二回目の動物病院。さくらは体重1.34㎏まで成長していました。
しかし、前回の接種の時の「隣の診察台でわんこ絶叫」事件がトラウマになったのか、今回は終始怖がっているみたいでした。
体温計も嫌がって計れず。注射をされた時はおとなしかったけど、それ以外はずっと震えていたそうです。
(あと、女嫌い疑惑もあるさくらとしては、今回の担当が女性の先生だったのもひょっとして怖かったのかなあ、と思う)
帰ってきて、しばらく時間が過ぎて…さくらが妙におとなしく気怠げで、起きているのに丸くなってじーっとしていることに気づきました。夫が話しかけて撫でると、いつもよりにゃあにゃあ鳴くのです。
食欲が落ちているのもあって心配になり、病院に電話。薬の副反応が出ているのでは、とのことで、一晩様子を見ることに。
いつもやんちゃなさくらが元気をなくすなんて…。
しかもこんな時に夫に約束があって外出するなんて…。
さくらに異変があっても気づけなかったらどうしよう?
救急病院は大阪と京都にしかないみたいだし…。わたしは車が運転できないし…。いざ、という時どうしてよいか分からない…。
不安でたまりませんでした。
ワクチン接種後に発熱したのだとしたら、さくら、体がだるくてつらいよね。可哀想に…。
ところが夫が後ろ髪を引かれる思いで出かけて、女同士二人きりになったら、さくらが動き出していたずらを始めたのです。
食卓やパソコンのキーボードの上に乗っかったり、亀の水槽ガードにした金網に乗っかったり、果てはゲートを二度もよじ登って玄関に出てしまったり…。
駆け回ったり飛び跳ねたり喧嘩を売ってきたり…。
あれ、元気が出てきたじゃない?いや、訳も分からず興奮しているだけなの?
いつものようにいたずら放題なのは嬉しいけれど、安静にするようにも言われていたから、相手をしながらハラハラしていました。
食欲も少し落ちたくらいでまあ食べてはいます。
晩にはさくらが心配で早めに帰ってきた夫に甘え放題。ごろごろのどを鳴らしてべたべたしていました。
…あれ、全然態度違うな。
きっとワクチンのために体はだるかったんでしょうけど、なんとかなりそうな感じで良かったです。
写真は、夫が帰宅してホッとしたのか、ぺったり寄り添って伸びるさくら。
おかあさんはやっぱり自動給餌機兼兄弟猫みたいです。がっくり。
↑ 昨日の写真の続きで、遊び疲れてその場に寝るさくら。
成猫になったらずるっと落ちそうなスペースだなあ。
今日のさくらは、高い棚に飛び移って、物の隙間に無理やり入ろうとし、
足がかりにしていたらしいDVDボックスと一緒にソファーに落ちました。
心配して駆け寄ったら、本猫もびっくりしたらしく、しばらくグルーミングしていました。
ミルクをあげて様子を見ていたら、妙におとなしいので、
抱き上げて寝室に連れて行き、そのまま睡眠タイムへ移行させたのでした。
…いつも無茶苦茶しているさくらでも、今回はちょっとショックだったのかも。
だけど、懲りないんだろうなー。
ほかにもトイレ砂遊びの延長でフンにまでじゃれている疑惑があるさくらですが、
猫バカな飼い主は何をされても可愛く思える訳で。
恥ずかしながら、写真を撮りながら
「さくらちゃーん。そのポーズ、可愛すぎる!猫界のグラビアアイドルになれるよ~」
などと言っております…。
(猫バカだから仕方ないんです!子猫は褒めて育てよ!)
本当に、まだ生後2ヶ月ちょっとの猫だから、
子猫育てが初めてなわたしには大変なこともあるんだけど。
(目を離すと食卓に乗って、ふた付きマグを倒してお茶をこぼした上に座ったり、
はさみを床に落としてじゃれようとしたり…。おろおろします。油断できないですね)
ちょっとしたしぐさや表情にはめろめろになってしまいます。
夫もさくらにはでれでれ。
「おとうさーん!わたしのこと好き?好きって言って…」
これがおとうさんを悩殺する上目づかい。
(テーブルの下に潜り、夫の膝に乗っています)
「さくらはおとうさんが大好き☆」
とウィンク。さすが、我が家のアイドル。ベストな表情を心得ておる。
これはおかあさんが喜びで身もだえする写真。
手作り猫ベッドを、わたしたちの枕と並べて人間のベッドの上に置いたら、
たま~に使ってくれるようになりました。
(さくらの寝床選び次第で、人間たちがもめるのであった。
「なんでわたしの枕で寝るのよう!」
「だってさくらが俺の枕取っちゃったんだもん」)
これもうれしい。
どうしても寝てくれなかった最初の猫ベッド。
サイズが大きすぎるのと高さがないのが拒否された理由かなと思い、
椅子の上に置いて、さくら仕様のくたくたドーナツクッションを作り、
さらに周囲をバスタオルで囲んでみたのです。
そうしたら、時折使ってくれています。
ま、猫特有の気まぐれで一時的にしか使わないのかもしれないけど、
ハハはこういう写真を眺めては「工夫したら寝てくれた~」と幸せにひたるのだった。
猫好きはちとマゾっ気があるのかもしれないな…。
↑ 寝起きのさくらを激写。
この後、横で一緒に昼寝していたおとうさんに近づいて、チュッ。
(顔バレがどうのという以前に悔しいからその写真は没)
ええと、キャットタワーのてっぺんで、ライオンキングとかの真似ですか…?
「今日はヒトのみなさんにお話があります」
「ネコは日がな一日寝ていて暇だな~と思ってらっしゃるでしょう」
「それは心外です!ネコは結構忙しいのですよ」
「こうやって、毎日家に福を招いているのです!」
「くいくいっとね」
「時には両手で、幸福の襟元をつかんで、こう、ガーッと!」
「多少無理やりにでも引き寄せているのです!」
「以上、分かってもらえましたでしょうか」
「子猫の主張でした」
な~んてね。
家具の移動をするとき、一時的にキャットタワーを動かしたら、
さくらがぴょんと飛び乗ってしまい、
照明のコードにじゃれついている、という写真でした。
さくらの顔を見ているだけで、幸せは来ていると思うわよ、おかあさんは。
わたしの枕で寝ることも増えたさくら。
わたしはさくらのために自作したお昼寝ベッドを、時々自分の枕代わりにしています。
いいの…さくらが幸せなら。
さて。この間は初めての業者さん立ち入り検査、初めての来客でしたが。
業者さんの時はケージにいたので、遭遇も一瞬のことでした。
しかしお客さんの時は、リビングのキャットタワーにいたさくらさん。借りてきた猫のように長時間その場でじっとしていたのでした。
やはり内弁慶!逃げもしなかったけど。あんなに大人しく(用心深く?)座って、駆け回りもいたずらもしないさくらは初めて見ました。
お客さんの匂いを嗅いだときは、家にわんこがいる方に、シャーッ!と言いました。そんな顔を見るのも初めて。
これまでさくらは、背中を丸めて斜め跳びをして、喧嘩売りのポーズをしてみせたり、興奮しすぎてくしゃみのような、ブシュッという威嚇をして逆にわたしたちを和ませてきたけど、本気で怖い時はあんな様子なんだなあ。
生後2ヶ月すぎて、いつの間にか人見知りや犬嫌いが始まっていたんだね。
(初対面の時は、抱っこしたら物怖じせずによじ登ってきたし、前の飼い主さんの家では犬と暮らしていたのでした)
急激な成長には手を焼いて困惑もするけど、ますますさくらのことが愛しくなるのでした。
そういえば、来客と御飯を食べに出かける時、さくらにはケージに入ってお留守番してもらったんだけど、後でよく見たら、ケージ内猫トイレの外にフンが転がっていて…あれ、わざと?ケージに入れられた抗議なの?それともトイレ砂遊びのついでに遊んじゃったの?そうではなくて単にうまくできなかっただけ?
…謎が残ったのでした。
今、何度叱っても食卓登りをやめないさくらを叱って、
トイレを設置した別の部屋に一匹だけ入れたのですが、
やつあたりのすごい音が聞こえて、様子を見たい気持ちと戦っております…。
(時々壁に飛びついたり、トイレ砂をぐちゃぐちゃにしたりするから怖いよー。
タイミング悪く開けると、まだ怒りの矛先を探してる顔で睨んでくるし)
さて。上の写真のように、キャットタワーのハンモックで
ゆるりと過ごすこともあるさくらなのですが、
いろんなところに自分の寝床を見つけるようにもなりました。
ソファーでも寝る。
「すぴー」
ケージにつるしたハンモックも基本。
「きょとん」
あっという間に人間のベットも占領。
「ここがいいの!みんなと一緒に寝るの!」
近頃は夫の枕がお気に入り。
「おとうさんのものはわたしのもの!」
なのに初めに買った猫ベットには寝ません!うぬぬ!!
今日で、さくらが来てから一ヶ月。
育てるのは大変だけど、正直、可愛くてたまりません。
実は今度、業者さんや夫のお友達が部屋に来るのですが…。
さくらは初めての来客にどう対応するのかしら。
暴れん坊の顔が出るか、内弁慶の顔が出るか、
ちょっと心配です。
さくらがあんまり悪さをしてみせるので、
だらけた寝姿の写真を投稿しちゃうからね。
ふー。やっぱりハンモックは楽でいいわ~。
などと思っているのか。まるで避暑地のおっさんだ。
続いて、くねくね。
夫いわく「悩ましポーズ」。
すかさず撮った肉球。ぷよぷよ。
人のトイレに無理やり侵入したり、お水をひっくり返したりするたび、
容赦なく捕まえられて拭かれます。
「もう、恥ずかしいじゃないの!おかあさんのバカー!!」
爪とぎバリバリバリ!
ほほほ、おかあさんはブロガーなんだから、
子猫の写真なんてじゃんじゃん投稿するに決まっているじゃないの。
さくら、玄関ゲートまで攻略。成長の早さに人間はついていけません。
トイレ砂遊びを覚えるし…おもちゃをくわえてトイレに入れるし…
先程はわたしのかごが襲撃されました。
ほのぼのと悪魔顔の写真を撮っていたら、
かごの端が噛まれてぐちゃぐちゃになっているのに気付き、慌てる。
それはビニール製のパーチャスバッグ!自然素材じゃないのよー!
よもや食べなかったでしょうね!!とおたおた。
次から次と悪戯ばかりなのです。
そんな無敵な子猫さくらも、昨夜夫が仕事での飲みを終えて深夜に帰宅した時は、
なんとなく戸惑っていたみたいでした。
そこまで泥酔した姿を見るのは初めてだったのですね。
猫の嫌いな「うるさい・しつこい・予期できない行動」の三拍子が揃っていましたし。
お酒臭いおとうさんに強引に何度もチューされて、心なしか不愉快そうに。
さっきまでさくらの傍で寝かしつけを担当していたおかあさんは、
ふらふらしているおとうさんの介抱に回ってしまうし。
そのおとうさんは、おかあさんが席をはずした隙にベッドから降りて床に寝てしまうし。
さくらはケージに入れられたものの、おとうさんの異様な行動に興奮してしまったのか、
しばらく起きていたみたいでした。
世のお父さん方って、おそらくこんなことを繰り返しているうちに
愛娘に敬遠されていくんでしょうねえ…。
女子サッカーの試合に夢中で、危うい足場にも関わらず飛び入り参加するさくら。
(夢中になりすぎて、足場のスピーカーを蹴り落としてずっこけるが、めげない)
もちろんなでしこジャパンの決勝戦も、早朝に起きて人知れず「お手伝い」していました。
「決勝戦、よかったわ。みんなよく頑張ったわね。
そしてあたしも、必死で応援した自分を褒めてあげたいわ」
「何はともあれ…」
「万歳!」
「大人になったら、あたしも選手になりたいわ」
…だそうです。
(注:さくらさんをお姫様抱っこしているのはうちの執事です)
最近のさくらは、テレビで球技が始まるとじゃれつきます。
野球よりはサッカーなので、ボールが跳ねるのが良いらしい。
(ほかにもニュースで矢印がついた棒を動かす時に飛びつきます)
↑ 上は、パジャマズボンで部屋を歩いていたら、
靴下をはいた足をさくらに思い切りかぶりつかれてしまった、という写真。
痛すぎるー。
昨夜は、椅子に座っていたら突然さくらがわたしの背中を駆けのぼり、
照明からぶら下がったコードにじゃれようとして頭の上まで登り、
結局ずり落ちる時に耳をひっかいてくれたので、
「どうしてさくらはわたしにだけこんなことするの…?」と本気泣きしてしまいました。
夫にヨシヨシされて慰められたものの、
相変わらずさくらは格差つけっぱなしです。
夫に抱っこされたり撫でられたりするとゴロゴロ鳴くのに。
わたしと二人だけになると喧嘩売ってくるし、わがまま。むー。
「あたし、女の子からはよく嫌われるみたいなんですよ~。
男の人のほうが付き合いやすいみたい~」
とかいう類の二重人格女なのか、さくら。
それはやばいぞ社会的に。
お手製のキッカー“おさかなちゃん”を抱いて寝ているさくら。
現在、趣味の手芸ではさくらのものばかり作っているのです。
さくらが寝ている隙にそーっと別の部屋に行って、
妖精のようにちくちく縫いあげる。悲しき一方通行の愛。
しかしこの“おさかなちゃん”のことは、形は悪いけどそれなりに馴染んでくれました。
右はうさぎのぬいぐるみ(夫命名“ラビットマン、もしくはうさぎ男”)。
藁人形のような姿ですが、よく飛びかかられて噛まれています。
これは、昔々図書館で借りた本に載っていた型紙で作りました(掲載誌は不明)。
左上は「かわいいねこグッズ手作り帖」に載っていたおもしろガラガラ。
左下も同じ本に載っていたおもちゃで、うちでの呼び名は“ねずみちゃん”。
この二つは食い付きがいいです。くわえたり猫パンチしたりして遊んでいます。
これはやはり「かわいいねこグッズ手作り帖」のふわふわお昼寝ベッド。
表が起毛綿素材(いつかスカートにするつもりだった布…)。
裏が綿麻素材。
しかーし、まだ一度も使ってもらえないのだった。
さくらにはでかすぎたのか、綿を入れすぎたのか。
この二つも同じ本から。
左はあごのせ枕。これは、おもちゃとして認識しているよう。
右は“ねずみちゃん・改”です。
この本を見ていると次々作ってみたくなります。
愛猫が気に入るかどうかは定かではありませんが…
家にあるもので作れば、低予算で済むしね!
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…わたし、さくらに好かれるにはタイミングも悪いのだと思います。
さくらがうとうとしている時には別の部屋で動いているし…。
家事をしている時に、何度も悪さをする時には叱るし、
それでも無視して繰り返す時は一室に隔離しちゃう時もあるし…。
さくらのごはんを用意している時には、夫がさくらを抱っこしてあやしているし。
就寝時に夫がさくらを寝かしつけようとする時には、わたしは猫トイレ掃除などの雑用中。
さくらにはおかあさんの役目なんて判らないんだろうなあ。
しくしく。
休日のたびにラブラブ度を増す、夫とさくら。
おかげでわたしはどちらにもやきもちを焼いている始末。
なんでこんなに扱いに差があるのだろう。理不尽だー。
さくらちゃん、ごはんを出して、トイレを掃除しているのはわたしなのよう。
どうして夫の腕の中では安心してとろんと眠くなって、
あちこち触られてチューされてもおとなしくしてるのに、
わたしの場合は視線を感じただけで闘争スイッチが入るのよ。
やっぱりわたしのことは先住猫だと思っているのかしら…。
キャットタワーにも慣れてきた頃、一番上の段でも寝るようになりました。
よく、暴れ回った後にクールダウンしています。
夫の傍らにくっつくさくら。
「さくら、最近暴れない時間が増えたね。大人になってきたのかな」と夫。
お前が家にいるからじゃーっ!!(悔しい)
休み明けがちょっと怖いわたしなのです。
ケージに取り付けた猫のハンモックで寝ているさくら。
ネットで作り方を見つけて、わたくし、一生懸命制作したのでした。
夫の抱っこ猫だけどわたしには抱っこさせないので、
こういうものを作って献上して、一回でも使ってもらえたら幸せ、みたいな。
片思いのようです。
ああ、涙。なんでいつも、猫を飼ってもわたしのにゃんこにならないのー!
いつもは「あたしはさくら。またの名を“地獄の天使”。夜露四苦!」みたいな暴れっぷりの子猫ちゃんですが、お休み中の夫がぐったり昼寝している時、わたしもつられてうとうとしていたら、今日はさくらも側に来て、随分と長く寝ていました。
遊び方も静かなもんだし…妙にいい子で猫らしい。
うーん。夫が家にいるからなのか。それとも今夜は、昼間蓄えたエネルギー分暴れ回るのか…。