本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

ホットケーキのまとめ焼き

2011年01月20日 | 美味☆礼賛
結婚した当初は、仕事で外泊が多い夫との家庭生活にそれなりに悩んでいた桜雪です。
常に愛情を表現してみせないと二人の間に隙間風が吹くような気がして、
好きだ好きだと言い続けていたらそれがいつのまにか日常になってしまい、
今では「しっしっ」と邪険にした方が傍に寄りつくようになりました。
猫型夫め…。

それはともかく。
夫が留守の時は今でも淋しいけれど、そんなこととは関係なく腹は減る。
そんな時は、二人でいる時には食べないようなものを食べたりするのです。
定番は茄子とか納豆とかみょうが(夫が苦手だから)。
今回はホットケーキ(夫がホットケーキを食べている姿を見たことがない)。
わたしは子供の頃、休日の朝にホットケーキが出ると大喜びだったことから、
時折無性に食べたくなるのです。
うっぷうっぷとなるほど口に詰め込んで、なんとなく満たされるのですよ。

本来は夜ご飯を用意しなきゃいけないところだったけど、
雑誌の写真をちらりと見ただけでホットケーキ熱が高まってしまい、
朝ご飯のような食卓になりました。

ホットケーキミックス使用だけど、どうせ作るのだから、
一気に二袋分を焼いたのです。計6枚。
ホットプレートを使ったので、満足のいく焼き色。
焼きたてで食べないものは冷凍しておきます。

一枚はこんな風にバターをのっけて、シロップかけて…。

もう一枚はクリームチーズとミックスベリージャムを塗って食べました。
美味しかったけど、自分としてはやっぱりバター&シロップ(または蜂蜜)の組み合わせが落ち着く。

お昼がバター醤油おにぎりだったため、さすがにバランスが悪そうだと思い、
きのことスナップえんどうのサラダにデコポンも追加。
いやはや。食い過ぎた。


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かぎ針編みのレーシー・スヌード

2011年01月18日 | handmade(編み物)

ひと月ほど、ぐずぐずぐずぐず編んでいましたが、
この間ようやく自分用スヌードが出来上がりました。
なんでこんなにも編んだり放り投げたりを繰り返していたのかというと、
モチーフ編みが苦手だったから!
デザインが素敵だったので、材料を揃えたまでは良かったけれど、
すぐに面倒くささが芽生えてしまいました…。
一個ずつモチーフを編むのは性格に合わないし、
なにより糸始末が多すぎる…。
(どちらかというと、一気にがーっと編むほうが好き。
しかし、変化のない編み地にもまた飽きやすいので、
順調にペースを落とさず編み続けるには編み図を選ぶ必要がある…)

でもこのレーシーなデザイン…我慢して最後まで編んだ価値あり、です。
良かった良かった。

一重にすると結構な存在感。

二重に巻いた場合。

マフラーよりも邪魔にならず、ネックウォーマー感覚で使えそう。

ボレロ風にも着れるかな。

かぎ針編みの持つ、古風でロマンチックな雰囲気が好きです。
モチーフ編みは特にレトロであったかい感じになりますね。
春が来るまで、これでぬくぬくするぞう!

参考編み図:「あむゆーず」の無料編み図N-839
(長めのスヌードが欲しかったので、少しモチーフを増やしました)
使用毛糸:毛糸ZAKKAストアーズのメリノ入りあったか並太43番
かぎ針:7号針


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愛書家川柳

2011年01月17日 | そのほかの趣味

どうもどうも。
電子書籍端末のどれが自分に向いているか判断がつかず、
考慮条件としてはやっぱり中身の充実でしょうと各電子書籍ストアを覗くたび、
「検索条件に当てはまるものはありません」という素っ気ない結果に打ちひしがれる桜雪です。

各端末の電子書籍ストア。数多くの書籍を揃えていると宣伝していても、
まだまだボーイズラブと時代小説と官能小説とライトなベストセラー本ばかりだもんなあ。
これでは決めかねるのです。
部数の伸びない専門書とか、持ち運びが大変な図鑑とか、
復刊ドットコムでリクエストしたままどうにもならない絶版本とか、
電子書籍になってくれたら、きっと狂喜乱舞するのに…。
(あと、増刷しない雑誌のバックナンバーとか。
実は「クウネル」を収集しているのですが、
古本屋でのものすごい偶然の出会いに賭けているのですよ)

紙の本と電子書籍。それぞれに利点があるので、
どちらかにつぶされることなく、伸ばしあってほしい…。
愛書家の願いであります。
という訳で、この間思いついた、本にまつわる川柳。

<絶版に なっては困ると 買い急ぎ>

別に今すぐ読む訳じゃないんだけど…。
最近出版不況だから、売れ筋じゃないとすぐ入手困難になっちゃうから…。
などと、自分に言い訳してはとりあえずその本を買う。
そして積読…。手元にあるだけで安心してしまうんだよな。

<探しつつ 別の出会いに 流されて>

読みたい本リストを用意したからと言って、目移りしない訳ではない。
作者名や出版社を辿って行くうちに、新たな興味がわいて、
当初の予定とは全く違う本を買ってしまったり…。
まあ、予期しない遭遇から世界が広がることもあるし、とまた言い訳。

<貸した本 返せと言えず 買い直す>

読んでなくても返してほしいと言いそびれたまま月日がたち、
貸した相手とも疎遠になって今更どうすることもできないが、
それでも失われた本のことは忘れられなかったりするもの。
その悔しさから逃れるには、もう同じ本を買い直すしかない。勿体ないけど。

<古本屋 ベストセラーの 叩き売り>

売れた本ほど市場に流れるものとはいえ、
ブームが去った後、古本屋に同じ題名がずらりと並び、しかも100円だったりすると…。
過去の残骸を見ているようで、物悲しい気持ちになる。
まあ、定価で買えず断念した単行本も混ざっているので見逃せないのだが。

<顧みる 乱読の日々 悔いは無し>

“人生は短く、この本を読めばあの本は読めない”とラスキンも言っているのだから、
もっと系統立てて読書をするべきだったろうかと考えてみたが、
その時々の気分に応じた乱読でも、積み重なってきたものが自分の一部になっているはずである。
だから後悔なんてしない。これからも心の赴くままに、読む、読む、読む。


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土曜日、夫と久々にブックオフへ行きました。
本当は年末年始の出費や灯油代がたたって金欠だったのだけれど…。
目の前に掘り出し物があるのだから、誘惑に抗えないではないか!
他で節約しようと誓いつつ、数冊の本を選んだところ…
夫がマンガ本を何十冊も大人買いしておりました。
相変わらずあの思い切りの良さは真似できない…。


昆虫は好きですか

2011年01月14日 | 
口内炎が治らないのに、源氏パイを買ってしまった…。

つい…。

それは、この本を読んだものだから。
メンフクロウの顔をしみじみ思い浮かべながら食べたくなってしまって。

メレンゲが腐るほど旅したい メレ子の日本おでかけ日記 (P‐Vine Books)
メレ子
ブルース・インターアクションズ

“わさお”を全国に知らしめた、メレ子さんのブログを書籍化したものです。
独特の視点から撮られた写真が面白い。
単なる旅行エッセイとは言えない、ただならぬ物語。
王道をあえて行かないのが偉い!
ブログよりも大人しめに修正されているのが、ちょっと残念だけど…。
書き下ろしは嬉しいです。
読後、なんだかメレ子さんの昆虫愛に刺激されて、
以前録画した昆虫番組を観たりしています。
いつか続編とか出たらいいなあ。

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携帯版のsayukiの本棚を夫に見せたら、わたしがつけた星の数を次々と当てられた…。
何故?!
「夫婦だから」「数冊見てみて、大体傾向が分かった」って言われたけど、
そんな…分かりやすい人間なのか、わたしは。

やっつけ仕事

2011年01月13日 | 美味☆礼賛
先日、階段から落ちました。
二階全体を使った夫の本棚整理が終わったので、
フローリングワイパーで寝室を掃除したあと、
片手にそれを持って、階段を下りていたのです。
ちょうどバファリンを飲んで、ぼーっとしていたこともあり…
靴下がつるっと滑った拍子にバランスが崩れましてね。
お尻が三回ほどバウンドし、一階の床に着いたはずみでうつぶせに倒れました。
不幸中の幸いは、頭も顔もぶつけることがなく、軽い打ち身程度で済んだことです。
とはいえ、右肘とお尻にはあざができ、
何かに当たると、いたたた…と声が出ます。
これじゃ、寝返りも打てやしない。
無事を確認した夫からは、「(落ち方が)マンガみたい!」と笑われるし、
自分でも情けなくて恥ずかしい。
く、屈辱…。

そんなこんなでここ数日夜も寝つけず、
やる気ないんですけど!という状態でギリギリ家のことをしていましたが、
今日は夫が留守ということもあり、
買い物に出たついでにやけくそでラーメンを食べてしまいました。
しかし、実は口内炎も悪化させている状態で…。
冷蔵庫の野菜も古くなる一方だし…。
ちゃんと栄養のあるものを食べねば!

で、とりあえず色々作り置きしてみた。
上のカボチャのポタージュは裏ごし抜きで作るので、玉ねぎとカボチャがごろごろ。
むしろ野菜スープと呼んでほしい(開き直り)。

これは『クウネルvol.8』に掲載されていた伝言レシピの、
「切り干し大根のベーコン炒め」を発作的に食べたくなって作ったもの。

ごま油をあっという間に吸い込んだ切り干し大根…。
にんにくの風味に誘われて、何だかお酒が飲みたくなる。
(でも体調の悪い時はぐっと我慢しますよ、大人だから!)

切り干し大根が塩味系だから、
今回のもやしのナムルは醤油味ベースにしてみました。

これはこれで美味い。
一人じゃ多い気がした一袋のもやしも、ナムルにすれば簡単に消費できるもんだなあ。

この適当料理の写真を見て、
「カボチャのポタージュは裏ごしするもんだよ」とか、
「うちのママはもやしのひげ根を取っていたよ!」などと言いたいお方は、
お尻の痛い奥さんの気持ちを想像してください…。
目的は栄養摂取と食材消費です。
そのうえまあまあ美味けりゃ、小技は省いてもいいの。
疲れている時は大胆に食っとけ!です。


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冬の甲羅干し

2011年01月12日 | うちの亀

石油ストーブを使っていると部屋が暖かいのか、
秋口よりも頻繁にみどりが甲羅干しを楽しみます。
えっちらおっちら水槽内のレンガの上に登って、
やれやれ…と落ち着くのですが。
相変わらず、でかい。
そして綺麗な稜線を描く甲羅。
ガメラ…ガメラだ…。
(何かの音に驚いて水面に飛び込む姿は迫力があります)


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※暫定的に、ブログ紹介の「若奥様の」ところを「(自称)」にしておきました。
ふふふ…。これで数年は持つな。

淡いオレンジ色の花モチーフ

2011年01月09日 | handmade(編み物)
今日は夫が一念発起して自分の本棚の整理をしていますが、
2階一面がマンガ喫茶みたいになっております…。
ほこりに弱いわたしは、またしても居間でぬくぬくパソコン三昧。
夫が作業を放りだしたら、あとで掃除機かけてしまおう~。

さて、写真はしばらく前に編んだ花モチーフです。
以前友達に玉編みのスヌードを編んだのですが、
実は、好みの色を前もって聞いておきながら、
その通りの毛糸を入手できませんでした。
(「淡いオレンジ色」のはずが「渋いオレンジ色」のスヌードに…。
冬糸なせいか、その系統の色って見つけにくいですねえ)

それで、編んでしまってからようやく手芸店で巡り合った、
淡いオレンジ色のコットン糸でコサージュを編み、スヌードに添えてみた次第…。
その時二種類の花モチーフを編んでみたのですが、
こちらは使わなかった方です。
いずれ何かにしようと思いますが、今は箱にしまって保留中。

編み図:「かわいいかぎ針あみのこもの」(ブティック社)

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例の「カタツムリ粘液!」について。
検索かけてみたら、クリームとか石鹸とかが結構出ているんですね!
女子は永遠の美の探究者であるから、
この分では美容にいい!と銘打てば、きっといなごの佃煮とか蜂の子もむさぼり食うに違いない。
可愛い女の子のところに、何食べてるの?ごはん?と彼氏が近づいてみたら蜂の子だったり…。
(彼氏が)キャー!!ってなるねえ、と夫と話してました。

よく考えてみると、女には、彼氏に見せられない顔というものがある。
(あるベテランの女性芸能人などは、すっぴんを見せられない!とかつて語っていたし)
真冬の腹巻きやら、風呂場の脱毛やら、カーラー巻き巻きの寝姿やら、
寄せて上げての矯正下着装着場面やら、無表情にパックしている場面など、
舞台裏はトップシークレットと言っても過言ではない。
女が美容と健康のために日々どんなことをしているか…。
それは、謎のままにしておいたほうが良い時もある…。

とか言って、わたしなんかは夫の前でも、平気で気を抜いた姿をさらしているのですが。
夫婦だからっていうのもあるけれど、
姉妹がいる人って女に過大な幻想を抱いていないからとてもラクですよ。
一番繊細なのは男系家族で男子校に通っていたようなタイプじゃないかな。
例えば、一緒にテレビを見ていても、
「あのタレント、胸にシリコン入れてるよ。あの子のすっぴん写真は嘘」
などという、オンナならではの鋭い指摘に傷つきそうです。

長崎っぽいと個人的に思う風景

2011年01月08日 | お出かけの記録

昨日ドラッグストアで、フェイスマスクのあおり文句にびっくり仰天した桜雪です。
「驚異のカタツムリ粘液!」って。
いくらお肌に良くてもわたしには無理…。
しかし、美を追求する女性はそんなものにひるんでいる場合ではないのか?
口紅にカイガラムシの分泌物が使われていることを思えば、
初めの抵抗感が薄れてくるような気も…。うむむ。

それはさておき。
12月に長崎まで来てくれた友達御一家とお会いして、
その帰りにうろうろ長崎市内を彷徨った時の写真です。
上の写真は長崎市役所別館前の石のオブジェ。
くるくると水力で回っています。ちょっと不思議。

長崎市にいた頃には慣れてしまって当たり前のように見えたけど、
観光客気分で歩いてみると、
アレ、今住んでいるところはこういうのないよね、
と改めて気づかされたりします。

うまく撮れていないけど、こういう急な坂とか。

お店がななめ…?
長崎の坂では時々車がガタンとなって底がこすれたりするので、びびります。
すごい角度です。

こういう風景も長崎ならではと思う。

長崎歴史文化博物館前から撮影。家々の段々畑。
上のほうのお宅は見晴らしが良い代わりに、下るのが大変。階段がきつい。
急勾配の場所では、建物の入口が一階なのか地階なのか、
判断がつかない時があったりする。
そういえば昔、不動産屋さんに案内されたマンションなどは、山を削って作られていて、
通路を歩くと洞窟住宅のような光景が開かれていたのだった。
生活の場が一番その土地の魅力が出て面白いね。


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二度目の自己紹介文

2011年01月06日 | 自己紹介

久々に自己紹介文を書き直そうと思います。
うっかり過去記事を読むと、年々可愛げを失っていったことがよく分かりますが、
その変化もなんとなく面白いので旧自己紹介文は消しません。
そうよ、女は千変万化の万華鏡なの。いろんな顔を持っているのよ坊や(何のことだ)。


・桜雪(さゆき)

2006年1月17日にこのブログを開設。
その頃の初々しさと比べると、世間の荒波にもまれてちょっぴりビターな大人味になりました。
夫によるとぽっちゃり型らしい(その形容は認めん!)。

年齢は換算するのがもう面倒だから、西暦で言うと1976年生まれ。
知人の子供にオバチャンと呼ばれる覚悟はあるものの、
いざ呼ばれてみれば「オバチャンじゃないわよっ」と憤りそうなお年頃。
誕生日は9月11日で、その日が近づくたび何だかそわそわする。
(ググってみてください。我が家では、事件が起こる日と言われています)

これまで、福島→京都→福島→大分→長崎と住まいを転々としています。
夫とは大学時代に出会い、遠距離恋愛を経た後、2004年3月、
「宇宙戦艦ヤマト」の入場曲とゲストの笑い声に包まれながら華燭の典を挙げました。
性格は人見知りでマイペース。大人しそうですが実は毒があります。しかし悪さはしないので無害。
趣味は読書と手芸とDVD鑑賞。ストレスがたまった時ほど耽溺。

好きなものは可愛い動物と乙女な雑貨。
苦手なものは競争社会と複雑な人間関係。
笑いのツボは新喜劇風のベタなネタや、作り込まれたコント。
泣きのツボは現実。現実以上に辛いもんがあるかあっ!

お酒は東北産の純米の日本酒とエビスビールの金が好きで、
ヒジョーにお金がかかるので沢山は飲みません。
肴はナマコのポン酢かけとイカの塩辛と野菜スティックなどが好み。

ブクログのsayukiの本棚では所蔵本の、
sayukiのCD・DVD棚では音楽とDVDの感想を書いています。
最近「ニコッとタウン」にも登録しました。
あちらでもブログを書いたり、ぼそっとつぶやいたりしてます。
自分の面影もない可愛いアバターにコスプレさせて現実逃避。
(現在会員限定閲覧・コメント不可設定ですが、よかったら675284島を覗いてみてください)

夢は政界進出でも世界征服でもプリキュアでもなく、通訳付きのドイツ旅行です。
ビールとウィンナーで陽気に飲み騒ぎ、ノイシュヴァンシュタイン城に庶民の足を踏み入れ、
ジンギスカンのコンサートに行き、ジンギスカンのミュージックビデオを買い漁りたい。ウッ!ハッ!


<桜雪家の住人>

・夫

桜雪にこよなく愛されている男。
未だに腕枕を強要されている。しかし一緒の時間に寝ることだけは譲れない。

妻のボケに上手くつっこまないとなじられるが、
自らボケた時には冷たくスルーされる日常。
福岡生まれのくせに関西に絶大な憧れを持つ。

マイブームには必ず桜雪を巻き込み、日々オタ嫁に洗脳しようとする。
(例:「らんま1/2」とか「サクラ大戦」とか「ジンギスカン」のCDを就寝前に一通り聴かせる。
録画したアニソン番組を、反射的にコールが出てしまうほど、繰り返し繰り返し見せる)
噛み癖がある妻を矯正しようという意図で逆襲するようになったが、
今では時々、隙を狙って桜雪を頭からぱふっ(©寄生獣)
と飲みこもうとする宇宙人…という設定で怖がられている。

笑いのツボは新喜劇風のベタなネタ、音楽ネタ、下品にならない程度の下ネタなど。
泣きのツボは人情もの。最近は「忠臣蔵」と「トイレの神様」で感泣。
自宅で酒を飲むと、テレビもそっちのけで持論を語り出し、
気が済むと睡魔にあっさり身をゆだねる。
(ちなみに日常会話以外の夫婦間の話題は、政治経済と組織論と人間論等。侃々諤々熱血討論)

口癖は「わっかりましたー」「なるほどですね~」(公用)。
一方で日本語には厳しく、“みたいに”を“みたく”と言ったり、
“超うざーい”などとたるそうに喋ってみたりする妻を注意する。

物事の要点を的確にとらえることができ、いざとなると抜群の行動力を見せる。
常に前向きで自分に嘘をつかない姿勢は、家族(約一名)からもリスペクトされている。
(褒められている気がしないと言われるが…)


・カメ

夫が結婚前から飼っていたミシシッピーアカミミガメのオス。
突然意味不明の行動をとる能天気野郎。

人の指をメス亀と誤認して求愛行動を取るさまを激写してやろうと思ったら、
いつもはしゃいでいるのに、一瞬、カメラに警戒。

あら。誰の指でも反応するのに、結構賢いわね。

と感心したのもつかの間、長い爪をひらひらさせ始めた!

君は用心していたんじゃないのか?

彼は真冬の夜にレンガの上で日向ぼっこを始めたり、
同じ部屋にいる人の注意を引こうと水面を激しく叩いたりする
(腹が減っているのではない。傍に来て構ってほしいだけ)。
指を回して翻弄してやりながら、何が楽しいんだお前は、と人間は首を傾げるのだった。


・みどり

やはり夫の飼い亀だった、ミシシッピーアカミミガメのメス。
うちの可愛いお姫様(桜雪は当然女王様)。

やれやれ、オトコってしょうもないわね、みたいな悟り顔。
みどりは花より団子だから。

常に食欲旺盛。餌は亀の総合食ばかりですが、好物はささみと海老。
(うにゃうにゃした虫はごめん、甲斐性がないからあげられない…)

カメと同い年のはずですが、こんなに育ちました。

方向転換をする時、微妙に水槽の奥行きに引っかかっているような気がする。

普段の夫は飼育放棄状態ですが、代わりに桜雪が蝶よ花よと育てあげた。
餌をあげれば満足そうに平らげ、水替えをするたびに素直に喜ぶ愛らしさ。
カメのように、人影を見れば飛びつく勢いの懐き具合ではなく、
呼びかければそーっと近づいてくる奥ゆかしさ。どうだ!ヤマトナデシコだろう!
(夫が付けた不名誉なあだ名は『ジャイ子』)


それから、我が家では他に、正直者は見ることができない小人がたまに現れます。
(例:「もうっ!こんなに散らかしたの誰よっ」「それはね、きっと小人の仕業だよ~」
「あっ、俺が楽しみにしていたお菓子がない…」「小人がね、食べてたよ。美味しかったって!」)
小人は散らかし屋で盗み食いが好きで、まれに働き者です。大事にすることにしましょう。


ブログを始めてからもうすぐ丸5年になります。
辛抱強く読んで下さった皆様、辛抱強くネタになって下さった皆様、ありがとうございました。
ゆるゆる更新していきますので、これからもよろしくお願いします!
え、自己紹介文より、ブログ概要の「若奥様の読みまくりな日常」を書き直せって?特に若奥様の辺り?(幻聴?)
いやいや、それで覚えてくださった方が次から検索しにくくなっちゃうじゃないですか。
(実際にわたしは見たの!友が『本棚7個 若奥様』でググってくれた場面を!)
もし、もっと効果的なアオリ文句がありましたら、どなたか教えてください。


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密室タクシー

2011年01月05日 | 日々のこと

多くの方々が今日から仕事始めですね。
これといった区切りのない生活をしておりますが、
昨日まではいつも以上に惰眠をむさぼり、いつも以上に元気に酒を飲んでいた桜雪です。
夫に高菜チャーハンを作ってもらったり、
丸のままのグロい赤ナマコをさばいてもらってほぼ独占で食べたりと、
猫をかぶらずに我儘放題を通したので、大変すがすがしい気分。
お互いの実家に帰省していたら、まあ、こうはいかない。
自分たちの家に戻った途端に3日ほど寝込みます。
猫って重いのよ。

それはともかく、この間のプチ恐怖体験について語りたいと思います…。
先日、ほとんど何も異常がないことを証明しに行ったような病院の帰り。
辺りは真っ暗だし、街灯も少ないし、念のためにタクシーを呼んだのです。
やって来たのは、随分しばらくぶりに遭遇した女性運転手さんでした。
大変優しい声で「大丈夫ですか?寒くないですか?」と聞いて下さったあと、
車を年末の混んだ道路に乗り入れました。

やっぱり渋滞だなあ…と窓から外を眺めながら思っていると、
タクシーでおなじみの無線の音が聞こえたのです。
女性運転手さん、低い声で所在地を答えます。
ひく…低い。何かしら。怒っているの…?
無線がどこかしこに向かうように指示したところ、
渋滞なんで行けませんよっ!的な、超不機嫌発言をする女性運転手さん…。
こわい!接客時と落差がありすぎな声なんですけど!
裏表使い分けるのは分かるけど、後ろに客がいることを忘れてません??
混んでる時にわたくしごときがタクシー頼んですみませんな気分なんですけど…。

その後は、「渋滞で進まなくてごめんなさいねえ」とか、
「お体大丈夫ですか?」とか丁寧に言われても、
あまりに豹変した態度に怯えてしまい、
(降ーろーしーてー!!歩いて帰りますから、もう勘弁して!)
と心の中で叫んでいたわたくしなのでありました。
タクはいったん乗ったら、容易に逃げられないから怖いね…。
妙にへりくだった様子で道を説明して、そそくさと逃げるように降りたのでした。

あー、すごかった。
今まで無愛想な運転手さんや、話好きな運転手さんなど、
色々なキャラに遭遇したけど、あそこまで露骨に裏表あるのは初めてだなあ。
まるで柳原可奈子ちゃんのネタみたいでした。
客に全然裏の顔を隠さないのが、どビックリ。
あの方の猫は、じっと大人しくかぶられていないで、
時々発作的に飛び降りるんでしょうな。


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