしまったのです。
外に出しても、出さなくても大変なんて。
食欲も一時戻ったけど、また食べなくなったし。
生き餌買って来ようかなぁ。どこに行けば売っているんだろう。

いろいろ悩んでいたら、
夫が帰ってきて、
「もうベランダには出さない方がいいんじゃない~」とあっさり。
あ・の・ね!あなたは日中家にいないからいいですけどね。
みどりの外に出たい要求はすごいのよ!
水槽の外まで水が飛び跳ねるほど、ばちゃばちゃするんだから。
ずうっとわたしの姿を目で追って、たまにギロッと睨むのよ。
なにさ、夫なんかみどりを全然見てないくせに~!

などと、子育てにお疲れ気味のお母さん
みたいなことを思ってしまいました。
たとえかめでも、家族を持つってそれなりに苦労がありますねえ。




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