それでは、連載第25回目は、DD51 610をお届けします。
現存するDD51で、3つ目の若番機は、三笠鉄道村の保存機となっています(写真)。
DD51の軸配置はDD13のB-Bから、中間台車の入ったB-2-B配置です。この中間台車の空気バネの圧力で、軸重を調整可能、また起動時には動台車に重量がかかるよう自動的に調整可能です。
故に傑作となり、四国以外の全国で見られる機関車となっています。
他の機会での撮影(写真)。赤い塗色とディーゼル煙から、SLファンからは「赤豚」と呼ばれていたようですが、動力近代化の旗持ちもありました。
他日の撮影(写真)。大型機ですが、入換機のような凸型なのがイマイチ、と言う人もいます。やはり、箱形であったほうが見た目は良かったのでしょうが、構造としてはこれが合理的ではあります。
それでは、次回をお楽しみに。