『ニノチカ』監督エルンスト・ルビッチ 出演グレタ・ガルボ/メルヴィン・ダグラス 1939
1930年代、ソ連は没収した伯爵夫人の宝石を売却するために、三人の男たちをパリに送り込んだ。しかし伯爵夫人の愛人であるレオンが、宝石を取り戻すために三人を手懐けてしまう。一向に進展しないこの状況を解決するために派遣されたのが、ニノチカ。冷ややかな美貌を持つ彼女に出会ったレオンは、たちまち恋に落ちてしまうのだが…。
モノクロ時代のツンデレ美女ニノチカ(笑)。
喋り方も身にまとう空気も実にお堅い女性なんですが、
恋によってやわらかく変化するのが素敵だと思いました。
ガルボって、完璧なヨーロッパ美人でいかつく見える時もあるのに、
ふとした瞬間、すごく可愛らしいんですね!
キャラクターがうまく生かされたラブコメで、こういうの好みです♪
さすが名画。笑えるうえにお洒落なんだわ!
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今日、ある店に立ち寄ったら中古ビデオが販売されていました。
そこで掘り出し物を探していたら、夫が前から欲しがっていた
DVD化されていない映画を見つけたので、さっそく購入。
あらま。つい最近夫婦喧嘩したばかりなのにね~。
しかも勢いで「リコンするよ」と脅したら「本気なら、いつでもしてやるよ!」と返され、
泣きながらも(とっちゃん坊やみたいな顔してよくも生意気なことを…)
と胸の内で思っていたのに。(ホホホ、女は恐ろしゅうございますねえ)
いそいそ夫を喜ばすものなんて買っちゃうのか。
欲しいもの、食べたいものなど、いつのまにか一対で考えてしまうのだから、
夫婦とは奇妙です…。
印象的なラブシーンという視点から、「ベティー・ブルー・インテグラル」
「氷の微笑」などの有名映画をイラストと共に紹介しているエッセイ本。
文庫版が出たというので、試しに単行本のほうを図書館で借りました。
買わなくてごめんなさい(笑)。
イラストはラブシーンそのままなのでちょっと恥ずかしいのですが、
手順や表情などの演出・演技の詳細を辛口にぶった切っているので、
思わず笑ってしまいました。
それでこの著者の本を他にも読んでみたのですが、映画の批判の仕方が
とても主観的だなぁ、という感想を持ちました。
(石川三千花さん、結構好き嫌い激しいから!それはそれで
遠慮のない語り口が面白いんだけどね)
同じ作品でも人によって受ける印象は違うのだから、
おそらく名画・名優の基準なんてあいまいなものなんだろうなぁ。
沢山本数を観て知識もある人が、感性で語るのが映画評論の世界なのかも…。
(そういえば淀川長治・佐藤有一共著の『ビデオで観たい名画200選』
という本も借りたよ。ネタバレ的紹介もあったりしましたが、
名画はそれでも観れば面白いのです!)
さて、わたしも映画の中で忘れがたいラブシーンがあるかな、とよく考えたら、
なかった…。
激しい恋愛ものって、ほとんど観ていないのでした。
(そういえば学生時代、レンタルビデオで『ベティー・ブルー・インテグラル』を
借りたことがあったのですが、冒頭のラブシーンだけで「うぎゃっ」と思い、
観ずに返却したくらい照れ屋だったのでした…)
あからさまな映像より、『昼下がりの情事』のような粋な省略が好きだったりします。
もういい年なんですが、家族と一緒にいる時にTV放映されている
『氷の微笑』や『ショーガール』を観るはめになるのは避けたいもんです。
(かまととぶってる訳じゃないが…鑑賞態度の選択に困ります)
※ ※ ※ ※ ※ ※
またネット接続が切れてしまい、時間も文章も労力もどこかに消えてしまいました。
「打ち直せったって、長文をそんなに覚えているかよー!」
とがっくり気を落とすわたくしです。まあ、頑張ってもう一度入力だ。
まだ確定していないけど、今度の引越しの話をしようとしていたのっ。
昨日はパソコンを通して、一日中賃貸物件を探していたんです。
わたしは、防犯や生活上の細々したことを考えて、
やっぱりマンションがいいなぁ…と思っているんだけど。
夫は「一軒家がいい」そうです。
(地価が高くない場所だから、それもアリかもしれんが。
絶対自分スペース拡大のことしか考えていないだろう…)
彼が帰宅してからプリントアウトしておいた候補を見せたら、
真っ先に一軒家情報に飛びつく飛びつく(笑)。
もう通勤経路すら想像していたね!
慌ててマンションも勧める妻である。
「ここは1X階建ての最上階だよ!」(高い所が好きそうな気がしたから☆)
地に足ついてるふりして、結構ドリームを描いている夫なのであった。
妻も妄想激しいしね。類は友を呼ぶってことか。
せっかく来てくださったのに、皆様ごめんなさい…。
パソコンの調子が悪いので、しばらくお休みしていたのです。
(さっきも、打ち込んだ内容がまるまる消えるしね…。どうなっとるんだ、こりゃー)
携帯電話を使えば記事の更新まではできるのですが。
(↑私の能力で、ですよ。本当はコメントも投稿できるようです)
ちょっとね…。いろいろと…その、崖っぷちな感じで。
またか…と思われそうで恥ずかしいんですけども、
例のごとくひとりで我慢して行きづまってやさぐれていたのです!
暮れの教訓から学ばない自分がイヤになってしまいます。
…正月明けから夫がまた仕事人間に戻ってしまったのですよ。
彼が置かれた状況を考慮すれば無理もないことなのですが、
連日の泊まり、早朝出勤深夜帰宅で、こちらも疲れてしまいました。
(「妻は家にいるだけなのになぜ疲れるの」と夫に言われそうだな。
孤独感と閉塞感で疲れる人も、い・る・ん・で・す!)
たまにぐったりした顔で帰ってくる人を責めることもできず、
寂しい夜に家で一人晩酌をしてみたり(芋焼酎の味に慣れそうな気配)、
出掛けるたび靴下を買いあさってみたり(ムカデじゃあるまいし)。
夫も好きでここまで働いているわけではないと思っていたから、
ひっそり憂さ晴らしをして堪えていたのです。
ところがどうだ。奴は、体調を真剣に案じる妻をよそに、
「猛烈に仕事に燃えている」的発言をするような男なのであった。
今、とても仕事が面白い時期だと、なんだかいきいき語ってくれるし…。
それは夫にとって幸せなことだと感じたものの、
そこまで元気があるのなら妻の気持ちも分かってほしいと思い、
先の土曜に愚痴を言ったらいい加減に流されたので、
腹が立ってあれこれ文句を連ねたら激しい喧嘩になりました。
困ったもんだ。
私もね、体を壊さない程度に仕事を加減するとか、
家事雑用を担当する妻にもねぎらいの言葉をかけてくれるとか、
ごく真っ当なことをしてくれたら怒らないですよ。鬼じゃないんだから。
でも、過労死しても別に構わないという無責任な態度と、
決して立ち止まって周囲を見直すということをしない姿勢に、
いつも引っかかるんだな…。
山の頂上で思い切り叫びたい。
「この猪突猛進の仕事中毒のエゴイストが~!
自分ひとりで生きてるつもりなら、妻に甘えるな~!!」と。
(時々、脱力するほど勘違い男だからなぁ。
この間なんか『そういうこと言うと、もう甘えてやらないよ』だと。
あのねえ。できるもんならそうしてくださいよ…)
年末年始と、夫と二人きりの日常が続いたのですが、
珍しく今まで喧嘩していません(笑)。
お互いに時間的余裕があって、好きなことをして、
相手に自分の要求を押し付けたりしなければ、
比較的平穏に日々は過ぎるようです。
(いつまで続くかなぁ…この居心地の良い状態)
無理はしないつもりだったので、家事は手抜き。
夫の隣で昼寝三昧。
まるで、普段は忙しい飼い主が家にいる時、傍に寄って行き、
温もりを確かめながらうとうと眠る飼い猫のようです。
(クールなはずの飼い主に突然ごちゃごちゃ可愛がられ、
にゃあにゃあ嫌がる猫の気分も味わう。
人のほっぺたを肉球扱いしおって…)
お料理も簡単なものばかり。
年越しそばは、いただいた田舎そばにとろろを添え、
蕎麦屋さんの出店から買ったそばつゆと天麩羅と共に食しました。
お雑煮はあごだしで、お醤油ベースです。
(焼いた餅に、鶏ももと塩ぶりと、かまぼこと大根。
かつお菜が売り切れだったので、ゆでた蕪の葉で青菜分を代用)
おせちは夫が好きな栗きんとんだけ。
おつまみで作ったのは…ええと、カプレーゼとゆで塩豚と、
醤油漬けたまごと浅漬けとサラダと、細かいの色々。
「妻が疲れないように」と夫がお寿司をとってくれることになりましたが、
「どれがいい?」と聞かれて遠慮なく「特上」と答えたので、
次にピザの宅配を頼んだ時にはワリカンになりました…。
特別出かけることもなく、お酒を飲んだり、本を読んだり。
(夫も白ワインの魅力が分かってくれたようで、嬉しい。
これからはたびたび飲めるかもしれぬ。いひひ…)
食事中はDVDで、懐かしい『西遊記』を見せられた。
いつも活躍して一行の難儀を救うのは悟空なのに、
三蔵法師は叱ってばかり…なんだよね。
「お礼の一言も言わんのかこいつは」
「これが夏目雅子じゃなくて、むさ苦しいおっさんだったら許さん」
などと言いながら楽しみました。
『フルハウス』第4シーズンも観たのです。
ジェシーとベッキーの結婚式のエピソードが大好き。
(ベッキーのね、“結婚で冒険が終わるんじゃない、
これからが二人の冒険なのよ”というような台詞が良いです。
ホント、結婚はゴールじゃないんだよね!と共感)
あとは…DSの『逆転裁判』にはまった我らでした。
始めは夫が遊んでいたのですが、途中からわたしが横取りしてしまい、
第4話と第5話を夢中でクリアしてから、返却した次第。
(同時並行して遊べないので、セーブデータ増やしてほしいものです)
『逆転裁判』には探偵パートと法廷パートがあって、
夫は証人の発言の矛盾を見つけ追い詰めていく後者が好き。
わたしは「足でちまちま捜査する」前者が好き。
しかし、実際にプレイしている様子では、
夫は大胆にさくさく証拠を集めて探偵パートを終わらせるが、
法廷パートでは勘に頼って「つきつける」ため、失敗も多いみたい。
わたしの場合は、「これはおかしいのう…」と
おじさん刑事っぽい独り言を呟きながら調べまくり、
見つけた証拠は何度も詳細を確認し、
証言を繰り返させて熟考し、慎重に「つきつける」という、
結構粘着質な性格であることが分かりました。
日頃のお互いのイメージとはかけ離れているが…
これもまた隠れた一面らしいです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
さて、あまりにこの『逆転裁判』に没頭したため、
わたくし、「殺人事件の捜査をする」夢を見ました…。
ああ、単純かつ素直すぎる感性…。
夢といえば、二日の晩には夫の愉快な寝言を聞きました。
「豆腐とヴァイオリンは、いかんよ」だって。
何が?何があったの夢の中で?!
母の昔の傑作寝言、「北海道のコーヒー」より面白いです。
それにね、夜中にふと目を覚まして、
「人が見ないような夢を見た…」と呟くから、
「どんな?」と聞いてみたら、
「大根抱えて走っていく夢…」だって。
大根畑の泥棒でもしたのですか、夢の中で?!
朝になったら、夫はやはりなーんにも覚えてなかった。
二つの夢の詳細を知りたいよ、わたしは!
本年もよろしくお願い致します!
(まずは携帯にて、新年のご挨拶をさせていただきます♪)
年末は夫の協力を得て、年賀状だ買い物だ掃除だと、ばたばた働きましたが…。
年初はお寝坊したものの、お雑煮に栗きんとんに大量の皿洗いと、やはり忙しい。
ハレの日に多忙になるのは主婦の宿命か(笑)。でもまあ、夫がこんなに長くうちにいるのも久しぶりのことですし、できるだけゆったり楽しもうと思います。
去年は(特に師走になってから)いろいろあったけれども。今年も頑張りましょうね、夫。時々はお互いの道を行き、寄り添ってばかりでもないかもしれませんが…。
あなたが大切で、一緒にいる時間を貴重に思う気持ちは、いつまでも変わらないから。
また問題が起こっても、なんとか乗り越えよう!喧嘩すらも、毎日一生懸命生きてる証拠だもん。どんどん戦って仲直りしよう。そして、何気ない平穏な日々を慈しもう。
…と、胸の中で誓いを新たにする妻でございました。さっ、休憩終わり。働くぞ。