tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

床の間にも春爛漫を・・・

2015-04-03 18:30:12 | 茶の湯
4月3日(金)
朝のお天気はどこへやら、夕方からは雲が広がり始め雨になりそうです。
今日は自宅でのお稽古でした。

      

   軸

「花開天下春」を掛け、床の間も春爛漫をという事で、咲き乱れております桜を思い描きながらお稽古に励んで頂きたいと思っております。
この軸は、どなたが見ても春を思わない方はいないでしょう。

それほど分かり易く読みやすい軸も珍しいと思います。

   

   床の間

朝花を探しに庭に出ると、庭の隅に植えてある、黒椿が争うように咲いておりました。
例年ですと、後1週間ほど遅く咲き始めますが、今年は何だか異常に早いように感じております。

9月半ばから咲き出す、西王母椿から次々に咲いては楽しませてくれた椿も、最終段階になって参りました。
この黒椿の後に、もう一種類椿が咲き始めます。

「淀の朝日」という品種ですが、今でも蕾が硬く、二十日過ぎには咲き出すかも知れません。
この椿が咲きますと、直ぐに風炉の季節になります。

お稽古の合間に、初風炉の話がチラホラ出始めております。

   

   花

今日の花は、キブシと黒椿です。
キブシは、知人が山からの帰りに採って来てくれたもので、まだ蕾が硬い状態で持って来てくれましたが、今日が丁度良い具合に蕾が開き始めました。

椿の時期ももうすぐ終わりです。
順序よく咲くように種類を厳選して、狭い庭に折重なるように植えてありますが、時には一緒に咲き始めたり、順序が逆になったりと、思うようには参りませんが、これも自然の木の事ですので、咲いた花から順に使っております。

今日は、軸が大きい分だけ花が寂しかったかな・・・
コメント
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