夫のとんでもない計画を漏れ聞き、ストレスのあまり眠れません…。
猫連れで帰省する時、車で八時間以上かかるので長いなとは思っていたけれど、夫はさらに数時間寄り道をして、わたしとさくらをその間、駐車場の車の中で待たせるつもりだというのです。
慣れない環境に置かれた猫の負担を考えると、普通思いつかない発想だろうに…。
夫は今まで猫を飼ったことがないし、猫の生態についても知識がないので、自分の都合に合わせられる気になってるんです…。
だって帰省を計画しているのは年末…(いくらエアコン入れてたとしても真冬)。雪だの渋滞だの、どんなトラブルが起こるか分からないのに!
さくらはまだ車に乗せると疲れがたまるみたいだし。(だから車が止まっている間じっとして、走り出すとそわそわと鳴くのに、夫は大人しいからもう慣れたと思っている…)
長時間車内にいるのなら、水飲みもトイレもできなきゃいけないのに、そこまで訓練できてない…。しかも到着する場所は家ではなく初めて行く夫の実家です。猫ならトイレができずに病院に行く羽目になってもおかしくありません。
付きっきりで見てなくちゃいけないから、わたしも休憩できず、トイレにも行けないわけで…。
今まで、できるだけさくらの負担が軽くなる方向で夫の帰省計画に添ってみよう、と努力していたのですが、なんだかもう、ハードルが高すぎて付き合いきれなくなってきました…。
これは本気で反対して、大喧嘩になるかもしれません…。
何か打開策はないものかしら…?(夫が耳を貸してくれないと、本当にどうにもならないのだけど…)
さくらちゃん、もう次々難題を与えられて限界近いおかあさんを助けて!
↑ そんなにうっとりと、何を枕にしているの?
ありゃ…おとうさんが脱ぎ捨てて椅子の上に置いた、古いズボンじゃないのー。
「ほっとする匂いがするの…」
「だから、ほら、りら~っくす!」
あら、まあ。そりゃあ、さくらにカジュアル服をくしゃくしゃにされ、
毛だらけにされても、おとうさんはきっと叱りませんけどね。
それにしても、なごみすぎじゃないですか?
ところで…おそらく生後4ヶ月になり、大体体重2kgに成長したさくらに、
練習用ではないデイリー首輪をつけてみました。(『猫用品のゴロにゃん』から購入)。
黒地に桜模様です。夫が選びました。
首輪だけ見たら、さくらには渋すぎるんじゃないかと思ったんだけど、
こうしてつけてみると、なかなか愛らしい。
ちょっとお姉さん風で、日本猫っぽいです。
「大きくなったら、おとうさんのお嫁さんになろうかなあ~」
およしなさい…。
おとうさんの首輪選択は今回は当たりだったけれど、
次はどんな首輪を選ばれるか分からないわよ?
(結婚以来、夫の色彩感覚や服装の趣味に疑問を覚えている桜雪であった…)
さくらを育てていると、たまに懐かしい海外ドラマ「フルハウス」を思い出したりします。
幼稚園児~小学校低学年時代のステファニーやミシェルの言動と、
さくらの表情を重ね合わせて、ひとりで面白がっています。
歯磨きを嫌がってる時は、「乳歯だも~ん!」と歯医者に行くのを嫌がるステフのセリフを、
遊び前に爪とぎをしている時は、「やる気じゅーぶん!」と気張っているミシェルのセリフを勝手にアテレコ。
おとうさんの趣味の首輪をつけた今回のさくらは、
さしづめ、ジェシーの行きつけの店(確か「地獄のエンジェル」だったっけ?)で
バイカー風の衣装を買ってもらい、クールな女の子を気取って
ダニーの前に現れたミシェルを彷彿とさせるのでした…。
追記:ついでに言うとわたしも今日、おそらく35歳になりました。
もう猫のこと以外、どうでもよくなっちゃってるなー(^_^;)
でも、お祝いに例のスリーピーポッドエアーを貰ったので、
大変ありがたい、年に一度の誕生日だったのでした。
↑ ソファーの上で、クッションの下にもぐる忍びの術。
分からないで座ってしまいそうだから、やめてください~。
ずーっと寝ていたかと思えば、また突然興奮して大暴れするさくら。
キャットタワーを駆け登ったかと思えば、即行移動して別の部屋のワゴンに駆け登ったり、
手ぬぐいを口にくわえたり、ソファーカバーに潜ったり、和室を走り回ったり、
毎度のことながら猫の狂騒は何か憑いていそうで、手がつけられない。
トイレハイじゃない時は、退屈で仕方ないのかな、と思うから、
ピンクのラメボール(といってもラメ糸がどんどん抜けてさくらが食べてしまいそうなので、
ラメ部分は引っこ抜きました)を与えて、誤食しないように監視していたり、
ねこじゃらしでお相手したり、それなりに遊んであげているのですが…。
わたしも毎日家のことを頑張らなければいけないわけで、
そんなに延々とお付き合いするわけにもいかない…。
でも、遊び要求に応えなければ、さくらはわたしのことなんてどうでもよくなっちゃうかもしれない…。
悩ましいところなのです。
(抱っこやら撫で撫でやらは、おとうさんにしてほしい猫なのです。
おまけに食事要求をしない子だから、ごはんを出して好きになってもらうのも無理だし…)
とりあえず、ねずみのおもちゃで一人遊びをさせる。
「こいつめ!こいつめ!」
と、一時激しく追いかけまわす(しばらくすると飽きる)。
室内物干しの脚をがぶり。
「おかーさんはずーっとうちにいて、あたしが遊びたい時に遊ばないとだめなの!
あたしが起きてる時は別の部屋に行ってもだめっ。閉じ込めてもだめっ。
撫でてって言わなくても、気配を察知して機嫌を取りに来なきゃだめーっ」
無茶言うな。
すっかりお得意になった、室内物干し乗り。
「タオル干してないと、ちょっと乗りにくーい!」
下から見上げてみる。
もふもふの毛並みに食い込んでますよ…。
ケージの天井で寝ている時も思ったけど、居心地悪くないのかなあ。
↑ 結構使われている、おとうさん作・段ボール猫ハウス。
9月になって、風通しのために和室のふすまを開放することが増えました。
室内物干しの上にまたしても飛び乗るさくら。
何をしているのかというと…。
「これ、あたしの!」
さくらなりの基準でタオルを選んでいたのでした。
これはおとうさんが気に入って、自分専用で使っている竹タオルよ。
「やだー!渡さない。あたしのっ」
というわけで…。
畳と竹タオルの質感を楽しみながら、うたた寝。日本の猫ですな。
(夫よ、この一枚は諦めてください)
暑さも和らいできて、日向ぼっこを覚えたさくら。
どうやら畳にも目覚めたようです。
おそらくひんやりして、日向ぼっこで体が温まった時にはいい塩梅なんだな。
最近のさくらさん、早朝は窓の外の電車を眺めているらしく。
その後大体4:30頃、夫を甘噛みしながら起こすらしい…。
「おとうしゃ~ん、撫でて撫でて」とゴロゴロ喉を鳴らしながら体を擦り付け、
夫は「さくらは本当に可愛いねえ」とか甘い言葉をかけながら、一人と一匹でいちゃいちゃ。
わたしはむーっとしながら夢うつつでそれを聞いているわけです。
さくらは、あまりごはんに執着しない状態らしく、
昼間仕事に出かけてしまう夫に甘えられる貴重な時間だから、寝起きにやってくるみたいです。
わたしにはそんなにストレートに甘えてこないので、ジェラシーの嵐…。
なぜこっちにはツンデレキャラなんだ!ずるい!!
↑ 狭いところでくつろぐなんて、さくらも猫っぽくなったなあ。
猫用品の専門店56nyanで首輪を買った時に、
レビュー欄で猫に大ウケと評判だったラメボールというのも注文してみたのです。
昨夜さくらに与えてみたら、本当に夢中になって遊びましてね、
わたしがほんの少し目を離した隙に行方不明になりました。
あまりに小さなボールなので、もしや誤食の可能性も…とまたしても不安になり、
必死になって家具の下を覗き、探しまわったところ、
諦めた頃に台所で転がっているのを見つけ、ほっと一安心。
ボールだけゲートの隙間をくぐって入っちゃったのね…。よくはずむことー。
そんなわけで、今日は厳重監視状態でボール遊び。
初めは和室でちょいちょいと手を出し、ボールを転がしていたさくら、
口にくわえて自主的に遊び場に持って行きました。
(段ボールやらレジャーシートトンネルやら、
作ってみたけど使われないバウムクーヘン型段ボール爪とぎやら、
いつのまにか一ヶ所に集まってしまった…)
なぜか爪とぎの上に乗り、
爪とぎケースの隙間にボールを入れては取る、という遊びを繰り返し…。
「つかまえた!」
何度も家具の下などに入れて、自分には手が届かないものを取りだそうと奮闘し…。
「あれ、洗濯かごの下に入っちゃった…」
いつまでもいつまでも遊び続け…。
「えいっ!えいっ!」
どうやってごまかして取り上げようかと考えているうちに30分以上経過。
猫の集中力は15分くらい(子猫の疲れすぎない遊び時間も)という話を読んだのですが、
このボール遊びでは全然ぶれなかったです、うちのお嬢様は。
(遊び過ぎて疲れさせちゃうかなと思ったけれど、
運動会のように駆け回るようなハイテンションでもなかったので、無理には止めず…)
結局ケージの下に入ってしまったところで終了。
(というか、あえて手を貸さなかったので、さくらは何度もケージの下に手を伸ばしていました)
なんだか、ずーっと付き添っていたので、ひとり遊びの意味がなかったですが、
さくらは楽しそうだったし、ボールは無事戻ってきたし、まあ良いか…。
しかし、今日もよく遊んだなあ。
↑ 台風前夜。何やらごそごそしていると思ったら、
猫トイレの下に敷いてあるマットを引き出してぐちゃぐちゃにしていた…。
さくらさん!何してるのよ~。
「見てわかるでしょ!砂遊び!」
「よいしょっと」
もー。曲芸師ですか、あなたは。
たまに、猫トイレの砂やマットで遊んでしまうさくら。
この後、口をもぐもぐさせて一粒ほどの猫砂を食べてしまい、
おかあさんに捕まえられて口の中を覗かれたために怒りだし、
加減をしないで手に噛みついたので、しばらく無視されることになったのでした。
逆ギレはいけませんよっ。
ところで、外の世界にうっすら興味が湧いてきたらしいさくらが、
ベッドのヘッドボードによじ登り、サッシ越しにベランダやら空やら眺めていたのですが、
縁が薄いためバランスを取ろうと爪を立てて、せっかくのベッドに傷がついてしまうことと、
ずり落ちる時の騒ぎが眠りを妨げることから、見晴らし台の必要性を感じ…。
「鳥さん、鳥さん!」
「今日はお外がざわざわしてる…」(台風がゆっくりと接近中)
ついにオフハウスで見つけた、中古のキッチンワゴン(¥1500)を設置。
見かけはレトロですが、そこそこ丈夫で便利です。
一番上の棚からはベランダを超えて駅や道路なども見えます。
下の段は前方に少し出して、飛び上がり台(そこでもうたた寝します)。
その下の段には猫ベッドを入れました。
「まるで、さくらのためにあつらえたみたいな家具ね~」
転勤のたびにその時々の住まいに暮らしを合わせるため、
もともとインテリアコーディネートもへったくれもない場当たり的な部屋でしたが、
さくらが来てからはすっかり猫仕様の家になってしまいました…。
寝室にキッチンワゴンって、事情を知らない人が見たらやっぱり変なんだろうなあ。
↑ 椅子の肘かけに置かれたタオルを狙っている目。
先日、夫がしまい忘れた綿棒のケース(しかも蓋も外れていた)から、
さくらが数本中身を引き出していたので、監視のもと与えてみたところ、
嬉々として転がして遊んでいました。
噛み噛み癖がまだあるので、しばらくすると棒のところを曲げてしまいます。
そうなったら噛みきってしまう前に新しいのと交換。
何日かそうやって遊ばせていたので、新鮮味が薄れてきて、
怠惰な遊び方をしている写真しか撮れませんでしたが。
じーっと見つめ。
はしっと捕まえ。
おもむろに…。
噛み噛み噛み。
「おかあさん、これ、飽きてきた~」
成長して、どんどん新しい複雑な遊びを求めるお嬢さんなのでした。
ねこじゃらしの棒は噛み切っちゃうし、ますます凶暴で目が離せない。
でもおとうさんの前では甘えん坊のお姫様になっちゃうのだ。
昨日upした反抗的な耳の写真に、「こんな顔見たことないよ」と夫。
さくらのぶりっこちゃんめ~!